20150730
今日の空 ;この日もとても暑い日が続く。日差しはとても強いのだが何か霞が出ており、いつもハッキリ見える地元の粟ケ岳という山も霞んでしまってよく見えない。まさに「土潤って蒸し暑し」という今の72候にピッタリの夏の日だ。いわゆる地面に陽炎が立つような暑さです。
この日はラッカセイとじっくり付き合うことにした。今は敷き草をしているラッカセイだが敷き草をかき分けて出てきた草に責められて圧迫されている株もある。そのためまず最初に草取りから行う。ひどいものになるとラッカセイの株を取り囲み枝葉が横に展開できないように覆ってしまっている。草の根や茎をたどりながら抜根すると草のすぐ隣のラッカセイにも影響が出そうで地際でハサミでカットする。そんな手間をかけて除草を進める。
すると次は花から地面に子房柄が落ちていく土が固いので土をほぐす作業を行う。その際に慣行農業では石灰をまくところだが、自然農なので草木灰をまこうとした。しかし手元に在庫がないことから籾殻燻炭を株元に散布した。ゆるやかにアルカリに傾いてくれるとありがたいのだが。除草後はスッキリとしてきれいに元気にも見えるのが不思議だ。
こうしてラッカセイの株を一つずつ世話をしていると時々「あれっ」と思う株に出くわす。他の株に比べると葉の色が薄いというか黄色系が強いというかこういった窒素分不足か何かストレスがあるのか色が今一つ冴えない。気になるがもう少し様子を見ることに。
いろいろ不思議な現象に驚かされる。更に経験を積みたいものだ。