金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

愛国心

2005年09月14日 14時22分46秒 | Weblog
 今日も高校時代に書いた文を載せようと思う。久々に実家に帰ってきたので、こんなときにしかできないので・・・・。今回の文は、小論文の練習で書いたものである。文章中に出てくる「筆者」とは朝日新聞の記者のことである。では、はじまり、はじまり。

                    愛国心

 今日、人や金や物や情報などが入り乱れるグローバル化の時代になり、国境のない世界になりつつある。そこで自分の国とは何であるのか見直す必要に迫られることとなった。その結果、世間では愛国心が叫ばれるようになった。しかし筆者は「愛国心を持つ前に世界の中の日本のあり方を考えるべきだ。」と述べている。その妥当性について考えてみたい。

 確かに愛国心は時として排他主義になる恐れがある。かつてに日本が優越感に浸り、自国の価値観をアジア諸国に一方的に押し付けたことは無視できない。また太平洋戦争では愛国心が軍国主義へと変わり、多くの悲劇を生むこととなった。そのため日本人は愛国心を否定する傾向になったのだろう。しかしそのことは、日本人が本来持っていた素朴な愛国心をも否定しかねない。

 我々は、自分たちが育った郷土に対して素朴な愛着を持っている。それは、自国の歴史や文化を愛することである。だから自国が作り上げた歴史や文化を誇りに思いたいというのは、人として自然な気持ちである。グローバル化が進み自分が何者なのかあいまいになりやすい今だからこそ、自国を知り、自国を愛すること、つまり愛国心が必要なのである。それは結果としてよりよい国にしたいと思うことにつながり、そうして初めて日本のあり方を考えて行くことができるのである。我々が持つべき愛国心とは「国家には反対しない」あるいは、「国家が言えばいかなることでもやる」ということでは決してない。我々は国家に向き合い、自己の正義を堂堂と語るところに愛国心が生まれるのであり、民主主義と言えるのである。「地球市民」や「愛地球心」といったものは、愛国心をもとに広がっていくものだと私は考えている。

 以上に述べてきたように、筆者の意見に反対である。まず、愛国心を持つべきだと私は考える。

理想国家論

2005年09月14日 00時43分08秒 | Weblog
 今日は、高校時代に書いた文を載せようと思う。これは、日直日誌に書いた文である。当時、私が感じていたことを素直に書いたものである。では、はじまり、はじまり。

                  「理想国家論」

 世界中に金持ちを批判する人がいる。金持ちは金のために働き、金のために死ぬ哀れな人間だと思っているのだろう。

 しかし、金のために働くのは貧乏人の方だ。毎日、ローンの返済のことばかりを考え、自分の仕事も借金があるから辞められないなどと考え、「仕事」という苦痛に耐え、生きてゆく。

 一方、金持ちは金のことを考える必要がない。自分のやりたいことをやりぬくことができる。また、金の心配をしないぶんだけ、幸せを追求できるのだ。自分の本当に好きなことや得意なことは、いくらやっても苦痛にはならないだろう。それができるのは、金持ちである。

 ちょっと極論になりすぎた。こんなことを言っているが、私の夢はお金の無い世界ができることである。花が好きならば花屋をする。パンを作りたい人は、パンを作りみんなに食べてもらう。これは、決して物々交換の時代への逆行ではない。人々がもっとも輝けるような世界である。そんな世界では不満など生まれないし、みんなが幸せに暮らせるのではないだろうか。

 みながみな、本当に好きなことをやり、自分の仕事に生きがいを見つけ自由な世界になってほしいと思う。また、そんな世界がいつか来るだろう。それは、私が死んでからになりそうだ。こんな世界を楽しく天国から見たいから、この人生を精一杯生きたいと思う。