鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

保護犬めぐ、幸せへのハードル。

2019-10-07 19:10:07 | 保護犬めぐ
保護犬めぐの里親様募集は事情により中止しております、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


前回の記事で意味深な終わり方をし、知り合い各所からクレームの嵐が(汗。
今回はその理由をお話するのですが、先ずはめぐの可愛い動画をご覧下さい。

日曜の早朝で私のテンションも声もガラガラ、ですがめぐは、当家に来た直後から始めたボール遊びを元気よくしてくれます。

遊びの目的は、まだ外が未知の世界でお散歩を庭で練習中な為、運動不足(飼われていた環境が、この子の足から
想像できます、後ろ足腿の筋肉が0に近い、薄くてフニャフニャでした)で、筋力強化とストレス発散、それに
重要なのが物の所有にこだわり、他に対して敵対的な反応を示すトイアグレッシブの確認(食物に関るフードアグレッシブは、
無い事を確認済み)です。

遊びのシステムは理解するものの、めぐは私にボールを返したくは無い様で、ごまかそうとします。
勿論、取り上げてもアグレッシブでは無いので、本来の目的としてはクリアです。

前回の動画の時にも書きましたが、事情があり、動画中に名前を「はな」と呼んでいますが、現在は「めぐ」に戻っています。
それと当初、掃き出し窓方向にボールを投げていますが、ガラス面から10㎝手前にワイヤーフェンスを設置してあり
(今までの預かり犬の、ガードのため)、「オーバーランしてぶつかってもケガはないだろう」と思い始めましたが、
やってる私が、見た目に怖いと思い、場所移動しています。


保護犬めぐ005



別の日の撮影です。ボール遊びの前にシャンプーをしています、既にだいぶ疲れているめぐが、頑張って「取ってこい」しています。
私に返す事は出来るようになりましたが…。

保護犬めぐ006


如何でしょう?よくしゃべる娘でしょ?(笑。
でも残念ですが現在はボール遊びはやっていません、もっと小規模?な「取ってこい」をする事はありますが、
部屋を走らせるような方法ではありません。
その理由が、前回の意味深な終わり方に関係しています。

この動画の翌週に避妊手術を受けに動物病院へ行きました。手術前の診察時に気になった事を話し、触診して貰いました、
40cmほどの高さから飛び降りた時と、横になって寝ていたた姿勢から起き上がった時に、後ろ足を引きずるような様子と、
直後ストレッチし何事も無かったように歩いたことです。
小型犬にはよくある膝のトラブル「パテラ(膝蓋骨脱臼)しつがいこつだっきゅう」を疑いました、触診の結果、
残念ながらパテラである事が診断されました。

何も悪い事なんてしてない、とっても良い子なのに、、、、、
軽く2mの壁を駆け上がり、山の急斜面を走る事の出来る、素晴らしい能力をDNAに持つ甲斐犬、
でもめぐは、段差を駆け上がったり、急な方向転換等、足に負担を掛けられません。

前述の通り後ろ足の筋肉はヘロヘロでした、筋力を付ければ膝を補うことが出来ます。
何時も預かり犬は、時間を掛けて散歩を教えます、外の世界を知らない子にとって、危険がいっぱいで、
恐怖からパニックを起こすと命に係わるからです、しかし、めぐには早く散歩を教え、
筋力強化を図らなければなりません。

次回、めぐは散歩の練習をがんばります、どうか引き続き応援をしてやって下さい。





   
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。