20180227
新しい畑での地温測定で失敗したので、26日・27日にリベンジ、こまめに温度計を確認できる自宅脇の畑で地温計測を始めました。
地温(地中温度)の傾向を見るのには、こまめな定点観測がどうしても必要です。手元の温度計ではメモリをリセットしてから後の最高最低温度が記録できるだけでは当然無理です。温度の確認は1時間毎としました。
26日10時から、翌27日の20時まで、夜寝ている時間帯は観測していませんがそれ以外は毎時温度を確認・記録しました。26日は畑で作業をしながらでしたので大丈夫でしたが、27日は一日ボランティアの活動日だったために助っ人の応援を頼みました。見出し画像はその記録をグラフにしたものです。グラフの左の山が26日の日中、中央部のグラフが途切れている部分は夜間で、途切れているのは寝ていて温度計を観測できていない時間帯です。右は翌日27日の温度です。
グラフ凡例(折れ線グラフの色分け);地中温度・簡易百葉箱気温・自宅屋外気温・アメダス気温
簡易百葉箱気温は下の画像のように前回と同じ形で畑の中に設置した温度計の値です。また地中温度 は下の画像で右下の黒いシートを被せた下、畑に15cm程の深さでセンサーを埋めました。
グラフを見ていただけると、簡易百葉箱気温・自宅屋外気温はほぼ連動しているのがお判りいただけるでしょうか。同じような温度グラフとなったことは簡易百葉箱が一定機能していることが証明できているのかと思います。
二つの温度計は7~80m程離れていますが、簡易百葉箱は畑の中に、屋外温度計は自宅で洗濯物を干すウッドデッキ(下の画像;高さ2m、屋根で直射日光は遮っている)にあります。畑の簡易百葉箱は陽射しは直接当たるのですが牛乳パックで覆われています。26日(左の山)15時頃の簡易百葉箱気温の乖離は全体的に曇がちの天気の中で陽射しがさして温度が上がったためと思われます。
またアメダスは最寄の気温測定アメダス(菊川牧之原)地点は当地より10km東にある。
自分でも驚いたのは、地中温度はとても滑らかな温度変化を示しており、想像以上に温度変化が小さかったこと、更に2日ともピークは夕方の17時前後であること。この2日間では、最高温度が27日(右の山)の16:27に9.5℃であり、最低は27日朝8:15の7.1℃。その差は2.4℃。
しかし百葉箱気温の最高気温は26日12:32の19.8℃、最低は27日早朝5:20の0.1℃、その差は19.7℃。
26日(見出しグラフの左半分)はこちらので。
27日(右半分)はこちらで確認する事ができます。