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毎日の読書 「教会の祈り」

私たちはキリストの体の一部 「聖務日課(読書)」より

エルサレムの聖チリロ 神の民の集いである教会

2010-07-30 21:57:53 | エルサレムの聖チリロ
エルサレムの聖チリロ(315~386年) エルサレムの司教
「教話」
教会は「普遍的教会」と呼ばれています。それは、教会が世界中に、地の果てから果てにまであるからです。また、教会は見えるものと見えないもの、天のものと地のものとについて、人類が知る必要のあるすべての教義を、欠けることなくすべての人に教えるからでもあります。さらに、教会が「普遍的」と呼ばれるのは、国の君主をも、国民をも、学者をも、無学な人をも、つまり全人類を神に向かわせるらでもあります。また、心身が犯したあらゆる種類の罪の手当をしていやすことからも、教会は「普遍的」と呼ばれます。この教会は、行為と言葉に関するあらゆる種類の得や、あらゆる霊的賜物を自分の内に持っているのです。

「招集された者の集い」を意味するエクレシア(教会)という名は、大変ふさわしい名前です。教会がすべての人を招集し、一つに集めるからです。
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教会は普遍的であり、 君主も国民も、学者も無学な者も、全人類を神に向かわせます。
神の民の集いである教会は、今も、産みの苦しみの中にあります。