ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

中の畑の土づくり(続き)

2016-07-31 18:00:00 | たんじゅん 中の畑

20160731

2日前の29日、Sさんと竹チップを搬入して、中の畑の蕎麦エリアに撒きました。30日はB畑の草刈りに時間とエネルギーを割かれ、中の畑には立ち寄ることもできませんでした。そのこともありこの日は朝7時から畑へ。Sさんの作業も遅れていたようで29日のままでした。

29日降ろした竹チップの他に菌床を混ぜてトラクターで耕起したのは蕎麦エリアの1/2弱というところでしょうか。残り半分がまだ太陽熱処理の準備ができていません。Sさんは翌日夜から少し雨が降るという天気予報をあてにしているようでもある。太陽熱処理のシートをかぶせるタイミング判断がなかなか難しいのです。下の画像は竹チップのみ入れてある蕎麦エリア、ここに翌日までに菌床を入れトラクターで耕起して明日夜からの雨を期待して、明後日に透明シートでこの部分を覆う算段をしているようだ。

この日の作業予定はニンジンエリアTPキャベツ断念エリアの菌床・もみ殻を入れての耕起、

もみ殻と菌床は29日に投入済み。

残るのは耕起だが、この幅ではトラクターを入れるのは困難として、三本鍬で入れた資材と畝表面の土を混ぜる・和えるようにかき混ぜたのですが、10時過ぎに来たSさんは「混ぜ方が足りない。管理機で混ぜてみるか」と言うなり、機材を取りに自宅に向かっていました。

この日朝、中の畑を見学する方が一人、Kさん。前日から城さん宅に宿泊。朝畑でお会いしたのだが、驚くことに私と同じ会社にお互い勤めていた者同士、全くの他人とも思えない親近感がある。二人とも会社を引いてはいるが、OB・OGがSさんの縁で中の畑でお目にかかる偶然に縁のようなものを感じたものでした。

さてSさんが用意してくれた管理機でニンジン畝・キャベツ断念畝を耕起しました。Sさん曰く、特にニンジン畝は太陽熱処理をしなくても作物はできるかも。土自体が柔らかくカチカチの蕎麦エリアとは全く土が違う。一応、畑を耕起し降るかどうか雨を待つことに。

耕起作業後のニンジン畑

同じく、キャベツ断念畑

もう一つの作業予定、畑の除草

この畝は除草作業途中までで終わっていません。

途中で作業が頓挫してしまっています。一両日で片付けてしまいたいと思います。


蕎麦エリアの再生へ

2016-07-29 23:00:00 | たんじゅん 中の畑

20160729

この日は7時過ぎに畑に到着するとすでにSさんは軽トラ荷台から農具など降ろしている。早朝から意気込みを感じる。

簡単な1日の作業打合せ、段取り相談である。以前貰った竹チップを畑の不足しているエリアに入れて、菌床と一緒に蕎麦エリア再生の作業を進めること。別にウリを植付けた畝で生育が良くないウリを断念。ここで別の作物をやってみる、その準備だ。

まず竹チップを貰いに行くことに。

畑から南へ17kmあるが軽トラでSさんと行きは快適だ。しかし竹チップを満載すると軽トラが沈む。後ろに付いた車に遠慮しながらこの距離を吹かし気味にとばしてくるのは少々気を遣う。

チップの場所につくとSさん曰く、「イノシシがミミズを掘った跡だなあ」。以前竹チップが置かれていたであろう場所を中心に土表面を掘り漁っている。イノシシはミミズの臭いでも分かるのだろうかと思う。イノシシが荒らした付近を掘り返したSさんが「こんな大きなミミズがいる」とこの方もミミズの臭いが分かるのかもしれない。具体的にイノシシ活動跡を目の当たりにしたのは初めてだ。作業前に思わずシャッター、パチリ。

軽トラに半分以上載せた時点で休憩。このあたりのチップの方が蕎麦エリア再生のためには有効かなと休憩中もチップを物色するSさん。竹の笹部分が多くなるとC/N比が少なくなるので微生物の餌としては食べ甲斐がないというか、すぐに食べてしまうのだそうだ。充分に微生物には働いてもらわないといけないので、こっちの方のチップのほうがいいかと比べているのだ。ご覧のように山の斜面に竹チップが山積みされているが竹林だった場所で竹を伐採し、チップに破砕しては斜面を広げ個人が公園のようにするのだそうだ。使い道のない竹チップをどうにかしたいという思いとSさんの微生物の餌探しの話がうまくかみ合ってのことだ。

チップを詰め込んでの帰り道、大粒の雨の降られる。曇っていたが、所々に黒い雲がみられる不安定な天気の日だった。

畑に帰ると、軽トラを蕎麦エリアに乗り入れて、チップを撒く作業。すでに満載チップの半分ほどを蕎麦エリアに降ろした軽トラの状態。

蕎麦エリアには軽トラ満載2杯の竹チップを撒き、菌床は軽トラ荷台で10杯を入れたことになる。

この日このあと行った作業

蕎麦エリア、トラクターで菌床・竹チップを撒いた蕎麦エリアを軽くかき混ぜる(和える)

蕎麦エリア、透明シートでそのエリアを覆う(太陽熱処理)

ウリ畝で残渣処分

ウリ畝、菌床を厚めに撒く

ウリ畝、もみ殻をこれも厚めに撒く

ウリ畝、透明シートで覆う

 

残している作業(一両日で行う予定)

ウリの畝の表面を菌床・もみ殻・表面土を混ぜる

サツマイモ畝に菌床を入れる

こんなところでしょうか。

 


たんじゅんの田圃 穂がつく直前

2016-07-28 20:20:18 | たんじゅん法

20160725

28日は畑に出られない日だったので、25日の空とその日に見聞きした内容について報告です。

25日は曇。翌日は雨だというのでいろいろ雨の前に済ませておきたいことがたくさんある。中の畑仕切り直しのためSさんと共同作業です。畑に行く前にと田圃を案内してくださった、

前年は8月1日に穂が出たのだそうだ。穂の様子を見せたいと言ってくれたので一緒に田圃に。Sさん曰く、「穂が出る前、稲はツワリ状態になる」。何を言うのかと思ったのだが、話を聞くとなるほどと思える。下の画像は間もなく外に出てくるぞと言わんばかりの稲の穂部分。

稲は、稲の実「穂」をつけ始めるにあたり、株全体にある養分を集中させるために の色が緑から少し黄色に色合いが変化するのだそうだ。畑でいえば肥切れ状態というような感じでしょうか

今頃がちょうど穂が出る前で、ツワリ状態だそうだ。画像を見てお判り頂けるだろうか。穂が出てしまってから比べるほうがいいかもしれないが、少し黄色に色合いが振れているようだ。下の画像は下の角あたりが少し色が濃く出ているように見えませんか。

草刈りの際に、土手から草が田圃に入ってしまったり、落ちてしまったあたりは、稲の色が少し濃い。(上の画像)言われればなるほどと思われたのですが、ツワリ状態のように見える田圃の真ん中などに比べ、田圃の土手沿いなどは少しそんな感じがあった。どうも画像ではうまく識別できないでしょうか。

この春からSさんの管理でたんじゅんで始めた田んぼにはアオミドロが畦道の脇に見受けられる。従来からたんじゅんでやっている田圃と今年初めての田圃が並んでいる。違いはこの通りだと言わんばかりに。私たちに田圃や稲が教えてくれている。


ニンジン 一部発芽!

2016-07-27 21:00:00 | 根菜類

20160727

今日の空 ;未明までの雨が畑の様子を一変させました。当地は7月に入って9日に60mm程のまとまった雨があっただけで、それ以外は全く雨がありませんでした。前夜遅くから未明にかけて36mm(最寄アメダスデータ)の雨がありました。会う方々は皆さん「恵みの雨」と同じ表現で挨拶します。

またニンジンが発芽しないとボヤいていたニンジンに恵みの雨が効いたのか、芽が出たものが散見されるようになりました。というか一部で芽が出た程度です。

グッと目線を下げて撮影しましたので、廃菌床だらけのような画像ですが、チョロチョロっとニンジン発芽が見られます。師匠のSさんからはよく土を固めて、種をまいたら薄目に覆土してさらにきちっと鎮圧、とクチスッパでまた指摘されていました。

ニンジンの種は土と密着させるというコツを何度も聞いていたのですが、「しっかり鎮圧」の程度がまだ足りないのかと自省していたところです。しかし画像ご覧のように、生え揃ったというより気まぐれのいくつかが芽を出した程度です。

幸い雨が降ったばかりですので、教えられたように発芽チャレンジを再度やってみましょう。恥ずかしながら家庭菜園のさらに前の段階のようです。しかし失敗を繰り返して聞いたコツも自分のものになるものでしょうから、さあもう一度。


中の畑;仕切り直しへ

2016-07-26 06:00:00 | たんじゅん 中の畑

20160725

この日、2本目のUPです。

中の畑、特にソバを播いても思うように生育できなかった畑のそのエリアについて、Sさんと相談のうえで竹チップを入れました。先日二人でチップをいただき、軽トラに満載して帰ってきたのでした。それをソバ栽培のエリア中心に散布しました。ソバの生育が特に悪かった部分には厚めにチップを撒きました。さらに廃菌床を今後入れる予定で、その後でトラクターで表面の土と軽く混ぜる計画でいます。

 上が、竹チップ散布前、下が散布後の状況です。

水はけの改善が進まず、ソバも生育できない畑の土壌改造のやり直しです。