山口屋~活動日誌~

私生活で主な出来事をピックアップ

パワーエレクトロニクス

2005-11-26 23:55:46 | 工学
レポート用に借りた本の中に、また時間があれば熟読したい本と出会った。GTOサイリスタやIGBT、インバータなどについてこの本に書かれていることをきちんと読んでみたい。

<その1>

パワーエレクトロニクス / 楠本一幸 編
オーム社, 1999.4

<その2>

パワーエレクトロニクス / 江間敏,高橋勲 共著
コロナ社, 2002.1

虹は七色、井の頭線も七色

2005-11-23 23:54:06 | プラレール
最近何をやっても楽しくないので、試行錯誤に走り、昔に封印した趣味の封印を久しぶりに解いてみた。

高価で、繊細で、メンテナンスが必要ないわゆる質的な鉄道模型ではなく、安価で、頑丈で、メンテナンス不要の量的なプラレール(子供用玩具)にかつては凝っていた。鉄道研究部で周りは鉄道模型をやっている連中ばかりの中で僕はプラレールを楽しんでいる人間だった。

プラレールが所詮子供用玩具と言っても、最近は鉄道の趣味の1つとしてはバカにできない。とても子供を対象としているとは思えないようなマニアックな車両が製品化されたり、リアルなサウンドが付いたりもしているからだ。近年は鉄道会社各社が特注で自社の車両を製品化して販売することも盛んで、今日は京王電鉄が「井の頭線1000系」という車両を発売した。(→広告

東京の渋谷~吉祥寺を走る京王井の頭線。ここを走る車両は非常にユニークで、車両によって色がバラバラで全部で7色ある。これが全色製品化されたからまた驚きだ。

最近は勉強が忙しくて、今日も買っただけでまったく動かせず、楽しみが増えることにはつながらなかったが、7色の車両が並んだ姿は見てるととてもきれいである。いまのところ収納場所が無く、僕の部屋に常時展示状態である。

死後の世界があったら自殺しない

2005-11-22 23:47:15 | 社会
一昨日買った一冊の本。まだ最初の数ページしか読んでいないのにとても印象に残っている。(→一昨日の記事も参照)

本も著作物である以上ブログでの引用は避けるべきであるが、僕が印象に残った部分として引用する部分は、買うか買わないかを考える立ち読みで読むような範囲に含まれ僕自身もここを読んで買う気になったので、特別に引用させていただく。

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リストカットする子にとっては死は恐れじゃない。「あの世ってあると思っているの?」と聞くと、「ある」という子は、すごく少ない。リストカッターは、「あったら死なない」という。「なんにもないから死にたいんだ」と。よく聞いていると、リストカットする子たちは「死にたい」という以上に「消えたい」という。死ぬ理由があるんじゃなくて、生きる理由が見つからないというんだよね。
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”リストカットする子たちは「死にたい」という以上に「消えたい」という。”
この部分は、僕がかつてここ3ヶ月に2回死を決意したときの心境をまさに当てている。僕はリストカッターではないが、その理由が「リストカットでは死にきれない」現状を知っていてあくまで非効率なことをしなかっただけで、リストカッターと実質同じような状態にあるのだろう。

もう1つ、
”リストカッターは、「(死後の世界が)あったら死なない」という。「なんにもないから死にたいんだ」と。”
これについてはわりと考えてしまった。もし今の自分と同じ自分が死後の世界にあるのだとすれば、死後の世界で○○だったら幸せということは、今の世界でも○○だったら幸せということとほぼ変わりない。つまり、今の世界から死後の世界へ自分が維持された状態で行くのならば死後の幸せと今の幸せは一致する、という極めて哲学的な発見を今日の夜道でした。もし死後の世界が存在すると思っている人がこれを理解できればその人は死なずに済むんだろうな、と思った。ただ、僕は死後の世界は存在しないと思っている人間なので、自分自身を説得するのにこれは使えない。

いいじゃない いいんだよ

2005-11-20 23:55:46 | 社会
生まれて初めて学校の課題以外で一般書を買った。日記のタイトルがその本のタイトルである。

「いいじゃない いいんだよ 大人になりたくない君へ」
 著者 水谷修+岩室紳也+小国綾子

水谷修氏は「夜回り先生」として有名で、全国の講演で若者の非行の実態を訴えている。他の2人の方もあわせ、問題を抱える多くの子供たちと向かい合ってきた3人が送るメッセージ。

非行ではないが、ここ3ヶ月の間に2回死を決意して友人・知人に止められているだけに、僕もすでに問題を抱えた若者なのだろう。だからこの本に魅かれたのだろう。