JR（国有鉄道）、JT（専売公社）、NTT（電電公社）に続いて郵政公社が民営化し、「お役所仕事」の旧弊が改善されつつある。
次に民営化すべき「役所」は何処か？ 「県警」が有力候補に挙げられると思う。異論のある向きは試しに近くの警察署のオフィスを覗いてみると良い。民営化前の国鉄や電電のオフィスを思い出すに違いない。仕事の非効率、サービス精神のなさ、無責任体質、まさに「お役所」の典型だ。
投入すべき貴重なマンパワーを、市民イジメと「お行儀の躾（しつけ）」に浪費している。大勢で「穴場」に網を張って、「獲物」のかかるのを待っている。街の安全・安心よりも自分の「点数稼ぎ」に熱中している。
サンフランシスコ市警には、連邦警察（合衆国警察）の市民逮捕に「協力してはならない」という決まり（市憲章）があるそうだ（岡部一明「サンフランシスコ通信」）。自治体警察は「自治」の立場で、「行政」から自治体住民（市民）を護るのが使命だそうな。どこぞの県警に聞かせたい話である。
「主はこう言われる、あなたがたは公平を守って正義を行え」（イザヤ書56：１）
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