安良里ヤマナカ海話

西伊豆安良里ダイビングセンター山中のブログ。安良里や黄金崎の海、生物、人、ダイビングについて思いつくままに

水面に浮いたら、はぐれているのかもよ~

2007-10-17 16:15:58 | 指導
フリーフィングで「はぐれた」時は

その場に止まり、回りをよく見渡し、1分ほど待ってバディや仲間を見つけられなければ、浮上し水面で仲間が浮上してくるのを待つ。

これが一般的かな?

 透明度の悪い海で、浮力調整のミスにより経験の少ない方が浮いてしまうことは良くある。浮いた方は慌てて仲間のいるところへ潜行しようとする。
一方バディや仲間はいなくなったバディを探して、お約束通り水面に浮上しようとする。相互が”モグラ叩きのように”浮いたり沈んだりして、結局落ち合えな買ったりする例ってよくある。
この際に水中が流れていたり、潜行しようとする人が耳が抜けづらくていつまでも中層に浮いていたら・・・・
ますます離れ離れになる。

透明度の悪い海で水底の仲間のいる場所にまっすぐに潜行できるダイバーは少ないだろう。

透明度の悪い海で水面に浮いてしまうということは、”はぐれている”のと同じだ。なぜか”浮いた”ことと”はぐれた”ことを一緒に考えられないのだろう?

バディが見えない以上その場に止まって、バディと落ち合う。

同じ手順が必要だから
最近はお客様に「浮いたら、はぐれている」とお伝えするようにしている。