最高にボロい宿、横向温泉の「中の湯旅館」。
湯治宿として賑わっていた時代も終わり、今は一部のファンに親しまれている温泉宿。
玄関に入っても宿の人の気配は無し。入浴料を入れる籠が置いてあり、不在時は勝手に入れて勝手に入浴するシステムのようだ。
館内も何とも懐かしい雰囲気である。
浴室の戸も重たくて開けるのに一苦労。
しかし、そこには素晴らしい湯が待っていた。
源泉掛け流しの浴槽が2つ、それぞれ源泉も違い、温度も違う。
久しぶりに秘湯の湯に浸かった気がする。
茶色の湯花が、湯船を駆け巡る。
浴室全体に金気臭が漂う。素晴らしい湯である。
後から知ったのだが、露天風呂があるとか?
そんな気配は無かったけれどなぁ~
まぁーまた訪れる楽しみが出来たという事で~(^o^)
わざわざ時間を掛けて訪れる価値のある宿だと思う。
現在は、自炊専門の湯治宿であるが、客の大半は日帰り入浴のようだ。入浴料300円も良心的。
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