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スパニングツリー BPDU STP RSTP MSTP

2018-06-23 12:05:51 | パソコン
ネットワーク機器のループ構成による冗長化には Spanning Tree Protocol(STP)が使われ、仕様は IEEE 802.1D で標準化されている。

Bridge Priority:低い値であるほどRoot側。32768がデフォルト値。指定できる値は0,4096,8192,12288,16384,20480,24576,28672,32768,...,61440。
Hello:Bridge Protocol Data Unit(BPDU)送信間隔。秒単位。
Forward Delay:リスニング(ポート選出)およびラーニング(ポート確定)の時間。
Max Age:Bridge Protocol Data Unit(BPDU)を受信できなくなり、再構成を始めるまでの待ち時間。(※)
Transmit Hold Count:1秒間に送信される Bridge Protocol Data Unit(BPDU)の最大値。(負荷がかかるためデフォルト値推奨?)
※ブロッキングポートを持つスイッチの非ブロッキングポートでBPDUが受信できなくなった場合は、待ち時間なし。

STPの改良、高速収束をしたものが、Rapid Spanning Tree Protocol(RSTP)で、仕様は IEEE802.1W で標準化されている。
STPでは、非指定ポート(Non Designated Port)も BPDU を送信するが、
RSTPでは、代替ポート(Alternate port、Root Portを引継)かバックアップポート(Backup port、Designated Portを引継)はBPDUを送信しない。

<参考>

ネットワークエンジニアとして:STP - ポートの状態遷移とコンバージェンス
ネットワークエンジニアとして:RSTP - ラピッドスパニングツリープロトコルとは
ネットワークエンジニアを目指して:RSTP(ラピッドスパニングツリー) -コンバージェンス-


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