山口屋~活動日誌~

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ムダに終わった実験回路

2005-08-05 23:44:07 | 工学
ドットマトリクスの場合多数のLEDを光らせるため、マイコンやICから直接流せる電流では不足してしまうので、トランジスタを使う。

16×16二色ドットマトリクスの場合、最大で32個のLEDを光らせることになり、コモン側にトランジスタを使って光らせるにしても、1個10円で安い2SA1015では最大で150mAまでしか流せない。トランジスタの場合、コレクタ電流を一定以上大きくすると増幅率が低下する傾向にあるので、150mAギリギリまで電流を流してもLEDがちゃんと光るのか、点灯LEDの個数の変化で明るさのちらつきがないのかを見るために、実験用回路を作った。

ドットマトリクスを直接実験に使用するには抵抗があったので、V‐I特性が似ているLEDを32個使って、8月3~5日にかけて製作した。

ところが、この実験回路が意味のないものであることが後でわかった。ドットマトリクスの場合、LEDに常時電流を流すのではなく、瞬間的に強い電流を流すことになる。今回作った実験回路は、常時5mA弱の電流をLEDに流すもので、実際とは事情が異なるものを作ってしまった。

あ~、3日間の努力が~。