鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

保護犬グレースの預かり日記4/30~5/1

2016-05-01 23:23:23 | 保護犬グレース
いはるを送り出した昨日、「保護犬を卒業する子は、保護を必要としている犬を助けている」と、書かせて頂きました。

いはるは様々なノウハウと物品を残し鉄肝家を卒業、つまり即、預かりが開始出来るって事です、
頼り無いながらも私って人手もありますしね。

でね、すでにタイトルで御案内の通り、推定年齢推定4~5歳、チワワの女の子、
グレースが、やって来ました。
鉄肝家到着直後の様子です↓
   

チャームポイントの半垂れ耳、周囲の音を聞こうとピコピコ可愛く動かします。

舌は少し出ている事が多く、テヘペロ状態。

色はホワイト&クリーム、クリーム部分は耳と、↓の赤で囲んだお尻と尻尾、左腰、頭頂部にウルトラマン?です。


後頭部から背中に、たてがみ。これまたチャームポイントです。


いはるとは違ったタイプのビビリさんです、基本人好きではありますが「逃げるビビリ」なので、
鉄肝家名物の日光浴も警戒態勢で行います。

フェアリーハウスに保護された経緯は2016/3/3繁殖場崩壊によりオリビアと共に保護。
名前の意味は神の恵み、幸運なのだそうです。グレースケリーやヒロコグレースさんのように、
綺麗な女性に似合いますね。
ワクチン済み・血液検査済み・フィラリア陰性・駆虫済み、体重16/5/1測定(排便・食後)3.1kg。


ホームステイの居場所にも改良を加えました、すべていはるが教えてくれた事です。

フェンスは高くした分、補強が必要でGWを使い改良予定です。
いはるの使っていたベットはそのまま、ケージを囲んでいた銀シートもリサイクルで役立てる予定です。

で、鉄肝家に来た経緯ですが、この子、結構なおてんばさんで、周囲の子たちと仲良く出来なかったらしい、
Mダックスのパークス君とはなんとか一緒に居る事が出来たそうなのですが、今後、パークス君が卒業したり、
他の子が入って来て手狭になったりすると、元気に動ける子なのにケージで単独飼育になってしまうと、
菊池代表が心配され当家にステイとなりました、いはるをフェアリーハウスにおくった帰り、
同じキャリアーでやって来ました。

ワンコと仲良く出来なくても、人と仲良く暮らせるならば単独飼いで愛情独り占めの家庭犬にはなれる、
なにも散歩の途中で犬挨拶をバシバシしなくったって、日向で暑かったり、吹きっさらしで寒い
ドックランなんかに行かなくても大好きな御家族と一緒ならば何も問題は……………

それがあったんです大問題

どんなにおてんばさんでも、前述の通り「パニック逃げビビリ」さんです、その引き金となるのが、
『音』

音が苦手なワンコなんて珍しくは無いですよね、ところがグレースの場合、知らない家に来て、
知らない人たちに囲まれている緊張感を差し引きしても度が過ぎてる感じです、
ボールペンのノック音でビックリ&ドタバタ、炊飯器を閉じる作動音でビックリ&ドタバタ、etc.etc...。

フェアリーハウス内で居場所に困るって他にも、鉄肝家でお預かりしクリアする目標が出来ました。
「生活音なんて屁の河童、グレースの家庭犬修業」
よっしゃーはりきって、いきまっしょい!






昨日、4/30、ついにいはるが里親さんと暮らし始めました。きっと私の最後の“教え”を守り、
 末永く家族の一員として、元気に暮らして行くのだろうと思います。おめでとう、いはる。





   
希望を胸にみんなで艱難辛苦を乗り越えよう。