20190209
この日の朝日新聞朝刊にサプリメントの記事が掲載されていた。この記事を読みながらサプリメントについて化学肥料の受止め方とある意味同じような印象を受けたので雑感として書かせていただく。
新聞での要旨は以下の通り
食事とは、味や香りを楽しんで美味しく食べることである。栄養や機能などが注目され偏ってしまうのは如何なものだろうか。時代により食事へのニーズが変わっている。1950年代までは生きていくための必要なカロリーや栄養素を揃えることが求められた。60年代は高度経済成長期であり、食事は栄養だけではなく、味や香りについて更にはインスタント食品などの開発が進んだ。80年代は飽食偏食の時代となり、健康志向から機能性食品に注目が集まった。90年代半ばにサプリメントが登場、以後市場を拡大している。ここでは外圧による規制緩和でそれまでは医薬品に限られていた錠剤やカプセルでの販売が食品(健康食品)でも販売できるようになった。サプリとは足りない栄養素を少しずつ補う食品であるのに、食事替わりに使ったり薬のような効果を期待するのは禁物。サプリの摂取方法は消費者の判断によるものであるが、過剰摂取になったりサプリ間、処方薬との飲み合わせの副作用についても情報をよく集め賢い選択が必要だ。サプリという選択もあるが、食事は主食・主菜・副菜を基本にしたバランスの取れた内容が大切だ。
この記事は私の要約であり、必要に応じて新聞記事を確認いただきたい。
私は上の記事を読んで、野菜栽培と化学肥料の関係を思い起こしたのです。それ育て!さあ大きくなれ!とばかりに窒素だ、リン酸だ、カリだと化学肥料を畑に投入する栽培方法。そういった栽培者の都合だけではなく、じっくりゆっくりと良い畑の環境で伸び伸び育つ野菜の味わい深さを体験してほしいものだと思うのです。またそういった野菜へのニーズが高まって欲しいものだとも思います。
おことわり
10日・11日・12日と町内会役員の研修で不在となる為、3日間ほどブログの更新をお休みいたします。よろしくお願いいたします。