安蘇のやぼやま日記

両毛線沿線の山々を、ノンビリと歩いています。

イザベラ・バードの日本奥地紀行を読む

2018年01月01日 | 日記

 明治11年に、東北、北海道、そして、伊勢の方まで足を延ばしていることに驚きます。しかも女性一人で。通訳の日本人は同行していましたが。

 青森県と秋田の県境に位置する矢立峠(標高258m)を通過しているのですが、よほど気に入ったのか、周辺の景観を絶賛しています。

 アルプスのブリューニッヒ峠やロッキー山脈の峠より、こちらの方が勝っていると記しているのです。

 また、米沢平野をエデンの園であり、アジアのアルカディア(理想郷や楽園の意)であると言っています。

 しかし、農山村の衣食住の貧しさはは、たびたび指摘しています。しかも、宿泊先の宿では、虱やノミや蚊の存在が凄まじく、なかなか寝られないなど、その集落で最も良い宿に泊まってこんな有様です。

 全4巻のうち、まだ2巻まで読んだところなのですが、3・4巻が楽しみです。 


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