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夜が明けた

2006-04-25 10:00:05 | 日記・エッセイ・コラム

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ドジョッコやフナッコの思いが良く分かる。今日、団地の大規模修繕の防護幕がはずされた。2ヶ月間、集合住宅をスッポリと覆っていた幕だ。本当に.「夜が明けた」思いだ。

終わってみると、あっけない様な感じもあるが、2ヶ月間、この日が待ち遠しい思いであった。「明けない夜はない」とか「止まない雨はない」といった芝居の台詞が思い出された。

ツツジも咲き出した。例年は、桜が散り始めるとすぐに咲き出していたのだが、今年は桜が咲いてから寒さが戻り、花も長持ちしたが、花のあとも長かった。「ようやく」との思いがする。

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忍耐と待望の尊さをあらためて想起する。雪国の人の春を待つ思い、アフガンやイラクやパレスチナの難民の和平を待つ思い、ミャンマーや北鮮の人々の民主化を待つ思いetc.・・・・ そして、究極の待望は「かの日」の待望である。「お取り仕切りが来ますように」

「もしおそければ待っておれ。それは必ず臨む。滞りはしない」(ハバクク書2:3)

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(今日のお弁当)

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簡易生活

2006-04-24 00:42:15 | 日記・エッセイ・コラム

姉の生活は実に簡素だ。着物は「着たきり雀」。食べ物はその日届いた物だけで、届かなければ幾日でも何も食べずにニコニコ笑っている。その生活態度は人間生活の原点を示している。

「まことに簡易生活は偉大の特徴の一である。人は内に足りて外に簡略ならざるを得ない。文明の進歩と唱えて生活のますます複雑になるは決して真の進歩でない。

単に生存競争の立場より見るも、簡易生活の民が複雑生活の民に勝ち、これに代わり来たったのである。

もしわれらの信仰がわれらの生活を簡易にしないならば、これは偽りの信仰であると言いてまちがいはない」     (内村鑑三)

「空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取り入れることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていてくださる。あなたがたは彼らよりも、はるかにうぐれた者ではないか」(マタイ伝6:26)

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(今日のお弁当)

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同窓会

2006-04-23 01:52:00 | 日記・エッセイ・コラム

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不思議な集団だ。これほど境遇に差のある人々の集まりも稀であろう。功なり名遂げた金持ちがいる。その横には、零落して生活苦にあえぐ困窮者がいる。

消息のみ寄せて顔を見せない者もいる。仕事は債権取立て業とか。日雇いで今日の参加費を稼いでから駆けつけた者もいる。極めつけは、自分はさっさと天国に行って、女房を代わりに参加させた奴もいる。

それでも、現在の境遇など一切支障にならない。会えばたちまち笑顔がこぼれる。あの校庭代わりの草原で、子犬の様にじゃれあった少年の日々のそのままの仲間たちなのだ。

それぞれが自分の分身だ。人生のいろんな分岐点で、「別の道を選択していたらどうなっていたろう」と思う、その「もしも」の実例が集まっている。多くの分岐点のうち、特に大きなのは、カーライルの三大決断、即ち、就職・結婚・入信。そのうち最大の分岐点は「入信」。若い日の主との出会いが他のどの選択よりも重要である。なぜなら、これは「質」の選択であり、他は「種類」の選択なのだから。
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「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ」(伝道の書12:1)
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今日のお弁当
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今日の笑顔
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中国将棋

2006-04-22 01:13:15 | 日記・エッセイ・コラム

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中国(清王朝)の皇室、愛親覚羅の一族であるT氏は、自他共に許す中国将棋の名人であった。天津の御殿で育った少年時代から、戦後、共産革命を避けて日本に亡命した晩年まで、中国将棋で人に負けたことがなかった。

ところが、1950年代半ばのある日、戯れに中国将棋を教えてやった一人の日本人の少年Mに負けてしまった。一瞬、彼は、対戦相手のMは稀代の天才少年であるに違いないと思った。

興奮がさめた後、彼は人生最大の「自己覚醒」を体験する。「今までずっと、相手がわざと負けてくれていたのだ」。それまで半世紀以上の間、彼は周囲から「特別扱い」されて、「一人前」には処遇されていなかったことに気付いた。

その時、もうひとつの、「永年の謎」が解けた。それは「日本の魚には骨があるのに、中国の魚には骨が無いのは何故か?」という疑問。中国で(貴族として暮らしていた頃)彼が食べたすべての魚は、あらかじめ料理人がすべての骨を抜いてくれていたのだ

「鞭を控える者は自分の子を憎む者。子を愛する人は熱心に諭しを与える」(箴言13:24)

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竹島

2006-04-21 00:14:22 | 日記・エッセイ・コラム

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何という「外交音痴」だろう。拉致問題でやっと日韓提携ができると心ある人々が期待と祈りを込めていたのに、「ドジ」としか言いようの無い外交失策だ。

今、韓国と事を構えて、喜ぶのは北朝鮮の首脳だけだ。海上保安庁ばかりでなく、小泉も安倍も自分のしていることが分かっているのだろうか?

そもそも、竹島の日本領土編入決定時期が1905年と聞いただけで、日本の言い分に利(理)が無いことが明らかである。第二次日韓協約(乙巳(ウルサ)保護条約)を強制し、韓国の外交権を奪い、統監府を設置し、初代統監に伊藤博文が就任した年ではないか。

北方領土と竹島の権利主張は矛盾している。ロシアに北方領土の返還を求める我が国の主張は、そのまま韓国の独島(竹島)領有権主張につながる。逆の立場なのに、あれもこれもというのは、理屈も通らず、身勝手すぎる。

「地図の上、朝鮮国に黒々と墨を塗りつつ 秋風を聞く」(石川啄木)

「正義は平和を生じる」(イザヤ書32:17)

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