金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

ダイエット

2007年03月09日 03時11分57秒 | Weblog
 金持ちはダイエットをする。

 中国人の友人が「僕の北京の実家に遊びに来ていいよ」といってくれた。チャンスだと思い貯金を全額引き出し彼の実家に15日間お世話になった。得たものは多かった。コミュニケーション能力、中国人の友人、かけがえのない思い出、そして5kgの脂肪。

 おばさんは毎回私の皿にたくさんの中華料理をとってくれた。私が「おなかいっぱいだからもういらないですよ」といえば、向こうは「遠慮なんかしなくていいんだから」という。私が「自分で料理をとりますから」といえば、向こうは「私がおいしいものを選んであげるから」という。私が「もうおなかいっぱいで何も入りませんよー」といえば、向こうは「気にするな!!!」といってくる。は~?気にするとかの問題じゃないだろって言いたかったが、私をかわいがってくれたことは十分すぎるくらい伝わった。

 12日目の夜、友人が私のおなかを触りながら「ちょっと太いなってるんじゃない?」と中途半端な日本語で言われ、初めて私が太っていることに気づいた。ショックと絶望感を感じたものの、本場の中華料理をたくさん食べるのも、食文化の勉強なんだと自分に言い聞かせて、その後も食べる量を減らすことはなかった。

 やっぱ、金持ち街道を歩いてい身としては元の体重に戻す必要がある。ダイエット好きな友人に相談をしていろいろ戦略を考えた。何日も何日も情報を集めた。決めた戦略はただ一つ。和食を食べるということ。体重は元に戻った。

 私は幼いころから和食をバカにしてきた。洋食には長年の歴史があることを知らず「これからは洋食の時代だ」とかアホなことを言ってきた。でもやっぱり日本人にとって一番の食べ物は和食なんだよね。今後、日本人として和食を大切にして生きてゆきたい。