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ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

お百姓さんのボランティア

2016-11-30 06:00:00 | 雑感

20161129

この日は、ボランティアに出掛ける日です。出掛ける先は見出し画像の市立中央図書館

そうです、目の不自由な方々のためになればと”音訳ボランティア”というものを4月から始めています。会社勤務時代にはほとんど実情を知らなかった視覚障がい者の問題に接する機会があり、やり始めています。

定例の活動は、市が毎月出している「広報かけがわ」という広報紙があります。これを視覚障害を持つ利用者のために、声に出してCDに録音して、お届けしています。

29日はほとんどフルでボランティア活動でしたので畑に出る時間はありません。農業やたんじゅんの話題を期待する方には恐縮ですが、畑ネタもこの日は特になかったことから、開き直ってこの日は私がいつも作成しているブログを更新していますのでそちらを紹介してこの日のブログにいたします。

翌日は、また中の畑に参りますので、また作業をしながら画像撮影をしてきます。

 

音訳ボランティア 「サークル声」のブログはこちら

私がこのブログと並行して作成しているブログでもあるので、ちょっとニュアンスが似ていると思われるかもしれません。


小雪 第59候 朔風払葉

2016-11-29 06:00:00 | 季節・暦

20161129

24節季  ;小雪  11月22日 ~ 12月 6日

先日は東京でも観測史上初となる11月積雪があり、マスコミもビックリしての報道ばかりでしたね。遠くの山ばかりではなく、いよいよ里にも、都心にも雪が降り、本格的な冬になってきました。

小雪とは、雪が降り始める頃、まさに先日の雪の頃ですね。温暖化の影響かここしばらくは暖かい年が続いていたようですが、この二十四節気からすると決して珍しくはなく雪がチラチラする日が出てくる頃だということのようです。まだ雪が積もるほどには降らない事から「小雪」と云っていたようです。以前は雪がチラつく頃になると、お世話になった方にお歳暮の準備をする時期になったといったそうです。お歳暮も最近では本当に少なくなってきましたね。

72候   ;朔風払葉(きたかぜ このはをはらう) 11月27日 ~ 12月 1日

朔風は冬の北風の事をいいます。というのも、「朔(さく)」という字は、「最初から始まる」「元へ帰る」という意味があるため、「北」の方角からの風を朔風と云われたという説があるようです。紅葉も終わりとなり、葉が北風により舞い落ちる時期のことを云うのでしょう。地面いっぱいに広がる落ち葉と、葉を落とした木々は冬の景色の象徴であり、季節の移り変わりが感じられます。

当地、静岡・掛川はもちろん雪は降らず、積雪も当然ありません。先日の雪、同じ県内では御殿場方面で積雪があったようです。しかし、あの日を境にして、風向きが明らかに変わりました。それまでは東から南東の風が普通でしたが、あの日を境に西から北風に変わりました。冬の強い西風を「遠州のからっ風」といい、当地では冬の風景です。学校の帰りに西からの向かい風の中を家路を急ぐシーンが子供の頃の「冬のイメージ」でした。

落ち葉が敷き詰められた公園、風の静かな日に公園の隅で「落ち葉焚き」をしている。煙は静かにまっすぐ上に昇り、焼いている芋を転がしながら、時間がゆっくり流れていく。いいですね~

昔はこんな風景もありましたが、公園は勿論、歩道に落ち葉が散らばっているだけで、市役所に電話をして片付けさせる住民もいるそうです。何だかなあ~


たんじゅんさんの交流会

2016-11-27 06:00:00 | 雑感

20161126

午前10時前、たんじゅん農法を初めて2年というMさんの畑に参加メンバーが集まってきた。ここは掛川市大渕、掛川駅から南へ16km(車で約30分の距離)ほど、遠州灘海岸にほど近い場所である。予定時刻に集合したのは約20名、静岡県内 浜松市から藤枝市までのエリア内の方々だったと思う。女性の参加も結構多かったように思われる。

Mさんの畑を彼の案内で巡回。昨年夏、近所で同じ作物を栽培する人から教えを受け、今年は彼なりに、精一杯マンジョッカ栽培に取り組んだ。すると長くマンジョッカを栽培していた人もビックリするくらいの出来だったという。マンジョッカ芋は太いものは二の腕ほどの太さのいもになり、更にたんじゅん農が故の柔らかい畑の土だからこそ、株をユサユサすることで太い芋を数本もつけた株が抜けてしまうのにはビックリする。

すでに今年のマンジョッカ収穫は数日前に終了し、芋の収穫量は1トンほどになったという。

このマンジョッカ芋、ブラジルの人たちにはなじみの深い芋だということで、ブラジルから来ている日系ブラジル人を中心に食べられるという。この場所周辺にも日系ブラジル人が多いので街道沿いにある畑の脇で無人販売店を出している。この芋、実はあまり日持ちがしないといい、そのために収穫から消費まで時間がかかるあまり、日本人の中では知る人は多くないらしい。そのため付近のブラジル人にもアピールしようと大きな看板代わりに水を搬送するタンクをポルトガル語の看板にしている。何とも味がある看板だ。

マンジョッカは1kg800円で販売しているようだ。もし収穫した1トンもの芋をこの価格で販売したなら80万円。Oh!!Grosso!

今年の収入だけでは、マンジョッカ御殿はちょっと夢のまま来年へ持ち越しかもしれない(笑)。

 

ダイコン・オクラ・チンゲン菜などの畑をMさんの説明を聞きながら見て回る。見出し画像は、白菜とキャベツが植えられているエリアで話を聞く参加者たち。

ここでは1本の1m50cm程の支柱をズブズブと畑に突き刺すと、支柱は見事に潜ってしまう。少なくとも畑の中(土の中)は1m50cm以上は団粒化して微生物群はいい比率で共存というか棲み分けしていると思われる。

ここでオヤッと注目したのは、足元のキャベツとハクサイだ。上の画像手前はキャベツで奥の緑が濃いのがハクサイだ。ハクサイは巻き始めているがキャベツは虫の害が見られる。しかし同じ畑のすぐ隣にあるハクサイには虫の食害が見られない。

下はキャベツの葉。よく見ていただくとアオムシ3兄弟が並んでキャベツを食べているのが見受けられます。キャベツの葉ではないと見えるほど食害され見違えています。

しかしハクサイはしっかり成長している。球も巻き始め締まっている。

この同じアブラナ科が並んで植えられている。すぐ隣り同士なのに、片方が食べ放題に食害に遭い、片方は虫の様子は見られない。なぜだろう。下の画像、右がハクサイ、左がキャベツだ。

この辺りの事情をSさんの仮説を聞くと、まだキャベツの苗が届く、地表から深いところには、腐敗部分があり嫌気性菌が大部分を占めているのだろうと。

1時間半ほど畑を巡回した後、借用手続きをしてあった地区公民館に移動。もうお昼になることから、食事をとりながら、Sさんの講義が始まった。Sさんは食事をせずに話を進める。参加者から質問項目を挙げてもらいそれに沿って話を進める形だ。

支柱が1m以上もスルスルと入る土の中はどうなっているのか。

竹チップと竹パウダー、畑に入れる場合の使い分け方法は。

廃菌床を入手できない場合、どうすればいいのか。

水を抜くための溝掘りについて   等々。

参加者は「仮説だから信じるな」とか言われながら、なんとか自分の常識と照らし合わせながらSさんの話を聞いたのでした。

14時目途に終了しましたが、解散後も多くの参加者が残り、さらに1時間ほど個別の質疑応答時間となりました。参加者も質問を投げかけて、更に詳しく考え方を教えてもらおうという意欲を感じました。

以上、報告はワイワイファームでした。


ソラマメ・絹サヤの定植

2016-11-26 06:00:00 | 果菜類

20161125

自宅で育苗中だったソラマメ・絹サヤエンドウが植付け時期かと思われたので、この日植え付けることにしました。

中の畑に出向くと、Sさんが予てより云っていた畑に空気を入れるためのサブソイラー。なかなかヤフオクにも適当なものがないこともあり、町の発明家に相談したところがやってみようということでいろいろ手を尽くしてくれていました。その試作品ができたということで試運転を始めるところでした。ちょっと様子を見ていたのですが、どうも深く入っていかないようです。そのうち声がかかり、もう少し重石を載せてみたいから、載ってくれないかということでした。サブソイラーが深く畑に入るようにその上に90kgの巨体を載せましたがちょっとでした。塗装も済ませてかっこいいサブソイラーのはずでしたが、やり直しということでしたので今回は画像掲載見送りです。

さて試運転を終えてサブソイラーが戻った後、ソラマメ・絹サヤエンドウの定植を行いました。この苗は種まきしたのが11月12日でした。下の画像はソラマメの播種。

11月18日にはソラマメも絹サヤも発芽が揃ってきました。この頃から徒長防止を意識して、屋外に出して外気の中で水遣りなど世話していきました。

本日定植前の苗たちの様子です。左側にソラマメが、右には絹サヤエンドウが植え時になっています。

すでに直播き、点播きのスナップエンドウが芽を出している西エリア畝7の隣にこれらの苗を植え付けました。畝の東列にはスナップエンドウがあります。その西側に1列ソラマメと絹サヤを植え付けました。

畝7の西1列、南側から株間60cmでソラマメを10株。同じ西列の北側に絹サヤエンドウを株間30cmで10株植え付けました。合わせて20株になります。まだまだソラマメは苗が小さいことからこんな状態です。

下の画像は南側から植え付けたソラマメ。支柱でマーキングしています。右側(東側)にあるのが判りますでしょうか、スナップエンドウが見えるでしょうか。

ソラマメの北側に、絹サヤエンドウが10株あります。

併せて、スナップエンドウに欠株が2か所あったので、2株を補植も一緒に行いました。

この記事がアップされる26日は、近くのたんじゅんさん(炭素循環農法で畑やっている方)が集まって情報交換を行う交流会が午前10時から行われます。その内容については翌日掲載させていただく予定です。


更にハウスのトマト現状

2016-11-25 10:05:07 | 果菜類

20161122-3

このあたりの記述は、たんじゅんとはあまり関係が無いのですがその流れでいきますが。

トマトも夏のこぼれ種から芽を出したものです。今はダイコンの畝になってしまった西エリア畝9に、この夏はミニトマトと中玉トマトが実を付けていたのです。この畝にダイコンの葉が広がり始めた頃にトマトの芽が出てきたのです。

露地でもまだ温かい時期でしたので、トマトは結構生長しました。なかでも大きく伸びていた苗を選び、ハウス内に移植しました。

そのトマトはいまハウスの中でこういう状態になっているのです。

どこまで生長するのかを見守っている状態です。トマトは支柱が無いために地這い状態です。そろそろ支柱を立てないとトマトが可哀そうにも思われます。

そこでこの日、支柱誘引と整枝(脇芽欠き)の作業をしました。

 4本の支柱を立てそこにトマトの蔓を誘引しました。もちろん親蔓を誘引しいて支柱に固定し、ずっと伸びてしまっている脇芽を切除しています。もう少し早く芽欠きをすればよかったなあとは反省の弁。

キュウリのようには実をつけたりしていませんが、花がみられる株もあります。今後が楽しみです。