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送電 変電 昇圧 接地

2023-08-13 21:35:30 | 工学
送電、変電の黎明期から現在に至るまで昇圧や接地に関する要素技術をメモ書きで整理。今後も気が向いたときに更新予定。

<154kV送電>
●京浜電力、大同電力、日本電力
○1924年、長野県の竜島発電所-横浜の戸塚変電所、はじめての154kV送電線
○竜島発電所で自己励磁(110kV以下の線路では経験はない)
○前川幸一郎、荒井聰明:送配電、新訂版、pp.183(1987)→東京電機大学出版局

<網状接地、連接接地、深埋設接地>
●大地抵抗率が高い場所の接地について、新設と改修では異なるアプローチを取ったようだ。
●枚方変電所、駿河変電所、東千葉変電所:網状接地、連接接地
○広瀬胖、尾崎勇造、木下仁志、法貴四郎、木谷芳一:新北陸幹線における開閉サージ試験について、電氣學會雜誌、Vol.73、No.776、pp.439-444(1953.05)
○武居功、藤高周平、法貴四郎、富山順二、広瀬胖:駿河変電所及び駿河支線における衝撃試験、電氣學會雜誌、Vol.74、No.785、pp.156-160(1954.02)
○広瀬胖、江口又男、尾崎勇造、高梨貢:東千葉変電所に於けるサージ試験、電研月報、Vol.3、No.2、pp.68-85(1953.05)
●潤田変電所:深埋設接地
○加藤松政:潤田変電所における多重接地方式の実施成績について(A)、電力、Vol.38、No.12、pp.1113-1117(1954.12)

<275kV送電>
○1949年、わが国最初の275kV直接接地方式の送電線(新北陸幹線)が着工
→1951-1961年、誘導調整委員会
○1968年、東京電力によるわが国初の本格的超高圧地中送電線(西部変電所-新宿変電所約20km)の建設計画が発表
→1969-1971年、誘導調査特別委員会地中線誘導雑音小委員会

<500kV送電>
○1973年05月、東京電力房総幹線が500kVに昇圧運転開始。
○UHV系統の絶縁協調に関する調査報告、電気学会技術報告I-109号(1974.03)

<参考>
株式会社タワーライン・ソリューション:架空送電線の話 歴史に残る送電線
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