今日はバレー部7名の生徒の巣立ちの日でした。
この代の生徒たちは、入学後すぐに緊急事態宣言が出され、練習はおろか、登校もままならない状態でスタートしました。一つ上の代の選手層が厚かった上に、入場制限が厳しく、先輩たちが関東大会に出場した際もベンチ入りした2名を除き同行することさえできなかった生徒たちです。
前年のインターハイ予選後に殆どの上級生が受験等により引退をし、そこから本格的に練習がスタートしたようなものでした。2年の11月の県選手権では、スタメン7人のうち5人が彼らになる中で、山北高校初のベスト4に入りました。
このまま、順調に行けば…と思いきや、直後に行われた地区大会でまさかの敗戦、新人戦はコロナで棄権、その後も主力の怪我やコロナ感染、また残念ながら退部者も出て、翌年の関東大会出場を逃し、ベスト4から16シードに転落してしまいました。そんな中、引退試合となる選手権でベスト8に返り咲いてくれました。
紆余曲折、色々なことがあり、今日も実は(●`ε´●)と言うこともあった子どもたちですが、ある意味素直な、扱いにくい子のいない子どもたちでした。
最低でも関東、という目標を成し遂げさせて挙げられなかったことは、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
珍しく全員が進学です。その中には大学でバレーを続けてくれる生徒や教職を志してくれる生徒もおり、嬉しい限りです。
それぞれが新しいステージで、更に成長せてくれることを見守っていこうと思います。
卒業、おめでとう。