Hyper-研究所@宴

春風の 花を散らすと見る夢は 覚めても胸の さわぐなりけり

愉快なリモート生活

2006年10月15日 04時45分06秒 | Weblog
なんかおもしろいことできました。



Xサーバをローカルで立ち上げ、それにリモートから接続し、
かつリモートマシン上でVMwareを立ち上げた様子です。
Xサーバはローカルにありますので、ローカルからXクライアントを起動すれば、勿論ローカルの作業ができます。

サーバをローカルで立ち上げる、という表記に違和感を感じる方もいらっしゃるでしょうが、これは正しい表記です。
Xサーバはディスプレイ、キーボードやマウスなどユーザーが入出力するデバイスに論理的に物理的な方法でアクセスできる場所で起動するものだからです。
論理的に物理的、と言うとさらに違和感が増しますが、これはある意味仕方がありません。
勿論大抵の場合は真に物理的な意味でのアクセスできる場所にXサーバはあります。
しかし、それを満たさない、メジャーなXサーバの設置方法があります、すなわち、VNCサーバの事です。
VNCサーバは仮想的にディスプレイを開き、XクライアントとVNCクライアントの両方から接続を待ちます。
つまり、この場合だと、VNCクライアントが物理的な意味で入出力を請け負っているのであって、VNCサーバは論理的にしかその入出力を受け取ることができないのです。
Xは実に面白く、かつ魅力的なプロトコルの実装なので、興味がある方は是非導入を検討なされてはいかがでしょうか?

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