goo blog サービス終了のお知らせ 

やまかん日記

小学校教員、上級教育カウンセラー、嘱託社会教育主事、学級経営スーパーバイザーとしての活動を紹介します。

3.11子ども白書お勧めの1冊

2013-03-14 02:14:40 | 日記
 あの日から2年。風化させないようにしたいもののす。いろいろ考えさせられる白書です。
ぜひご一読ください。
大橋 雄介 著

東日本大震災発生直後、仙台にて教育支援NPO「アスイク」を立ち上げた著者が、被災地の子どもたちと家族が置かれた現状を丹念に聞き取り調査し、さまざまなデータを駆使して完成した白書。阿部彩氏の解説も含め、子どもへの必要な支援とはなにかを探る説も含め、子どもへの必要な支援とはなにかを探る。
http://www.akashi.co.jp/book/b98882.html
はじめに

 調査の概要・目的

被災地の概況
 第1節 被災3県の被害概況
 第2節 学校の被害状況
 第3節 仮設住宅、借り上げ住宅の状況

被災した子どもたちが置かれた現状
 第1節 家庭の経済状態と経済的な逼迫感
 第2節 親のストレス状態と子どもへの関わり方
 第3節 子どもと保護者を取り巻く人間関係
 第4節 生活環境
 第5節 子どもの状態

 コラム
  東北ローネット代表:吉田伸広
  特定非営利活動法人・寺子屋方丈舎理事長:江川和弥
  特定非営利活動法人・Learning for All代表理事:松田悠介
  NPO法人PARIF理事長:山田良一

動き出している支援
 第1節 行政による支援
 第2節 NPO・NGO等による支援
 NPO法人アスイクの取り組み
 総括と今後の課題

 【感想】 「3・11被災地子ども白書」の刊行によせて(国立社会保障・人口問題研究所:阿部彩)

 あとがきに代えて

やまかん先生のHappy!教育コラム最新号は?3月

2013-03-04 22:07:59 | 日記
 リビング仙台さんの最新号3月2日号が発刊になりました。
子育て支援として連載させていただいている「やまかん先生のHappy!教育コラム」です。
前回は目標設定の実行と心理的安定を保とうとする防衛規制についてでした。

今回は?過剰適応についてです。
興味のある方はWebページから無料で読めますのでどうぞ!↓
http://www.sendailiving.jp//backnumber/webliving/130302/ebook/#page=12


やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?3月号

2013-03-03 12:51:58 | 日記
 連載第9回目になります。ぜひご一読ください。

やまかん流☆カウンセリングスキル(9)
物の貸し借りについてのやりとり―エピソードを使ったトラブル解決―
仙台市立沖野東小学校教諭八巻 寛治

2013/2/28 掲載
 「2月は逃げる」の言葉通り、他の月に比べて日数が少ないこともあり、知らぬ間に3月を迎える感覚があります。学習もまとめの時期に入り、評価に関するワークテストなども頻繁に行われるために、学習に苦手意識を持つ子にとっては、焦れば焦るほど学ぶ意欲を持てなかったり、ストレスをためやすい負のスパイラルになりやすい時期であるとも言えます。
 「未履修問題」が話題になり、教科の時数が戻った現在においては、授業時数と学習内容の充実を背景に、履修に関する漏れがないようにしっかり確認することが多いです。よって、学習用具の忘れ物は、子どもたちにとっても、われわれ教師にとっても微妙な問題になります。
 今回は、高学年の学級活動で活用できるシナリオを使ったロールプレイを取り入れています。高学年特有の遠慮し合う関係から、自分の気持ちを適切に伝えて、自分もよく相手もよい関係に醸成していくために、日頃のトラブル場面を元に、主張的に課題解決していくことを体験します。


物の貸し借りについてのやりとり

1ねらい【高学年の学級活動】
 友達との貸し借りで起こりがちなトラブル場面を元に、貸した側と借りた側の間に意識の違いがあることや、伝え方が適切だとトラブルになりにくいことに気づくことができる(習字道具の貸し借りを例に)。



http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/cskill/?id=20130132

指導と評価2013年3月号が発刊になりました。

2013-03-02 23:42:37 | 日記
指導と評価2013年3月号が発刊になりました。今回は,私,八巻寛治も原稿依頼をいただきました。興味のある方はぜひどうぞ!
いまこそ特活、道徳、総合
教育調査研究所研究部長 寺崎千秋
★平成二五年度は、教育課程を改訂してから実質五年目であり、特別活動、道徳、総合的な学習は完全実施五年目である。次期改訂までの中間点として「生きる力」の実現状況を評価し見直しをする時である。
★教育課程の見直しの視点として特別活動、道徳,総合的な学習を取り上げ、「生きる力」を育む上での意義を再確認する。
★特別活動、道徳、総合的な学習の指導を確実に行うためには、教師力の見直しと授業力の更新が必要である。
★以上の取組を意図的、計画的、組織的に行うためには、校長は認識をあらため、リーダーシップを発揮することが必要である。 
特別活動はこうしたい
福岡市立長尾中学校長 岸川 央
★特別活動では、「望ましい人間関係をいかにつくるか」が最も重要である。
★学級集団づくりのためには、構成的グループエンカウンターやソーシャルスキルトレーニング等を取り入れた学級活動が有効である。
★生徒会活動の活性化は、生徒会役員が中心となった学校が一つになる取組の設定にかかっている。
★生徒が、保護者と共に達成感を味わうことができる学校行事の仕組み方が重要である。
道徳教育が目指すべき方向
千葉大学教授 上杉 賢士
★道徳の学習は集団で行うことが暗黙の了解事項になっている。この特質を最大限に生かすための理論的基盤は、「構成主義パラダイム」にある。構成主義とは、「収集した知識や情報を自分なりに再構成することが学びである」と説く哲学である。共に学ぶ学習において、お互いが情報源となり、考え方や価値観を提示し合うことによって、より深い学びが期待できる。そして、道徳のこの特質を生かした学びは、他の教科や領域にまで敷衍され、現下の多様な教育課題に十分応えうるものである。
総合的な学習の特質をいまこそ再確認しよう
上智大学教授 奈須 正裕
★科学の教育(教科)と生活の教育(特活、道徳、総合)がそれぞれに充実するとともに、「知の総合化」によって互恵的に補い合い高め合うのが、現行教育課程の基本構造である。
★総合的な学習は三つの生活実践課題をめぐり、子どもが主体となって現に生活を創造、変革する営みを通して「自己の生き方を考えることができる」ように育て上げていく学びと実践の場である。
生徒指導の充実と確かな学力の育成
高知県黒潮町立大方中学校長 岡崎哲也
★生徒指導における、2次的支援を組織化し個別の支援を充実させることと、1次的支援としての取組を充実させることで、意欲的に学習に取り組める生徒が育成できると考えた。
★1次的支援の取組として、ガイダンスカリキュラムを実施することで、人間形成に必要な知識とスキルの育成を授業として取り組むことにより、個人のスキルも高まり、学級・学年の中で、きまりや人間関係づくり、授業や行事など、よりよいものをめざそうとする集団として成長するであろうと期待した。言語活動も充実し、表現力が高まりより確かな学力につながると考えた。
★ガイダンスカリキュラムを実施するにあたって、教員の研修を行うことで、教員自身も、主体的にさまざまな教育活動に取り組もうとする姿勢になると考えた。
特活、道徳、総合で震災後のケアを-震災で被災した子どもたちを、どう支援してきたか
仙台市立沖野東小学校教諭 八巻 寛治
★心に傷を受けた子どもの心のケアが重要になっている。自然災害や事件・事故に遭遇した後に求められる“子どもの心のケア”を、東日本大震災を経験した筆者が、被災地の状況と経過、今後の支援・援助者にとって必要なものを模索し、子どもの心のケア(不安や悩みの解消)を考えるきっかけにしたいと思う。
★特に、阪神淡路大震災が起きた数年後に、子どもたちの心が荒れ、不適応を起こしたり、衝動的な言動をする児童生徒が増えたとの報告事例がある。今後学校現場で求められることになるる支援・援助の目安は何か、現行の道徳や特別活動で取り組める不安や悩みの解消とは何かの有効性を確認したい。
イギリスのCitizenship Education-イギリスでの特活・道徳・総合学習を合わせたような時間の紹介
京都教育大学教授 水山光春
★英国におけるシティズンシップ教育は、現代民主主義社会を支える能動的な市民を育成する教育で、現在、中等学校において必修教科となっている。その実態は、ナショナルカリキュラムに学習内容が定められていて評価・評定があることを除いては、社会的・道徳的責任を大切にする意味では道徳的であり、生徒会活動や学校行事を活用する意味では特別活動的であり、積極的に地域と関わろうとする意味では総合学習的である。しかし、その概念の幅広さから、成果が明確でないという批判も受けており、二〇一四年には見直されることになっている。

http://www.toshobunka.co.jp/magazine/detail.php


小二教育技術2013年3月号が発刊になりました。

2013-02-24 17:21:42 | 日記
小二教育技術2013年3月号が発刊になりました。
教育技術さんには平成12年から13年間連載させていただき,各学年でも連載や特集などさせていただきました。小二教育技術さんは3年間連載や節目の時期の特集をさせていただきました。
心から感謝しています。
小二教育技術さんだけでトータルで100ページ超えています。まとめたものの一部は「心ほぐしシリーズ3冊」に掲載しています。よければご覧ください。↓
http://www.shogakukan.co.jp/yomi/author/_author_6821

中学年進級への準備と対策号 24年度をしっかりしめくくろう!
いよいよ年度末。この一年間をふり返りつつ、新学年への橋渡しについても考えなければならない時期です。「思い出づくり」や「通知表記入」、「保護者会」などをしっかり務めて、子どもたちを笑顔とともに、第3学年に送り出してください。

●3学期ならではの「通知表」記入文例

●クラスの「思い出づくり」アイディア集

●学年末保護者会の進め方

●受け持ちクラスが変わる!勤務校が変わる!新しい職場も「備えあれば憂いなし」

●教室で使える「とっておき便利グッズ」
ほか

http://family.shogakukan.co.jp/ed-sho2_cover/

活用型・探求型学習研究会の案内

2013-02-17 22:47:55 | 日記
来週参加する勉強会「活用型・探究型学習研究会」です。皆さんもいかがですか。

2013年2月23日13:30〜17:00
㈱教育同人社・多目的ルーム(有楽町線・東池袋駅徒歩2分)
日時 2013年2月23日(土)13:00受付開始 13:30~17:00
      18:00~懇親会
会場 ㈱教育同人社・多目的ルーム(有楽町線・東池袋駅徒歩2分)
〒170-0013 豊島区東池袋4-21-1 アウルタワー2F
会費 1,000円(学生は無料!)  懇親会費3,000円予定(学生減額!)
参加者 30名程度(教職員、学生、社会人など一般)
主催  NPO法人全国初等教育研究会
問合せ ㈱教育同人社 URL:http://www.djn.co.jp/ 
Tel:03-3971-5152  Mail:edit@djn.cp.jp
申込は下記、こくちーず、もしくはファックスで
 http://kokucheese.com/event/index/67830/
    FAX:03-3971-5174
※第5回まで開催された「総合DE未来を生きる研究会」は、第6回から名称が「活用型・探究型学習研究会」に改称され、今後は全教科を『総合』的に研究して参ります。

子どもたちには予測のつかない未来を力強く生きて欲しい!そういう願いをもった様々な立場の大人が集う楽しい会です。異業種交流会だと思ってご参加ください!

当日は、本田技研工業㈱の「子どもアイディアコンテスト」の以下事例を紹介し、その活用法を研究することを通じて活用型・探究型の教科指導法を会得します。

●大田区立洗足池小学校:秋山亮先生
●滋賀大学教育学部附属小学校:青木作衛先生
●広島市立なぎさ公園小学校 :染井真吾先生

エンカウンター教育分析コースと自分づくり教育

2013-02-12 02:57:39 | 日記
 土日に千葉の船橋で驚異カウンセラーの教育分析コースのワークショップがあった。教育分析は,とことん自分自身に向き合う,いわば内観にも似た体験になる。

 仙台市教育委員会は,仙台自分づくり教育を推進し,市内全小中学校200校で実施しようとしている。勤務校では,学びの連携の指定を受けて,地域連携をベースにした小中連携を推進している。地域連携では,のべ700人に迫る勢いの方々から多方面にわたりご支援をいただいている。まさに感謝・感謝である。

 自分づくり教育プロジェクトでは,学びのコミュニティとして夏の体験講座を実施した。また,私の試案ではあるが,自分づくり教育の9年間のプログラムも作成した。キャリア教育を意識して,縦軸に自己理解のベクトルを,横軸には目標設定をイメージした概念化シートを組み合わせて,発達課題を確認しながら当てはめたものである。

ぜひそのうち皆さんにも見ていただき,ご意見をいただきたいものだ。

 東日本大震災から今日で1年11ヶ月目,早いような遅いような…,被災地ではまだまだ復興が進んでいないところがあります。今後ともご支援をお願いしたいと思う。

やまかん先生のHappy!教育コラム最新号は?

2013-02-05 01:11:44 | 日記
 リビング仙台さんの最新号2月2日号が発刊になりました。
子育て支援として連載させていただいている「やまかん先生のHappy!教育コラム」です。
今回は目標設定の実行と心理的安定を保とうとする防衛規制についてです。
興味のある方はWebページから読めますのでどうぞ!↓
http://www.sendailiving.jp//backnumber/webliving/130202/ebook/#page=6

やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?

2013-01-31 22:27:06 | 日記
やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?
日頃ありがちなトラブル場面を想定しての学級活動の提案です。意識のずれを元に,相手の心情を心理的に理解します。

やまかん流☆カウンセリングスキル(8)
“協力”の仕方を意識のズレから学ぶ
―掃除当番のトラブル解決に向けて―
仙台市立沖野東小学校教諭八巻 寛治
2013/1/31 掲載


 新年を迎え、新たな気持ちでやる気が感じられる1月。この時期は、子どもたち一人一人が冬休み中に体験してきたことを生かして、新たな気持ちで頑張ろうという意識をもったり、2学期に積み残した課題をやり遂げようとする意欲をもったりする節目の時期でもあります。
 子ども個々のやる気をしっかり自覚させること、そのやる気をどのように集団へ反映させていくかという方向性をもたせるために、学級の中での自分の存在感や所属感を確認させることが課題になると思います。


“協力”の仕方を意識のズレから学ぶ
続きはここから↓

http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/cskill/?id=20130058

アニマルシンキング発想法の一つ

2013-01-27 22:52:54 | 日記
金曜日に,わざわざ東京から「アニマルシンキング」のスタッフの方が仙台まで来て下さいました。
用件は,日本の学校教育に導入するやり方について学んでいらっしゃるとのことでした。いつ・何の時間に・どのように…。
今の学校現場で生かすにはどうすればよいか話し合いました。
発想法の一つで,想像力を豊かにするにはよいツールだと思います。本日は書籍も見せてもらいました。ちょっとしっかり勉強してみたいと思います。
皆さんは興味を持たれましたか?「アニマルシンキング」

アニマル・シンキングとは、従来の思考グセから脱却し、多様な発想、ひらめきを可能にする、新しい思考法です。
カラフルなアニマルカード(動物の抽象的な意匠を用いたカード)を用い、至極明瞭に思考の行き詰まりを解決していきます。
その全容を説明する書籍は、ヘブライ語、英語、中国語、イタリア語、そして日本語で出版され、世界中に急速な広がりを見せているこの思考法は、ビジネスユースからパーソナルユースまで、幅広く適応できます。
http://www.animalthinking.com/