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京王プラザホテル🙂😐😐新宿超高層ビル群第1号で1971(昭和46)年に開業した京王電鉄グループのホテル

2020-07-02 19:52:40 | 宿泊施設

JR「新宿駅」西口から徒歩約5分の「京王プラザホテル(KEIO PLAZA HOTEL TOKYO)」本館は、「京王帝都電鉄」(現在は「京王電鉄」)によって計画が進められ、東京都水道局「淀橋浄水場(よどばしじょうすいじょう)」跡地の新宿超高層ビル群第1号となった高さ178メートルの建物で、1971(昭和46)年の開業当時は、世界屈指の超高層ホテルだったという。
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開業して約50年を経た決して新しいホテルではないが、かえって客室は広く、リニューアルも重ねられて、常に心地よく滞在できる施設だ。一方、1980(昭和55)年開業で、ロビー階で本館と接続する南館(新館)は、どちらかと言うとやや閉塞感を感じる施設だと言える。
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客室数1,400を超える大規模なホテルだけに、改装のされ方も含めて、かなり印象の異なる部屋が用意されている。明るい木目調度とそれに呼応する色調で統一され、独立したバスとトイレに、アメニティグッズ「L'OCCITANE」が提供されたリニューアル直後の客室へ案内された滞在では、上手に演出された癒しの空間の提供を受けて、これまでにない心地よい滞在となった。
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また滞在の都度、充分な湯量でいつでも気持ちよくシャワーが利用できる高い給湯能力などに、水回りを含めて施設・設備の基本がきちんと管理されていることを、あらためて感じる宿泊施設だ。
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朝食ビュッフェを担当する「GLASS COURT(グラス コート)」については、和食系の提供品目がやや整理されて来ていることを感じるが、海外からの利用者増に応じたメニュー構成で、止むを得ないことなのだろう。
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地下駐車場の利用にあたっては、大きな荷物を持つ場合、使いにくい構造になっていることを、承知しておくことが必要かもしれない。
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スタッフの接客対応は実用に徹した印象が強く、海外からの団体客も多い大規模ホテルだが、新宿での宿泊には常に検討のひとつになるホテルだ。
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グループのホテルに、「京王プラザホテル多摩」「京王プラザホテル八王子」「京王プラザホテル札幌」があり、会員制度として「Executive Club(エグゼクティブ クラブ)」などがあって、会員プログラムが用意されている。