Hyper-研究所@宴

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次世代ゲーム機考察

2006年12月08日 00時47分29秒 | Weblog
まーたこういう記事を書くとGKだの妊娠だの言われそうですが、何となく思ったことを。

恐らく、2chではWiiが結構人気。
PS3を擁護すると、すぐにGK乙と返ってきたりする。
リアルワールドではどうなんでしょうか。
まだ両者とも発売して間もないので、今後が問題なんだと思いますが。

さて、性能至上主義のPS3と、操作性至上主義のWii。
まず、これら二つの機種は背景に負っているものが全然違うことは認識しなければなりません。
PS3は現在相当な数のサードパーティを抱えており、中にはMGSのように、ゲームグラフィックは進化し続けなければならないと主張するハウスもあります。
こういったサードパーティにそつなく新しい環境を提供するには、やはり現在の操作はそのままで、性能を更に向上させる、という事が最善策になります。
また、製造を一括して行えるソニーグループの存在も大きいでしょう。
更に、家電製品としてのPS3ですから、オールインワンで無ければならないわけです。
そうなると、やはり何でも出来るハイスペックにする必要があったのではないでしょうか。
対するWiiはNINTENDO64、ゲームキューブでの連敗があり、多くのサードパーティを失っています。
ただ、自社でもある程度のコンテンツを供給する能力があり、自社さえよければGOサインが出せるという、皮肉ながら非常に自由な環境下にあったと言えます。
また、よく言われるとおりスペック競争ではコストの面でソニーには絶対に勝てないのはどうしようもない事実です。
そのため、別の面での競争を持ちかけた。
こう見るとある意味ではWiiが講じた策は苦肉のものとも見て取れます。

結局の所、両者とも進化するべく進化した、と言って良いと思います。
それぞれにそれぞれの事情が深く関わっている以上、単純に優劣を付けることは難しいでしょう。

ただ、PS3もWiiも今後の課題は同じです。
すなわち、魅力あるコンテンツを供給すること。
そのためには、PS3は容易な開発環境を提供すること、特にグラフィック制作の簡易化は大きな課題といえるでしょう。
Wiiはまずサードパーティの獲得が重要と思います。
これまでの傷は相当深いものがありますから、なかなか大変でしょう。

ちなみに私は、面白そうなソフトが出て、財布が許しさえすればどのコンソールでも買います。
というか、これが消費者の本来あるべき姿なんじゃないかと。
マーケットってのはよく分からんものです。
コメント (2)
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