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ヒルトン東京🙂😐😐かつて「ヒルトンホテル学校」といわれホテル業界に多くのホテルマンを輩出した外資系のホテル

2020-07-03 16:28:09 | 宿泊施設


JR「新宿駅」から歩くには少し距離があるが、「京王百貨店」新宿店横から20分間隔で運行されているシャトルバスで約5分の「新宿区西新宿6丁目」に、「ヒルトン東京(Hilton Tokyo)」がある。
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「東京急行電鉄」(現在の「東急電鉄」)との合弁で、「東京オリンピック」前年の1963(昭和38)年に、「千代田区永田町」で我が国初の外資系ホテル「東京ヒルトンホテル」として開業、1966(昭和41)年には「(ビートルズ)」初来日時の宿舎となったことでも知られている。
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同ホテルは、1984(昭和59)年から「キャピトル東急ホテル」(現在の「ザ・キャピトルホテル東急」)となり、一方のヒルトンは完全外資「Tokyo HILTON International(東京ヒルトンインターナショナル)」(現在の「ヒルトン東京」)を現在地「新宿国際ビルディング」内に開業したという。
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かつて「ヒルトンホテル学校」といわれ、卒業生としてホテル業界に多くのホテルマンを輩出したスタッフの育成は、利用者に寄り添ってその思いに響く接客をする美点として受け継がれ、故に多少不便なロケーションでも積極的に選ぶ理由となっていた。
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その後、ビュッフェスタイルの朝食などでも品目の減少や食材などにコストカットを感じさせる傾向が生まれたが、現在は再びサービス品質の練り直しを進めていることが伝わって来る。ただ、例えばフロントスタッフの対応力の高さも個人差が大きく、必ずしも全スタッフにあてはまるサービス品質ではないので、より心地よい滞在が得られるか否かは、運によることなのかも知れない。
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部屋は多少狭いが無彩色のインテリアで印象よくまとまっており、ハウスキーピングもきちんとしている。
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ここでも東アジアからの利用者が増えたことで、朝食ビュッフェで提供される料理品目の組み合わせに変化が生じているが、やむを得ないことではあるのだろう。ただ、雑然とした会場で、落ち着きなく朝食を摂ることにならざるを得ない状況は残念だと言える。
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なお地下駐車場は、使いやすい構造になっているので、自家用車の利用にはお勧めだ。