金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

挨拶

2007年03月20日 01時17分14秒 | Weblog
 金持ちは挨拶に注目する。

 友人が派遣のバイトをしている。さまざまなホテルへ派遣され、料理をお客様のもとへ運ぶことが主な役割である。先日、その友人の代わりで一日だけ派遣事業へと足を踏み入れた。たった一日だけの派遣バイトであったが友人の顔をつぶすわけにもいかず、本気モードでがんばってきた。

 目標を一つに絞った。それはマネージャー(偉い人)に気に入られること。私の派遣されたホテルのマネージャーは怖いということで評判であった。そこで古典的な鉄則に従うことにした。それは挨拶である。しっかりと挨拶をされれば誰だって気持ちいものだ。たとえそれが恐れられているマネージャーだとしてもである。

 自己紹介はしっかりとした。オープンする前には「いろいろと分からないことばかりですが精一杯がんばりますので、ご指導のほうをよろしくお願いいたします。」とのべた。

 第一印象は抜群であった。「もし君がこのホテルへ来てくれるのなら、時給を考える。最初から高めで設定するがきてくれないか?」というお誘いまでうけた。

 今考えてみると、私は大した仕事をしていない。やった仕事も裏方だったし、マネージャーは見ていなかった。マネージャーは10秒足らずの挨拶で私を判断したのである。
 
 たかが挨拶、されど挨拶。今後、私は社会から好かれる金持ちになりたいと思っている。本当は、社会にどのような働きをしているのかが重要視されるべきであろうが、一瞬の行いや振る舞いで判断されることも大いにあるだろう。ならば、第一印象を決定付ける挨拶は、気を抜くべきではないなと悟った一日となった。