やまかん日記

小学校教員、上級教育カウンセラー、嘱託社会教育主事、学級経営スーパーバイザーとしての活動を紹介します。

教師みらいプロジェクトイン名古屋の案内

2009-10-28 21:46:48 | Weblog
フューチャー・ドリーム☆子どもサポート研究所の老月敏彦です。
いつもお世話になっております。
暖房の温もりがほしくなる今日この頃です。
この冬の寒さに、身も心もホットになるセミナー、
「教師みらいプロジェクトin名古屋」を紹介させていただきます。
☆今回のテーマは、

「授業づくり・学級づくりの<不易>を考える」
   ~教師力の「王道」&「とっさの裏ワザ」~

■<不易>の部分に視点をあてながら、講座をもとに考えてみましょう。
 「教師力の<王道>と<とっさの裏ワザ>」を副題にあげています。
■<王道>と<裏ワザ>をあえて、分けた表現をしましたが、
 実は、表裏一体の関係だと思います。
 <裏ワザ>も、すべての教師に伝えられ、表面化し、
 みながそのよさを認め、一般化すれば、<王道>になります。
 したがって、今回、紹介される<裏ワザ>も
 数年後には、学級づくりの<王道>として、
 多くの教師たちに受け入れられているかもしれません。
■将棋の「王将」は、大所高所から状況判断しながら、
 一歩ずつ着実に、前進したり、戻ったり、脇に逸れてみたりしながら、
 大きくぶれず、少しずつ方向性に修正を加えながら、守り、攻めます。
 「王将」「金将」を除く他の駒は、
 いざという時は、駒の裏の姿に変えて、
 成金として、「金将」の役割ももちながら、
 前後、左右、斜めへ、大きく動いたり、小さく動いたり、
 しなやかに、柔軟に攻め込み、終局(問題解決)へと向かわせます。
 成金のような、<とっさの裏ワザ>も、
 今どきの学級づくり、授業づくりには、とても大事な教育技術になってきました。
 今、この成金のような「しなやかな先生」が求められています。
■ただ、今回は、<王道>と<裏ワザ>を区別して考えてみましょう。
 学級づくり・授業づくりの土壌づくりとして、
 教師によって仕組まれるものを<王道>。
 その後、取り組んでいるうちに、子どもの思わぬアクシデント、
 トラブルなど、事前に予想できていなかった場面に出くわした時に、
 教師として「とっさにほしい!!」手だてを<裏ワザ>ととらえてみます。
■各地の「教師みらいプロジェクト」 で講座を担当してくださっている
 野口晃男先生(盛岡大学非常勤講師)と、
 安次嶺隆幸先生(私立暁星小学校教諭)」には、
 上記の<王道>と<とっさの裏ワザ>のヒントを講座で紹介してもらいます。
 また、地元名古屋からは、
 伊藤紀子先生(八幡小学校)に、
 学級づくりにおける「よさ発見の方法」のヒントを
 現場での取り組みから紹介していただきます。
■多忙な現場の中で、がんばっていらっしゃる先生方に、
 <癒しの時間><元気が出る空間><学びの仲間>の「三間」が
 提供できるようなセミナーにしたいと思っています。
 お知り合いの先生方と共に、ぜひご参加ください。

「教師みらいプロジェクトin名古屋」
1 日 時 平成21年11月28日(土)10:00~16:45

2 場所「ウィルあいち(愛知県女性総合センター)」<会議室・5>

    〒461-0016 愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地

    (電話)052-962-2511  (FAX)052-962-2567  

      http://www.will.pref.aichi.jp/

3 講 師

  野口晃男(盛岡大学非常勤講師) 安次嶺隆幸(東京・暁星小学校)

  老月敏彦(子どもサポート研究所) 伊藤紀子(名古屋市立八幡小学校) 




4 日 程

◇<はじめの会> 10:00~10:10




◇<基調提案>10:10~10:40

■老月敏彦「教師力の<王道>&<とっさの裏技>」



◇<講座1>10:40~11:25

 ■野口晃男「学級づくりへの王道<学級担任子育て術>」

  ☆「発言しない子」「掃除を怠ける子」「女子をいじめる男子」「給食を残す子ども達」「友達と一緒に遊ばない子」。こんな子が、いつの間にか変身していました。誰にでも、すぐにできる方法を模擬学級経営を通して伝授します。 




◇<地元提案>11:25~12:10

■伊藤紀子(名古屋市立八幡小学校)

「未来の自分を支える力を ~「よさ」発見を学級経営に取り入れよう~」

☆ 小学校時代に「どうせ,俺なんて・・・」と荒れていた子と行った「よさ見付け」、当時は、目の前で起きる出来事に虚しさも感じていたが・・・。自分のよさを発見する力をもつことは,自分を強くしたり,くじけそうなときの支えになるものです。「よさ」発見の方法を一緒に考えていきましょう。 


 

      <昼 食> 12:00~13:00




◇<講座2>13:10~13:55

 ■安次嶺隆幸「授業づくりへの王道<安次嶺メソッドを求めて> 」

☆教師の勝負は授業。いかに導入し、子ども達が激変する授業、そのメソッドを考えていきましょう。「ひらがなメソッド」、「将棋メソッド」を交えて模擬授業形式でお話していきます。」(持ち物は、鉛筆と消しゴムです。忘れないようにしましょうね!)



◇<講座3>14:00~14:50

 ■野口晃男「学級担任のトラブル解決法:<事例別ワーク> 」

☆ 私が、担任の時から今までに直面した数々のトラブルを、どうやって解決してきたか、事例を通して紹介します。こんな解決法があったのかと驚くとともに、きっとホットな気持ちになると思います。



◇<講座4>15:00~15:50

■安次嶺隆幸「プロフェッショナルをめざす教師道:<Q & A> 」

☆ 「教師としてどのように生きていくか…一つひとつの『私学の伝統:品格のある子どもを育てる格言集』(明治図書)からひもといていきます。元気と勇気をもらえます!



◇<先生のしゃべり場> 16:00~16:45

■キャスター :野口晃男



◇<おわりの会> 16:45~16:50




--
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  ◇◇◇ フューチャー・ドリーム☆子どもサポート研究所 ◇◇◇
 [講座・セミナー等の予定]
   ■「富山みらい教師塾(2学期)」<会場>フューチャー・ドリーム
    ③10/24(土) 13:30~17:00
      「古川光弘講座」 
   ■11/ 7 (土) 10:00~17:00
     「教師みらいプロジェクトin仙台」
      (会場)仙台市民会館
   ■11/28 (土) 10:00~17:00
     「教師みらいプロジェクトin名古屋」
      (会場)ウイルあいち
   ■12/26 (土)~27(日)
     「学級づくりパワーアップセミナーin富山」
      (会場)KKR冨山「銀嶺」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
  〒939-2363 富山県富山市八尾町新田175-27
    【Tel】(076)454-2765, 090-8096-5193
    【Fax】 (076)454-2765
    【E-メール】oizuki@cty8.com
    【HPアドレス】http://future-dream.sakura.ne.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

やまかん日記総アクセス数54万件を超えました

2009-10-25 20:25:07 | Weblog
 本ブログ「やまかん日記」は、540000件を超えて、540540件になっていました。記事の投稿がスタートしてから3年10か月になりました。
とくに10月は、私が研修に出かけていた関係もあり、アップ数が減っていました。にもかかわらず、毎日ランキングに登場していると教えてくださった方がいました。皆様に見ていただき、コンスタントに増えていました。心から感謝いたします。
 当初は日数件のアクセスでしたが、先ほど総アクセス数を確認したところ、 51万件を超えていました。記事数は1600件を超え、コメントも2600件を超え、まさかの大台に心から感謝の気持ちでいっぱいです。
 なかなかコメントに対して返事ができずに申し訳ありません。
他にもいくつかブログを開いていて、約70.000件ですので、総数では、60万件程です。
八巻寛治
<リンク:http://d.hatena.ne.jp/yamakan-sendai/>http://d.hatena.ne.jp/yamakan-sendai/
<リンク:http://blog.goo.ne.jp/yamakan1213>http://blog.goo.ne.jp/yamakan1213
<リンク:http://ameblo.jp/yamakan1213/>http://ameblo.jp/yamakan1213/
<リンク:http://blogs.yahoo.co.jp/yamakan1213>http://blogs.yahoo.co.jp/yamakan1213
 最近は、学校が忙しい通信表の時期や長期休業時期のアクセス数がグッと減るものの、{左:g3WDjYNPieaWyq6z.jpg}ワンパターンの紹介にもかかわらず訪問してくださる方がいて、心から感謝です。ある方の分析では土日のアップ率が高いと言うことです。教育関係者がほとんどと言うことでしょうか。
 いつまで、続けられるかは、分かりませんが、今後も細々と続けていくつもりですので、時々見ていただければ幸いです。今後も、苦しんでいる先生方や保護者の方、悩んでいる先生方や子育てで困っている保護者の方の参考になるような、少しでも役に立ってもらえばありがたいと思います。
 
 明治図書さんのEduブログのオフィシャルブログとして混ぜていただいています、私、八巻寛治のブログ「やまかん日記」<リンク:http://edublog.jp/ktsn1213/>http://edublog.jp/ktsn1213/は、お陰様で昨日の段階で「総アクセス数が50万件」を超えていました。
3年ちょっとでまさか…という気持ちと、ひょっとしてこのままアップし続けると50万件も夢じゃない?という気持ちでいます。日頃のアクセスに心から感謝いたします。本当にありがとうございますm(_ _)m
 また、先日もお話ししましたが、「小学館さんの教育技術おすすめリンク集執筆者サイト」に混ぜていただきました。リンクなので同じ内容ですが、著名なK先生やS先生方達のブログともリンクしていて、参考になるものが多いので、良ければどうぞご覧ください。
小学館さん教育技術ホームページ
<リンク:http://ed.shogakukan.co.jp/link/03-02kojin.html>http://ed.shogakukan.co.jp/link/03-02kojin.html
自分としては信じられない気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。そして、よけ
れば、これからもお付き合いいただければ幸いです。

 Eduブログ オフィシャルブログ「やまかん日記」アクセスデータ


総アクセス数 540540

総記事数 1647
総コメント数 2638
総トラックバック数 18

アマゾンさんの検索で…

2009-10-24 22:08:15 | Weblog
 アマゾンさんの「八巻寛治」で検索すると、関わらせていただいている書籍一覧が出てきます。その中で1・2番目に「心ほぐしの学級ミニゲーム集」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (単行本 - 2006/3)と「 みんながなかよくなれる学級ゲーム」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (ムック - 2009/3/18)の2冊が上位に出てきます。
この2冊は、小学館さんの教育技術に焼く10年ほど連載させていただいたものや、特集などで掲載していただいたものをまとめたものです。
アイスブレーキングやウォーミングアップ、ゲームやレクリエーション、場面に応じたエクササイズなどに活用できるものです。
低学年向きのものもありますが、小学校高学年や中学校の授業でも使われています。
ドラえもんのワークシートもあり、ぜひ活用して欲しいものです。
流れは、吹き出し式で展開されています。また、イラストレーターの方が、表情豊かにページを仕上げてくださるので、とても分かりやすい本になっています。
よければどうぞ手にとってご覧ください。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_b/503-1622350-7233518?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%94%AA%8A%AA%8A%B0%8E%A1&Go.x=9&Go.y=8

1「心ほぐしの学級ミニゲーム集」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (単行本 - 2006/3)
http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%83%E3%81%BB%E3%81%90%E3%81%97%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%B4%9A%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E9%9B%86-%E6%95%99%E8%82%B2%E6%8A%80%E8%A1%93MOOK-%E5%85%AB%E5%B7%BB-%E5%AF%9B%E6%B2%BB/dp/4091052290/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1256388359&sr=1-1
 心ほぐしの学級ミニゲーム集 著者名 著/八巻寛治
ISBNコード 4091052290 判型/頁 B5判/144頁
定価 1,260円(税込) 発売日 2006/03/29
低学年学級むけのエンカウンター・ゲーム集
低学年学級の荒れを防ぎ、荒れを回復させるのに絶大な効果を発揮する、エンカウンターを応用したミニゲームのプラン集です。担任先生の頼もしいよりどころとして、活発で和やかな学級集団づくりをサポートします。
http://www.bookshop-ps.com/bsp/bsp_detail?isbn=4091052290

2「 みんながなかよくなれる学級ゲーム」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (ムック - 2009/3/18)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%AD%A6%E7%B4%9A%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0-%E6%95%99%E8%82%B2%E6%8A%80%E8%A1%93MOOK-%E5%85%AB%E5%B7%BB-%E5%AF%9B%E6%B2%BB/dp/4091058167/ref=pd_bxgy_b_img_b
心ほぐしの学級ミニゲーム Part2 みんながなかよくなれる学級ゲーム
著者名 著/八巻寛治
ISBNコード 9784091058164 判型/頁 B5判/128頁
定価 1,260円(税込) 発売日 2009/03/17

友達作りを支援し、社会的スキルを育成する。
子どもたち・教師・保護者それぞれの間のよい人間関係作りから、自分の気持ちを上手に伝える方法まで、教室でできる活動例を豊富に図解しています。エンカウンター、社会的スキル・トレーニングの入門にも最適!
http://www.bookshop-ps.com/bsp/bsp_detail?isbn=9784091058164

アマゾンさんの検索で…

2009-10-24 22:08:15 | Weblog
 アマゾンさんの「八巻寛治」で検索すると、関わらせていただいている書籍一覧が出てきます。その中で1・2番目に「心ほぐしの学級ミニゲーム集」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (単行本 - 2006/3)と「 みんながなかよくなれる学級ゲーム」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (ムック - 2009/3/18)の2冊が上位に出てきます。
この2冊は、小学館さんの教育技術に焼く10年ほど連載させていただいたものや、特集などで掲載していただいたものをまとめたものです。
アイスブレーキングやウォーミングアップ、ゲームやレクリエーション、場面に応じたエクササイズなどに活用できるものです。
低学年向きのものもありますが、小学校高学年や中学校の授業でも使われています。
ドラえもんのワークシートもあり、ぜひ活用して欲しいものです。
流れは、吹き出し式で展開されています。また、イラストレーターの方が、表情豊かにページを仕上げてくださるので、とても分かりやすい本になっています。
よければどうぞ手にとってご覧ください。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_b/503-1622350-7233518?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%94%AA%8A%AA%8A%B0%8E%A1&Go.x=9&Go.y=8

1「心ほぐしの学級ミニゲーム集」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (単行本 - 2006/3)
http://www.amazon.co.jp/%E5%BF%83%E3%81%BB%E3%81%90%E3%81%97%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%B4%9A%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E9%9B%86-%E6%95%99%E8%82%B2%E6%8A%80%E8%A1%93MOOK-%E5%85%AB%E5%B7%BB-%E5%AF%9B%E6%B2%BB/dp/4091052290/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1256388359&sr=1-1
 心ほぐしの学級ミニゲーム集 著者名 著/八巻寛治
ISBNコード 4091052290 判型/頁 B5判/144頁
定価 1,260円(税込) 発売日 2006/03/29
低学年学級むけのエンカウンター・ゲーム集
低学年学級の荒れを防ぎ、荒れを回復させるのに絶大な効果を発揮する、エンカウンターを応用したミニゲームのプラン集です。担任先生の頼もしいよりどころとして、活発で和やかな学級集団づくりをサポートします。
http://www.bookshop-ps.com/bsp/bsp_detail?isbn=4091052290

2「 みんながなかよくなれる学級ゲーム」 (教育技術MOOK) 八巻 寛治 (ムック - 2009/3/18)
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8C%E3%82%8B%E5%AD%A6%E7%B4%9A%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0-%E6%95%99%E8%82%B2%E6%8A%80%E8%A1%93MOOK-%E5%85%AB%E5%B7%BB-%E5%AF%9B%E6%B2%BB/dp/4091058167/ref=pd_bxgy_b_img_b
心ほぐしの学級ミニゲーム Part2 みんながなかよくなれる学級ゲーム
著者名 著/八巻寛治
ISBNコード 9784091058164 判型/頁 B5判/128頁
定価 1,260円(税込) 発売日 2009/03/17

友達作りを支援し、社会的スキルを育成する。
子どもたち・教師・保護者それぞれの間のよい人間関係作りから、自分の気持ちを上手に伝える方法まで、教室でできる活動例を豊富に図解しています。エンカウンター、社会的スキル・トレーニングの入門にも最適!
http://www.bookshop-ps.com/bsp/bsp_detail?isbn=9784091058164

エンカウンターで学級づくり12か月中学年が10刷!

2009-10-22 20:35:01 | Weblog
間もなく学級の荒れが多く表面化する11月。そんな不安のある方の再出会いの演出に、再度チャレンジしてみたいと思う方に、ホットな感じでスタートを切りたいと思う方に…このような取り組みはいかがでしょうか。

エンカウンターで学級づくり12か月中学年版です。お陰様で10刷目に増刷になります。これで全学年版が10刷になりました。
 中学年に限らず、目次のエクササイズ名を参考にして見てください。私のブログの右サイドバーにあるリンクの「明治図書」さんからは無料の立ち読みのページも閲覧できます。 
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D872419%2D6

エンカウンターで学級づくり12か月中学年版は、3月中旬に発行しました。約3年で10刷目の増刷になったことになりました。心から感謝!感謝!です。
 ギャングエイジと言われる中学年の子には、外で元気いっぱい遊ぶこともいいですが、互いにいろいろ知り合うことも有効な手立ての1つになります。この機会にやってみようかな?と思った方はぜひ手にとって読んでいただきたいと思います。中学年は広島の表さんに協力をしてもらいました。オモテさんは、女性の方なので、細かな気配りと深い実践を、分かりやすく紹介してくれています。
エンカウンターで学級づくり12か月の各本は、されざれの月に使えそうなエンカウンター・エクササイズをいくつか配置していることと、保護者会やウォーミングアップに使えるエクササイズも入っています。高学年用でも中学年で使えるエクササイズもありますので、手にとって内容を確認していただければ幸いです。
エンカウンターで学級づくり12か月 小学校中学年
八巻 寛治・表 八栄 著
1年間を見通したワークシート付きのエクササイズが満載。

学級づくりにエンカウンターは絶対に効果的。取り組んだ先生方の声です。本書は、中学年の学級づくりの筋道に生きるエクササイズを選択・網羅、シート付きで手軽に活用できます。特に若手の先生方の力になること間違いなしです。是非お役立てください。

はじめに


      学校現場に活用できるエクササイズの提案
 構成的グループエンカウンターは,今や全国どこの学校に行っても実践している人はいる。深く理論を知らなくても,毎年夏の「エンカウンター入門講座」(東京)や,日本教育カウンセラー協会(学会)主催の養成講座などで,全国各地に研修会が開かれるようになった。また,今でも大ベストセラーを記録し続けている「エンカウンターで学級が変わるシリーズ(小・中・高・ショート・総合・事典等)」國分康孝編集・監修(図書文化)をもとに実践することができる。私は同シリーズのショートエクササイズ集(Part1・2)の編集に携わっている。
 また最近では,次のように,どちらかというと学校現場で活用しやすいようにアレンジした形のエクササイズ集や,すき間の時間に活用できる簡便法としてのエクササイズを提案し,様々な場面で提供してきている。参考にしていただきたい。
・構成的グループエンカウンターミニエクササイズ56選小学校版八巻寛治著(明治図書)
・小学校学級づくり構成的グループエンカウンターエクササイズ50選小学校版八巻寛治著(明治図書)
・実践構成的グループエンカウンター№1~7(1号は“春”,2号は“夏”)号(明治図書)
・エンカウンター実践テキスト№1~3号,(明治図書)
・保護者会で使えるエンカウンター・エクササイズ八巻寛治他編著(ほんの森出版)
・「小一教育技術」「小二教育技術」〔小一は平成13年度~16年度,小二は平成14年度~16年度まで毎月連載,現在は年数回掲載〕(小学館)
・「月刊特別活動研究」〔平成12年度~平成17年度〕(明治図書)
・「月刊学校教育相談」〔平成12年度~平成16年度〕(ほんの森出版)対話を用いた(シナリオ)ロールプレイングをテーマに連載
      本書のねらい
 この本を出すに当たり,次の2つのねらいをもった。
 ①1年間を見通した小学校の学級づくりで活用できるワークシート付き(一部説明のものもあり)
のエクササイズを示したい(各学年部月ごとに学級活動・朝の会帰りの会・教科・領域各1事例ずつ,保護者会4事例,ウォーミングアップ8事例)。
 ②低・中・高学年と発達段階を考慮して時期にあったものを紹介(実際に実施したもの)し,各学級担任が手軽に学級づくりに活用できるようにしたい。  ことの2つである。
 今回掲載した45のエクササイズの多くは,編集に協力してくれた人たちが学級づくりに生かし,教科,学級活動,道徳,朝の会帰りの会など,様々な場面で活用してきたものである。実施するときは追体験するような気持ちでやっていただくことをお勧めしたい。
 ※本文中の参考・引用文献(主に図書文化刊)は,似ているエクササイズを紹介したいために,意図的に記述させていただいている。
      構成的グループエンカウンターを学ぶきっかけは?
 私は,小学校の教師になる以前に,民間企業に勤務し,人事研修の1つとして取り組んだ「自己啓発研修」でロールプレイングやエンカウンターなどを学ぶ機会があり,それを学級づくりに取り入れてきた。【参照】平成5年度「月刊特別活動研究」学級活動<低学年>の連載(明治図書)
 その後,仙台市教育センターの調査研究事業や長期研修員,グループ奨励研究(小中連携・学級づくり)などを通して,市内や県内の先生方とネットワークをつくり,勉強会を行ってきた。その中でも,國分カウンセリング研究会主催の2泊3日のワークショップ(体験コース・リーダー養成コース)では,元祖國分エンカウンターを肌で感じることができ,目から鱗が落ちるほどの新鮮さを感じたのを今でも覚えている。それ以来,エンカウンターの有効性を確かめながら全国学校教育相談全国大会や日本カウンセリング学会,教育カウンセラー(学会)全国大会,特別活動の研究会などで取り組みの成果を発表してきた。
 特に平成8年度,仙台市教育センターの長期研修員として,前年度にいじめが起きたある学級を対象に,その後の予防と再発防止を図ることを目的に,構成的グループエンカウンターのエクササイズをミニエクササイズとしてプログラム化して実践した。
 徐々にではあるが,ぎくしゃくしていた人間関係が改善され,その後いじめは起きなかった。また,中学生になってからの追跡調査でも,8割以上の子が構成的グループエンカウンターの体験が,何らかの形で中学校生活に役にたっていると答えた。
      こんなことを心がけて実践している
 私が今まで担任したクラスには,不登校や場面寡黙,てんかんやLD児,ADHD児,虐待を受けた子,帰国子女など様々な問題や課題を抱えている子がいた。また,前年度に学級崩壊に近い状態になったクラスを受け持ち,涙の卒業式を迎えたという経験も何度かしている。
 それらの経験の多くがエンカウンターのお陰であると思っている。國分カウンセリング研究会主催のリーダーコースのスタッフに入れていただいたり,毎年夏に行われている学級づくりのためのエンカウンター体験コースのリーダーを数年に渡り担当させていただいたり,全国の研究会等から要請された研修会で,のべ約5,000人の方とお会いすることができた。
 構成的グループエンカウンターは,そんな私の「苦しいときの神頼み」の1つとして有効に活用してきた。「美味しいとこのいいとこどり」的に,自分ができる範囲でやれるように,いわば八巻流にアレンジして取り組んできた。ぜひみなさんも自分流にアレンジして取り組んでいただきたい。
 我が師であり,構成的グループエンカウンターの実践を支えてくださっている國分康孝先生久子先生ご夫妻のモットー「分かりやすくてためになる」を心がけ,本誌を編集してきたつもりである。この本の出版にご尽力いただいた多くの方々に「お陰様」の気持ちを伝え,感謝の言葉としたい。

  平成18年 初春 
   編者代表 仙台市立東長町小学校教諭 上級教育カウンセラー /八巻 寛治


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目次
はじめに

第1章 エンカウンターで学級づくり12か月
本書のねらいと構成
 ◆節目の時期を生かした「ふれあいと自己発見」
 ◆「ホンネとホンネの交流」の促進
 ◆「リレーションづくり」から「信頼関係の促進」へ
 ◆〔中学年〕の特色
第2章エンカウンターで学級づくり12か月/中学年
★1学期の学級づくりとエンカウンター
 「出会いを生かした仲間づくり」
 [1] 4月の生活「新しい出会いを生かした学級づくり」
   ① 学級活動の時間 わたしはだれでしょう
   ② 朝の会帰りの会 よろしくね(名刺交換)
   ③ 教科・領域の時間 おたすけこおりおに
 [2] 5月の生活「新しい友達づくり」
   ① 学級活動の時間 たんていごっこ
   ② 朝の会帰りの会 4つのまど
   ③ 教科・領域の時間 ぼく・わたしのプロフィール
 [3] 6月の生活「リレーションづくり」
   ① 学級活動の時間 印象ゲーム
   ② 朝の会帰りの会 この指と~まれ
   ③ 教科・領域の時間 心をつないで
 [4] 7月の生活「集団への所属意識と居場所づくり」
   ① 学級活動の時間 自分のことビンゴ
   ② 朝の会帰りの会 がんばっていたねカード
   ③ 教科・領域の時間 いいメールしよう

★2学期の学級づくりとエンカウンター
 「一人一人の存在を認める」
 [1] 9月の生活「他者理解を意識した」
   ① 学級活動の時間 いいとこさがし
   ② 朝の会帰りの会 あなたの○○がすきです
   ③ 教科・領域の時間 ブラインドウォーク
 [2] 10月の生活「自己理解を意識した」
   ① 学級活動の時間 これがあなたのイメージです
   ② 朝の会帰りの会 自分のここが好き
   ③ 教科・領域の時間 成功物語
 [3] 11月の生活「小集団から中集団づくりに向けての体験」
   ① 学級活動の時間 Xさんからの手紙
   ② 朝の会帰りの会 どう伝えますか?
   ③ 教科・領域の時間 私へのメッセージ
 [4] 12月の生活「学級全体での集団を意識した体験」
   ① 学級活動の時間 がんばり賞をあげよう
   ② 朝の会帰りの会 で~きたできた
   ③ 教科・領域の時間 ふわふわ言葉とちくちく言葉

★3学期の学級づくりとエンカウンター
 「集団としてのまとまりを感じ,深める」
 [1] 1月の生活「自己理解・他者理解の促進に向けて」
   ① 学級活動の時間 気になる私,見方をカエル
   ② 朝の会帰りの会 ご注文はどっち?
   ③ 教科・領域の時間 10年後の自分へ
 [2] 2月の生活「学級集団における自分と他人との関係の理解」
   ① 学級活動の時間 ○○と言えば
   ② 朝の会帰りの会 集まれ仲間!
   ③ 教科・領域の時間 してあげたこと,してもらったこと
 [3] 3月の生活「われわれ意識や自己受容の促進」
   ① 学級活動の時間 ありがとうカード
   ② 朝の会帰りの会 サイコロトーキング
   ③ 教科・領域の時間 思い出新聞

★保護者会の効果的実践プラン
 「リレーションの促進」
 ① ご注文はどっち?
 ② あなたならだれにする?
 ③ わが子のいいところ探し
 ④ なりきり自己紹介

★ウォーミングアップに使える実践プラン
 「アイスブレーキング」
 ① 色いろいろだいすき
 ② あなたとわたしはピッタンコ
 ③ ポールポジションⅠ(ワン)
 ④ で~きたできた!
 ⑤ みんな,あのね!
 ⑥ ペアでなわとび
 ⑦ ボールキャッチ
 ⑧ ピタッとウォーク

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一覧 読者レビュー
全 1 件中 1 件表示
投稿者: おでんくん 投稿日時: 2006/5/19

学級づくりにエンカウンターは欠かせない。
しかし,何をどのように行えばいいのかが悩みです。
この1冊があれば,一年間困ることはありません。
ワークシートと,指導案が載っているので,
若手の先生でも,指導に不安がある先生でも,
だれでも効果的な指導ができます。
4年生のクラスで,毎週のように実践しています。
子どもたちも楽しそうに取り組むことができています。
クラスの仲も良く,雰囲気も明るくなりました。

小一教育技術2009年11月号が発刊になりました

2009-10-20 22:25:19 | Weblog
小一教育技術2009年11月号が発刊になりました。
わたし、八巻寛治は、連載をさせていただいています。
心ほぐしのミニゲームで、やまかん流「手軽にできる心理技法」です。
今月号は、「からかいやふざけのトラブルがおくてしまったら!?」です。
ぜひご一読ください。

小一教育技術.最新号の内容 小一教育技術 2009年11月号
発売中定価840円(税込)
バックナンバー定期購読「教育技術メールマガジン」では、「教育技術」各誌の最新情報をいち早くお届けしています!
http://ed.shogakukan.co.jp/book_index/01/index.html
メールマガジンお申し込み【特集】子どもをグッとひきつける
授業導入の工夫(国語科・算数科)
【特別記事】
保護者のタイプ別コミュニケーション術
【2色企画:1】
スポーツ集会にもピッタリ!思いっきり体を動かす運動遊び
【2色企画:2】
小一プロブレムの解消を目指して新学習指導要領移行期1年目
「幼保小」連携の取り組み
【新学習指導要領移行期1年目の】
教科指導 ヒントとアイディア集
【新学習指導要領シリーズ(7)】
新学習指導要領に対応した新しい国語の授業デザイン
【プリント資料】
ドラえもんといっしょに
おべんきょう(国語科・算数科).このページのトップへ次号の内容小一教育技術
2009年12月号予告
11月14日ごろ発売
特別価格890円(税込)【特別付録09-10冬版】
DVD-ROM
年賀状&学級経営お役立ちデータ集
(1)年賀状100点、クリスマスカード20点、寒中見舞い10点 ほか
落ち着いたデザインからポップなものまで取りそろえて、大量に収録! 例年通り、干支イラスト集・ハガキ文例も充実しています。

(2)撮り下ろしムービー3本立て
★体育科「体つくり運動 基本&応用アイディア集」(小・中・高学年)

★レモンさん(山本シュウ)講演完全収録

★『小学館の図鑑NEO 科学の実験』より、おもしろ科学実験映像BEST3(小・中・高学年)

(3)学級経営テンプレート集(1~3月)
がんばりカード、表彰状、学級通信・学年通信例、そのまま使えるカット&レタリング集、お役立ちカレンダー等を大量収録。

【特集】
子どもの育ちを温かく伝える
通知表記入文例
子どもたち個々に、学習面・生活面で大きな変容が見られるのが二学期。それらを伝えながら、保護者、子どもへの励ましとなる文例を紹介。

【2色企画(1)】
みんなでワイワイ盛り上がろう
二学期さようなら集会
特別活動の時間等でのお楽しみ会で役立つ「歌遊び」「ゲーム」「伝承遊び」などを図説掲載。

【2色企画(2)】
二年生までに身に付けたい生活習慣の基本のキ!
身の回りの物の生理整頓はこう教えよう
学校生活の約束や基本的生活習慣がまだ身に付いていない子どももいると思います。特に、身の回りのことは子どもそれぞれがしっかりできなければいけません。「生理整頓」ではどのような指導があるのかを考えます。

【新学習指導要領シリーズ(8)】
移行期1年目の指導
算数科の新単元「時刻の読み方」指導の実際
新学習指導要領「算数」で一年に入った「時計と時刻」の具体的な実践を紹介します。

【プリント資料】
ドラえもんといっしょにおべんきょう(国語科・算数科)
12月頃にする内容のプリント資料。

【12月の学級経営資料】
・12月の担任実務+ワンポイントチェック表

・通知表記入のための準備

・係・当番のしごとを振り返ろう

・大掃除をして気持ちよく一年をしめくくろう

・有意義な個人面談にするために

・他

【新学習指導要領移行期1年目の教科指導ヒントとアイディア集】
国語科
かいて たのしもう(光村図書)

よくみて かこう(東京書籍)

算数科
ひきざん(2)

生活科
かぞくっていいな 他

研究会・研修会ガイド 情報パック2009
【連載】
●豊かな心を育む 道徳のお話資料と展開例

●わくわくにこにこ みんなの学級活動

●11月の食育

●マンガでわかるトラブル対応アドバイス

●一年生の外国語活動 英語で遊ぼう!

●心ほぐしのミニゲーム

●ニュースアングル

●12月の本棚

●保護者のホンネ

●読者の声



※内容・タイトルは一部変わることがあります。

小二教育技術2009年11月号が発刊になりました

2009-10-19 19:45:13 | Weblog
小二教育技術2009年11月号が発刊になりました。
今回の特集は「いじめ」です。
わたしにとっては、いじめの予防が研究課題なので、すごく勉強になります。
みなさんもぜひご一読ください。勉強になりますよ!

小二教育技術 最新号・次号の内容
小二教育技術 2009年11月号
発売中
定価840円(税込)
バックナンバー定期購読「教育技術メールマガジン」では、「教育技術」各誌の最新情報をいち早くお届けしています!

メールマガジンお申し込み【大特集】
どう発見し、どう対応する?
「いじめ」を許さない学級経営の鉄則
PART1 クラスのいじめ 早期発見&対応のポイント
PART2 いじめを許さない学級づくり
PART3 「どうなったらいいか」を考える トラブル対処術
【小特集:1】
こんなアイディアがあったのか!
保護者をまきこみ、
家庭学習を充実させる極意
【小特集:2】
新学習指導要領の新単元もフォロー
算数のつまずきポイント
徹底チェック&指導術
【ビジュアル企画 PART:1】
子どもと読みたい不朽の名著ガイド
2009秋版
【新学習指導要領シリーズ(7)】
「伝統的な言語文化に関する事項」
の授業アイディア
【新学習指導要領移行期1年目の】
教科指導 ヒントとアイディア集.このページのトップへ次号の内容小二教育技術
2009年12月号予告
11月14日ごろ発売
特別価格890円(税込)【特別付録09-10冬版】
DVD-ROM
年賀状&学級経営お役立ちデータ集
(1)年賀状100点、クリスマスカード20点、寒中見舞い10点 ほか
落ち着いたデザインからポップなものまで取りそろえて、大量に収録! 例年通り、干支イラスト集・ハガキ文例も充実しています。

(2)撮り下ろしムービー3本立て
★体育科「体つくり運動 基本&応用アイディア集」(小・中・高学年)

★レモンさん(山本シュウ)講演完全収録

★『小学館の図鑑NEO 科学の実験』より、おもしろ科学実験映像BEST3(小・中・高学年)

(3)学級経営テンプレート集(1~3月)
がんばりカード、表彰状、学級通信・学年通信例、そのまま使えるカット&レタリング集、お役立ちカレンダー等を大量収録。

【特集(1)】
その心構えから、具体的ノウハウまで
特別支援教育
「医教連携」の心構えと注意点
PART1 医教連携で、まず、最初にすべきこと
PART2 病院やコーディネーターとの連携にあたっての注意点
PART3 診断別・対応にあたっての注意点
ADHD、自閉症スペクトルなど、診断がついた子どもたちと向き合っていく上で、教師と医師とが連携し、適切な療育を行っていくことは、とても重要です。その基本的心構えと注意点について、山形大学・横山浩之教授と、現場のベテラン教師たちがアドバイスする、全教師必読の特集です。

【特集(2)】
超多忙な年末をのりきるための、お助けテンプレート
新単元対応・二学期の
通知表記入文例
移行期間に指導する各教科・領域の新内容をフォローした記入文例を、豊富に紹介します。超多忙な時期を乗り切るためにご活用下さい。

【新学習指導要領シリーズ(8)】
移行期間に指導する新内容
算数科「体積の単位と測定」の授業展開例
新学習指導要領を反映した授業の指導案を紹介、授業展開にあたっての具体的なポイントを解説します。

【ビジュアル特集】
導入される最新設備を、どう活用する?
ICT授業、本当に使えるアイディア図鑑
電子黒板をはじめとして、整備が進むデジタル環境を、真に活用するための、まったく新しい発想法に基づく授業アイディアを、教科別に紹介します。

【ビジュアル企画 PART2】
ステップ式指導
ボールゲームのアイディア図鑑
高学年のボール運動につながる「投げる」「蹴る」等の基礎的な動きを、楽しみながら身につけることが出来るアイディアを図解。ステップ式指導で、身につけさせたい力を明確にしつつ取り組むことが出来ます。

【おもしろ学習プリント】
かけ算九九 ポケモンと一緒に復習プリント
二学年算数学習の目玉、かけ算九九に習熟するためのアイディア・プリントです。

【12月の学級経営資料】
・学級経営のポイント

・12月の担任実務一覧

・子どもの評価と保護者へのお願い

・インフルエンザを予防しよう

・お金の使い方、遊び方のルールを再確認しよう

・家族との関わり方やお手伝いを見直そう

・一年生との交流にあたって

・大掃除にあたって

・秋・冬野菜の収穫を通して

・12月のゲーム

・12月の教室環境作り



【連載】
●子どもの心にひびく 道徳のお話と展開例

●にこにこ二年生 楽しい学級活動

●12月の本棚

●二年生の外国語活動 英語で遊ぼう!

●12月の食育

●News Angle 2009

●保護者・読者の声

★研究会&研修会ガイド 情報パック2009
新学習指導要領移行期1年目の 教科指導ヒントとアイディア集
国語科
かたかなで書くことば(光村図書)

じゅんじょを考えなが書こう(東京書籍)

算数科
かけ算(3)

生活科
むかしのあそび



※内容・タイトルは一部変わることがあります

授業づくりネットワーク2009年11月号が発刊になりました

2009-10-18 13:41:12 | Weblog
 授業づくりネットワーク2009年11月号が発刊になりました
今月の連載テーマは、職員室で手軽にできるワークショップ型研修/八巻寛治
  保護者からの苦情「学校への訪問による対応」です。
ぜひこの機会に、保護者の方の声に耳を傾けて、共育ての“共育”を目指したいものですね。

授業づくりネットワーク2009年11月号
http://www.gakuji.co.jp/magazine/network/index.html
特集:多文化共生教育のススメ
多文化共生教育のススメ/上條晴夫
自分や友達のよさを語ることのできる子どもに/増川秀一
多文化共生の学級づくり・授業づくり~中国を中心とした交流を求めて~/若月安明
子どもの力を信じよう/及川比呂子
私たちのクラスにAちゃんが来た/佐竹康弘
第2特集:プロジェクトアドべンチャー理論!徹底入門
プロジェクトアドベンチャーを教室へ/林 壽夫
体験学習サイクル/岩瀬直樹
フル・バリュー・コントラクト/高久啓吾
チャレンジ・バイ・チョイス/甲斐崎博史
コンフォートゾーン~自分の成長のために一歩踏み出す~/遠藤安孝  


月刊 B5判
定価700円(本体667円)

平成21年度 年間誌代8,400円

●2009年11月号はこちら

【たのしい実践】
 郷土料理は地元の食材でつくるもの?~宮城県の「はっと」作りを教材にして~
 (家庭/社会・小6)/平本福子
【たのしい実践】
 修学旅行に夜の学習会を
 (特別活動・小6)/長瀬拓也
連載

授業成立入門~ハイブリッドのすすめ/石川 晋
  「合法的立ち歩き」の授業
職員室で手軽にできるワークショップ型研修/八巻寛治
  保護者からの苦情「学校への訪問による対応」
教師教育の今/矢野博之
  教育事象を研究する方法(3)~量的研究・数量調査の実際から~
特別支援教育おすすめ教材・教具と指導のアイデア/上原淑枝
教室がなごむお笑いのネタ/佐々木潤
オイカワヒロコの保健室日誌/及川比呂子

あすの授業(11月)
国語(小2)/橋本慎也
セルフエスティームを高めるスピーチゲーム
社会(小4)/武田直樹
賛成?反対?堰の影響について自分なりの考えをもとう
算数(小6)/氏家拓也
物を使って算数しよう~かさを調べよう~
理科(小4~6)/平嶋 大
ドッジボールは軽くなる?重くなる?変わらない?
図工(小2)/芳賀和彦
ぼかし遊びでデザインしちゃおう!
学級活動(中学校)/田口 圭
掲示板を使って生徒の活動意欲を高めよう
編集部に届いた本
バックナンバー
掲示板
ひろば
次号予告・編集後記

総合教育技術2009年11月号が発刊になりました

2009-10-17 14:13:29 | Weblog
 総合教育技術2009年11月号が発刊になりました。今月号は、特集1移行期の課題解決、特集2職員室の“カイゼン”計画が魅力的です。ぜひご一読ください。

トップ>総合教育技術 最新号・次号の内容
http://ed.shogakukan.co.jp/book_index/extra01/index.html
総合教育技術 2009年11月号
発売中
定価840円(税込)
バックナンバー定期購読「教育技術メールマガジン」では、「教育技術」各誌の最新情報をいち早くお届けしています!

メールマガジンお申し込み【特集1】
学校変身の好機!
「移行期」ならではの課題と解決
【特集2】
指導と交流の中心
職員室“カイゼン”計画
【新連載!】
「アングルを変えて視れば」――第2回
~オックスフォードの地から~
オックスフォード大学教授苅谷剛彦

【スペシャル・インタビュー】
由紀さおりさん(歌手・女優)
&安田祥子さん(声楽家)

【無料添削!】
★目指せ!ニューリーダー
学校管理職研修
【研修資料】
東京都 平成21年度 教育管理職選考筆答試験
問題と考察
.このページのトップへ次号の内容総合教育技術
2009年12月号予告
11月14日ごろ発売
特別価格890円(税込)【特別付録09-10冬版】
DVD-ROM
年賀状&学級経営お役立ちデータ集
(1)年賀状100点、クリスマスカード20点、寒中見舞い10点 ほか
落ち着いたデザインからポップなものまで取りそろえて、大量に収録! 例年通り、干支イラスト集・ハガキ文例も充実しています。

(2)撮り下ろしムービー3本立て
★体育科「体つくり運動 基本&応用アイディア集」(小・中・高学年)

★レモンさん(山本シュウ)講演完全収録

★『小学館の図鑑NEO 科学の実験』より、おもしろ科学実験映像BEST3(小・中・高学年)

(3)学級経営テンプレート集(1~3月)
がんばりカード、表彰状、学級通信・学年通信例、そのまま使えるカット&レタリング集、お役立ちカレンダー等を大量収録。

【特集1】
初任もベテランも活かす!
“協働”を実現する「教師間コミュニケーション」
「移行措置」期間2年目、新学習指導要領に則った効果的な学校経営に向けて、学校リーダーのみならず、学校全体がますます一丸となり、取り組んでいかねばならない。
そのために欠くことができないのは、教師同士の円滑なコミュニケーションだ。望ましい協働について、リーダー側から、また新人、中堅、ベテラン教師の側から双方向的に考察していく。

●アンケート1/校長、教頭・副校長20人が普段から心がけている、「教師をやる気にさせるためのコミュニケーション」とは?
●アンケート2/教職経験3年未満の新人教師20人が本音で語る「やる気が出る、学校リーダー主導のコミュニケーション」とは?
●チェックリスト/新人、中堅、ベテランなど多様な年齢層の教師たちと協働していくために、学校リーダーに求められる「コミュニケーション力」とは?
兵庫教育大学大学院教授 浅野良一

●実践事例/学校リーダーを含めた、教師間の信頼関係を醸成し、子どもの指導に活かす
(1)東京都品川区立第二延山小学校 (2)鳥取県鳥取市立青谷中学校

【特集2】
“ことば”と質をふまえた
「総合的な学習の時間」の精選
学習指導要領の改訂によって、小・中ともに時間が削られることとなった「総合的な学習の時間」。英語や他の活動に注目が集まる中で、「総合的な学習の時間」をどう捉え直し、どう活かしていけばよいかを考える。

●インタビュー/改めて問う“新学習指導要領下での「総合的な学習の時間」の位置づけ”
文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 田村 学さん

●提言/移行期からしっかり対応する、「総合的な学習の時間」の精選ポイント
兵庫教育大学大学院教授・放送大学大学院客員教授 佐藤 真さん

●実践事例
長野県伊那市立伊那小学校 ほか

【特別企画】
文部科学副大臣・参議院議員 鈴木 寛さんに訊く!
「政権交代でここが変わる“日本の教育”」
●教員免許更新制は?

●ICT機器導入は?

●全国学力テストは?

【スペシャルインタビュー】
栗林慧さん(昆虫写真家)
自然界の不思議を、そして面白さをレンズを通して伝え続ける栗林さんに、これまでの足跡を訊く。

【4大強力連載!】
1. 学校見聞録
東京大学大学院教授 佐藤 学

2. 魂の校長塾
日本教育技術学会理事 野口芳宏

3. 子どもに聞かせたい! 校長先生のお話
明治大学教授 齋藤 孝

4. アングルを変えて視れば~オックスフォードの地から
オックスフォード大学教授 苅谷剛彦

【3年目突入の人気エッセイ企画!】
TREND2009
1. 横浜FC代表取締役会長 奥寺康彦

2. 児童文学作家 齊藤 洋

【充実の実用連載!】
●「教育風土記2009」 第9回 富山県

●「はじめての図書主任」久保田正己

●「理数教育の命」前京都大学教授 上野健爾

●「ドラマの中の教師像」日本大学教授 佐藤晴雄

●「全国優秀教師列伝」

●「知っておきたい戦後教育史」飯田 稔

●大村はま「生涯一教師のことば」

【他にも盛りだくさんの連載!】
●教育ジャーナル ●保護者とともに歩む

●特別支援教育を訪ねる ●詩のある風景

●情報パック ●学校だよりと学校経営の実務

【その他】
応募者倍増!ニューリーダーを目指すあなたのための
New School Leader
2009年度 学校管理職研修
★管理職を目指す手順とヒントがいっぱい!

★無料添削で、合格への道が具体的に見えてくる!

★ライトな記号式問題+短作文の「法規セミナー」で、今すぐ気軽に応募!

※内容・タイトルは一部変わることがあります。

やまかん1学級保護者会・懇談会の演出スキルの紹介第2弾

2009-10-14 08:32:00 | Weblog
 今日も、仙台市の学校は、秋休みで2日目でしかも最終日です。今朝も爽やかな秋晴れの天気です。今夜は、宮城で日本対トーゴ戦があり、金曜日からは、楽天のCSもあります。
今正に“仙台・宮城が熱い”です。本日も勤務です。頑張りましょう。
 やまかん1学級保護者会・懇談会の演出スキルの紹介第二弾です。基礎編を紹介します。

秋休みが明けると学習発表会や学芸会のシーズンに突入でしょうか。その後にある「学級懇談会」「学級保護者会」は、どのようになさっていますか?
私が提案するカウンセリングの技法を活用したものは、いかがでしょうか。
と言うことで、今回から数回に渡り、活用できる書籍を紹介させていただきます。

やまかん流カウンセリング技法活用シリーズ1
学級保護者会・懇談会の演出スキル 八巻寛治 著

学級懇談会・保護者会を保護者を味方にする場に変える!
カウンセリング技法の使い手として高名な著者が、今までの保護者会や懇談会で成果を挙げたエンカウンターやシナリオロールプレイのエクササイズを山盛り紹介した、学級担任の力強い味方本。是非ご活用ください。
ISBN: 978-4-18-184014-3 ジャンル: 学級経営
刊行: 2008/2/8 2版 対象: 小 中
仕様: B5 132頁
<リンク:http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D184014%2D3>http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html?bango=4%2D18%2D184014%2D3

《基礎編》
 第1章 今,求められる学級懇談会・保護者会(冒頭)


1 今,求められる保護者との連携とは
 マスコミではモンスターペアレンツ,モンスターチャイルドなどと代名詞を作り,過剰な要求,非常識な要望をする保護者や子どもたちが増えたと感じている教師たちが多く,保護者との連携が難しいと思っている傾向が強まっている。
 現に自分の周りでもそのようなことが話題になることがあったり,学級経営の相談を受けたりして,「あの手この手を使って連絡しても返事すら返ってこない。」「また文句を言われた。」「家庭が悪いから子どもの忘れ物が減らない。」など,保護者に対する悩みや苦情を耳にすることが増えている。
{左:学級保護者会・学級懇談会演出のスキル.jpg} 確かに以前のように教師の立場が「先生」という代名詞で守られ,尊重されていた時代はそのような苦情や愚痴を言うことで,その場はある程度取り繕ってすんだかもしれないが,以前民間にいて教師になった私の立場からは,もう少し保護者の声に耳を傾けたり,教師自身が歩み寄っていく姿勢を見せたりすることによって,保護者との連携が促進されるのではないかと思う。特に,説明責任の時代と言われる今の時代には,保護者との連携を模索することが必要条件の1つになるのではないかと思う。
 また逆に,わが子を持つ親の立場で言えば,学校に任せきりにしたり,子どもの話を一方的に聞くだけではなく,もう少し担任の先生に対して歩み寄ることが大切なのではないかとも思う。

2 保護者との連携が難しいわけは?
 なぜ,保護者との連携が難しいのだろうか。様々な要因はあると思うが,やまかん流の考えを述べてみたい。
 私が以前勤務したある学校で,学年の保護者に対して行ったアンケート(5年生4学級約150名,無記名,回収率83%)の中で,教師に対する不安や不満としてあげられた保護者からの声の中に,「担任の先生にもっとしっかりわが子を見て欲しい。」「なぜうちの子ばかり注意されるのか,ひいきされているのではないか。」「前の担任の先生ならもっと話を聞いてくれたのに…。」などがあった。前述の教師からの悩みや苦情とは違う立場でのホンネであるとは思うが,保護者と教師との意識のずれがあると言うことなのであろうか。
 誤解しては欲しくないが,その言葉が,全ての教師に向けられているわけではないし,本当に一部の極端な例なのかもしれない。しかし,われわれ教師はそのような声があることに耳を傾ける必要はないのだろうか。
 現実としては,保護者も教師も,それぞれの立場で子どもの成長や幸せを願い,子どもにかかわっているのであるが,それが時として,教師は教師の立場で,保護者は保護者の立場で,困っていることや悩んでいることだけが目につき,それぞれへの思いまで気を遣うことや敷衍することが出来ない状況にあるのではないかと思っている。
 そこで大切なことは,子ども自身がどんな願いや喜びを持ち,悩みや,苦しみを感じて生活しているかという,子どもの思いを中心に考えていくこと,苦しさや辛さを共有したり,共感したりした上で,保護者と教師が,それぞれの立場で,自分と子どものかかわりを考えることを通して,子どもにとって何がよいかについて話し合うことができた時こそ,初めて連携が可能になってくるのではないだろうか。
 私は仙台市内の公立保育所の保育士さん達と勉強会を重ねているが,先生方はよく,「子育ては,親と保育士とが共に手を携えて育てる立場になりきる“共育て”なんですよ。」と言ってらっしゃるが,まさにその言葉通りだと思う。

3 保護者との連携はなぜ必要なのか
 では,小学校,中学校ではそこまで保護者とと教師が連携することは必要なのだろうか。
 子どもをどう育て,教育していくかということについては,保護者も教師もともに迷い,悩み,戸惑っている現実があるのは前述した通りである。また,連携の難しさがあることもわかる。では,どのような連携が求められることになるのであろうか。
 子どもは,家庭を中心にはしているが,家庭や学校それぞれの役割をもって育つのであり,個人の生活が中心の家庭生活と,集団の生活が中心の学校生活とでは,子どもが自分自身を見せる姿には違いがある。よって,家庭と学校,保護者と教師の双方が,それぞれを尊重した共通意識を持ち,子どもの成長を援助することが求められることになるのである。
 筆者は荒れた後の学級を3度ほど受け持つ機会があった。それを解決できたのには,保護者との連携があったからこそであることは否めない。そうなると,子どもや子どもを取り巻く人々とのトラブルや問題が起きる前に,しっかりと信頼関係を築いておくことが大切になる。
 また,トラブルや問題が起きた時には,保護者と教師が,子どもとどうかかわっていくかを考えるよい機会であることを自覚しながら連携を深め,「失敗を活かす姿勢」「失敗から学ぶ姿勢」をもって対処する必要があるのでないだろうか。
 保護者と教師が,相互にパートナーシップの心を育てていければ,学校経営や学級経営において,保護者が教師に対するよき理解者であったり,よき協力者であったりして,たいへん心強い存在になるのである。
 そのように保護者を味方にするようにするには,教師の指導技術を磨き,授業参観で見ていただくことや,クラスのお便り等で日頃から信頼関係を育んでおくことが大切であると同時に,私は,“学級懇談会・保護者会”で,どれだけ保護者の心をつかめるか,授業参観だけ見て帰ってしまわれないような,分かりやすくてためになる魅力的な学級懇談会・保護者会,自分から参加したくなるような学級懇談会・保護者会を通して,より密接な保護者との連携が必要になってくると思う。