やまかん日記

小学校教員、上級教育カウンセラー、嘱託社会教育主事、学級経営スーパーバイザーとしての活動を紹介します。

やまかん先生のHappy教育コラム最終号が発刊になりました

2013-05-27 21:45:44 | 日記
 やまかん先生のHappy教育コラム♪最終号が掲載になっています。
仙台リビング新聞社さんの「やまかん先生のHappy教育コラム」で一年間連載をさせていただきましたが,今回で最終になりました。どれだけの方に読まれているのかなと,ちょっと不安でしたが,メールや電話などでたくさんの励まし,激励,お疲れさんメッセージなどをいただきました。心から感謝です。今後何かの形でお伝えできる機会があればありがたいです。
興味のある方は,無料で読めますのでご一読ください。

http://www.sendailiving.jp//backnumber/webliving/130525/ebook/#page=6

仙台セミナースタッフ募集しています。

2013-05-19 20:32:00 | 日記
仙台セミナーでスタッフを募集しています。もちろん受講生も募集しています。ぜひ仙台においでください。
8/24(土)、25(日)
 ★★★  「教師みらい:仙台Ne太郎プロジェクト」  ★★★
■「教師みらいプロジェクト」からの、お知らせです。
 東北・仙台のセミナーを2年ぶりに開催いたします。
 仙台の皆様には、申し訳ないと思いつつも、
 私は、といえば、「三年寝太郎」を決め込んで、
 大震災ボランティアは、表立って動かないでいました。_(_^_)_

 義捐金を集めたり、実際に釜石へ出向いて様子を見たり・・・
 いろいろやってみていても、
 そこには、何もできていないと感じる自分が、
 立ちすくんでしまっている状態でした。

 そうこうしているうちに・・・・、 千葉、四日市、名古屋で、八巻さんと共に、
 セミナーをやりながら、少しずつ 自分が歩く「方向性」が見えてきました。
 昨年から私は、富山市役所にて、社会福祉課保護係の「学習支援事業」に携わっています。
生活保護を受けている家庭の子どもたちへの学習支援です。

 各家庭への学習支援員の派遣とともに、地元の児童養護施設での学習支援活動に取り組んできました。
 仙台では、八巻さんも 地元の児童養護施設に かかわっていらっしゃるという話も聞き、
 「寝太郎」の脳裏に、ビビビッーと電流のようなものが走り、三年よりはちょっと早めに、目ざめた次第です。
 その第1弾、「教師みらいプロジェクト」として、8月の夏休み後半の24日(土)、25日(日)に、
 下記のようなセミナー・交流活動を実施したいと考えました。
 そんな場へ多くの先生方、教育関係者に集っていただき、みんなで語り合い、ふれあいながら、
 時間、場、仲間の三間(サンマ)を料理し合う喜びを分かち合いたいと思っています。
 できるならば、その後、仙台セミナーの際には継続的に、児童養護施設等の交流活動が続けられることを願っています。
 今回の仙台でのセミナー、交流会を「仙台四郎」にあやかり、
 「教師みらい:仙台Ne太郎プロジェクト」と銘打った企画を考えました。

 当日、当日までのプロジェクト企画、運営等に
 かかわってくださるボランティアスタッフを募集しております。
 二日間のいずれかに参加していただければ幸いです。
 もちろん両日共に参加していただければ、この上ない喜び。
 ※ 参加してくださる方は、下記の様式でご連絡ください。
  ■ご協力いただける方の
   ①氏名 ②住所 ③ご職業(勤務所)
   ④連絡方法(メールアドレス or 電話 or FAX)
 (A)参加形態
  ①セミナー(24日)&交流会(25日)
  ②セミナーのみ
  ③交流会のみ
 (B)担当者募集(複数可)
  ①セミナー担当(講座・実践提案・模擬授業)
  ②交流会担当(やっていただける内容を記述してください)
 
★★★  「教師みらい:仙台Ne太郎プロジェクト」  ★★★
  ○ Next(次の) ○ New(新しく) ○ Necessary(必要な)
「仙台から、次のステージへ向かう、新しい風を、必要な所に吹かそう」
     
☆ 8月24日(土) 10:00~17:00
  「学級づくりパワーアップセミナーin仙台」
    【会場】東京エレクトロンホール宮城:会議室

《募集》 ( )内は、現在までの参加希望者
  ・ 講座担当 (八巻寛治、古川光弘、金川秀人、大谷雅昭、老月敏彦)
  ・ 実践提案 (佐藤宗巧)

☆ 8月25日(日) 10:00~14:00
 「<丘の家子どもホーム> チャリティ・フェスタ 」
   【会場】(社会福祉法人)仙台キリスト教育児院
        「児童養護施設:丘の家子どもホーム」
  《募集》 
   ◎全体イベント担当者
   (例) 全体での歌広場、 ふれあいゲーム、 その他
   ◎イベントブース担当者
   (例) 手品コーナー、けん玉コーナー、 その他
      「おもしろ化学教室(大谷雅昭)」

エンカウンターで学級づくり12か月

2013-05-05 20:59:32 | 日記
エンカウンターで学級づくり12か月について問い合わせをいただきました。先日お邪魔した大阪でも話題になっていました。低・中・高学年の3冊あります。その時期に合うエクササイズや学級懇談会などで使えるエクササイズが掲載されています。
ぜひご一読ください。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-872513-3
エンカウンターで学級づくり12か月 小学校高学年
ロングセラー好評14刷
八巻 寛治・平野 修 編著
1年間を見通したワークシート付きのエクササイズが満載。

学級づくりにエンカウンターは絶対に効果的。取り組んだ先生方の声です。本書は、高学年の学級づくりの筋道に生きるエクササイズを選択・網羅、シート付きで手軽に活用できます。特に、若手の先生方の力になること間違いなしです。是非お役立てください。
定価: 1,995円(税込) 送料無料 ISBN:4-18-872513-3
刊行:2006年2月8日 14刷
仕様:B5判 112頁




はじめに
      学校現場に活用できるエクササイズの提案

 構成的グループエンカウンターは,今や全国どこの学校に行っても実践している人はいる。深く理論を知らなくても,毎年夏の「エンカウンター入門講座」(東京)や,日本教育カウンセラー協会(学会)主催の養成講座などで,全国各地に研修会が開かれるようになった。また,今でも大ベストセラーを記録し続けている「エンカウンターで学級が変わるシリーズ(小・中・高・ショート・総合・事典等)」國分康孝編集・監修(図書文化)をもとに実践することができる。私は同シリーズのショートエクササイズ集(Part1・2)の編集に携わっている。

 また最近では,次のように,どちらかというと学校現場で活用しやすいようにアレンジした形のエクササイズ集や,すき間の時間に活用できる簡便法としてのエクササイズを提案し,様々な場面で提供してきている。参考にしていただきたい。

・構成的グループエンカウンターミニエクササイズ56選小学校版八巻寛治著(明治図書)

・小学校学級づくり構成的グループエンカウンターエクササイズ50選小学校版八巻寛治著(明治図書)

・実践構成的グループエンカウンター№1~7(1号は“春”,2号は“夏”)号(明治図書)

・エンカウンター実践テキスト№1~3号,(明治図書)

・保護者会で使えるエンカウンター・エクササイズ八巻寛治他編著(ほんの森出版)

・「小一教育技術」「小二教育技術」〔小一は平成13年度~16年度,小二は平成14年度~16年度まで毎月連載,現在は年数回掲載〕(小学館)

・「月刊特別活動研究」〔平成12年度~平成17年度〕(明治図書)

・「月刊学校教育相談」〔平成12年度~平成16年度〕(ほんの森出版)対話を用いた(シナリオ)ロー

ルプレイングをテーマに連載

      本書のねらい

 この本を出すに当たり,次の2つのねらいをもった。

 ①1年間を見通した小学校の学級づくりで活用できるワークシート付き(一部説明のものもあり)のエクササイズを示したい(各学年部月ごとに学級活動・朝の会帰りの会・教科・領域各1事

例ずつ,保護者会4事例,ウォーミングアップ8事例)。

 ②低・中・高学年と発達段階を考慮して時期にあったものを紹介(実際に実施したもの)し,各学級担任が手軽に学級づくりに活用できるようにしたい。  ことの2つである。

 今回掲載した45のエクササイズの多くは,編集に協力してくれた人たちが学級づくりに生かし,教科,学級活動,道徳,朝の会帰りの会など,様々な場面で活用してきたものである。実施するときは追体験するような気持ちでやっていただくことをお勧めしたい。

 ※本文中の参考・引用文献(主に図書文化刊)は,似ているエクササイズを紹介したいために,意図的に記述させていただいている。



      構成的グループエンカウンターを学ぶきっかけは?

 私は,小学校の教師になる以前に,民間企業に勤務し,人事研修の1つとして取り組んだ「自己啓発研修」でロールプレイングやエンカウンターなどを学ぶ機会があり,それを学級づくりに取り入れてきた。【参照】平成5年度「月刊特別活動研究」学級活動<低学年>の連載(明治図書)

 その後,仙台市教育センターの調査研究事業や長期研修員,グループ奨励研究(小中連携・学級づくり)などを通して,市内や県内の先生方とネットワークをつくり,勉強会を行ってきた。その中でも,國分カウンセリング研究会主催の2泊3日のワークショップ(体験コース・リーダー養成コース)では,元祖國分エンカウンターを肌で感じることができ,目から鱗が落ちるほどの新鮮さを感じたのを今でも覚えている。それ以来,エンカウンターの有効性を確かめながら全国学校教育相談全国大会や日本カウンセリング学会,教育カウンセラー(学会)全国大会,特別活動の研究会などで取り組みの成果を発表してきた。

 特に平成8年度,仙台市教育センターの長期研修員として,前年度にいじめが起きたある学級を対象に,その後の予防と再発防止を図ることを目的に,構成的グループエンカウンターのエクササイズをミニエクササイズとしてプログラム化して実践した。

 徐々にではあるが,ぎくしゃくしていた人間関係が改善され,その後いじめは起きなかった。また,中学生になってからの追跡調査でも,8割以上の子が構成的グループエンカウンターの体験が,何らかの形で中学校生活に役にたっていると答えた。

      こんなことを心がけて実践している

 私が今まで担任したクラスには,不登校や場面寡黙,てんかんやLD児,ADHD児,虐待を受けた子,帰国子女など様々な問題や課題を抱えている子がいた。また,前年度に学級崩壊に近い状態になったクラスを受け持ち,涙の卒業式を迎えたという経験も何度かしている。

 それらの経験の多くがエンカウンターのお陰であると思っている。國分カウンセリング研究会主催のリーダーコースのスタッフに入れていただいたり,毎年夏に行われている学級づくりのためのエンカウンター体験コースのリーダーを数年に渡り担当させていただいたり,全国の研究会等から要請された研修会で,のべ約5,000人の方とお会いすることができた。

 構成的グループエンカウンターは,そんな私の「苦しいときの神頼み」の1つとして有効に活用してきた。「美味しいとこのいいとこどり」的に,自分ができる範囲でやれるように,いわば八巻流にアレンジして取り組んできた。ぜひみなさんも自分流にアレンジして取り組んでいただきたい。

 我が師であり,構成的グループエンカウンターの実践を支えてくださっている國分康孝先生久子先生ご夫妻のモットー「分かりやすくてためになる」を心がけ,本誌を編集してきたつもりである。この本の出版にご尽力いただいた多くの方々に「お陰様」の気持ちを伝え,感謝の言葉としたい。



  平成18年 初春

   編者代表 仙台市立小学校教諭 上級教育カウンセラー /八巻 寛治



《やまかん・こんなことやってます》
明治図書関連↓
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/cskill/?id=20130191
http://www.meijitosho.co.jp/search/?keyword=%94%AA%8A%AA%8A%B0%8E%A1
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20100296
小学館関連↓
http://www.shogakukan.co.jp/yomi/author/_author_6821
アマゾンさん↓
http://www.amazon.co.jp/s/ref=sr_pg_1?rh=n%3A465392%2Cp_27%3A%E5%85%AB%E5%B7%BB+%E5%AF%9B%E6%B2%BB&ie=UTF8&qid=1364760796

やまかん流☆ここで活かせるカウンセリングスキル最新号は?

2013-05-01 20:02:19 | 日記
やまかん流☆カウンセリングスキル(11)
仲間はずれ
―ロールプレイを使ったトラブル解決―
仙台市立沖野東小学校教諭八巻 寛治
2013/4/30 掲載
 5月。多少落ち着きが感じられるようになる5月は、子供たちの間に、お互いの存在を意識し始め、少しずつグループが出来るなど、仲良くなり始める時期です。反面、4月の出会いの頃の不安と緊張が取れ、互いに言いやすい雰囲気になる頃でもあり、馴れから来る相手を尊重しない言動も見られ始める時期でもあります。
 ある程度互いのことが分かりかけてきた時期に、中・高学年の子供たちの生活場面で起こりやすい小さなトラブルとして「仲間はずれ」や「意地悪を言う側と言われる側との意識の違いや,気持ちの違い」があり、自分と相手との意識のずれや気持ちの違いが起こる時があります。
 最近よく問題視されるいじめ問題は、互いの意識のずれからくるケースが多く、ロールプレイを活用して意識のずれに気付き、感情の修正を経て行動の修正につなげることは、トラブルを起こした当事者同士が納得しやすいというメリットがあります。
 ロールプレイは、いじめの予防に限らず解決に向けてなど様々な場面で活用できます。最近の子どもたちは、人とかかわる経験が少ないために、具体的にどのように対応して良いかが分からない子が多いようです。そこで、シミュレーション的に体験したり、いざというときに役立つ場面を想定してコミュニケーション能力を高めたりするような「気づき」を元にしながら、相手のつらさや痛みを感じて、実感を伴っていじめを抑止するようにしたいものです。


仲間はずれ
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/cskill/?id=20130314



《やまかん・こんなことやってます》
明治図書関連↓
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http://www.meijitosho.co.jp/search/?keyword=%94%AA%8A%AA%8A%B0%8E%A1
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?id=20100296
小学館関連↓
http://www.shogakukan.co.jp/yomi/author/_author_6821
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