鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

相良油田の里公園 新茶まつり 2010

2010-05-09 22:00:00 | あーだこーだ
以前に記事にさせて頂いた相良油田の里公園で行われた新茶まつりに行って来ました。
この相良(さがら)は広大な茶畑の広がる牧之原市にありまして茶畑の真っ只中?
での新茶まつりなのです。
 

素手で茶葉を仕上げてゆく手揉茶(てもみちゃ)の実演や、茶葉のてんぷらなど地域性と
季節感満点のブースの他に朝市やフリーマーケットなども出て賑やかです。
  

新茶関連のイベントも楽しいのですが私が目指して来たのは、相良油田最後の石油坑から
原油を汲み上げそれをほぼ無精製でエンジンに使用しちゃおうってイベントを見学に来たのです。
  

低画質で大変に御見苦しい動画ですが汲み上げの様子を撮ってきました。
下の二つの画像↓をクリックして頂きますと、動画が御覧いただけます。
 

精製無しの原油を試されるのは農作業などで昔使われていた石油発動機とホンダ ベンリィ50S。
石油発動機はなんとなく動きそうですが、ベンリィは…空冷4サイクルOHC2バルブ単気筒、
設計は古くキャブレターでタフなビジネス系がベースのエンジンですが現代の単車です、
さてさて走りますでしょうか?ヽ(´ー`)ノ
 

先ずは石油発動機、これまたガサガサの御見苦しい動画ですが良かったら御覧下さいませ(;´Д`)ノ
下の三つの画像↓をクリックして頂きますと、動画が御覧いただけます。
  
てな感じで見事に動きましたヽ(´ー`)ノ凄い!流石は稀に見るほど綺麗な原油だけの事はあります。

さていよいよホンダ ベンリィ50Sです内燃機関としては恐らく石油発動機よりもデリケートなはず、
単車の取扱説明書には燃料が指定されているのが普通です、間違っても「原油」は
指定されていません。
そんな単車のエンジンが掛かるのか、更には人が乗って走る出力が得られるのか?興味津々です。

先ずキャブレターのフロート室に残った「ガソリン」を抜きます、そしてキャブレターに
吊り下げ式のメンテナンス用ガソリンタンク(私も整備の時に使います通称“点滴”)で、
油こし紙で大まかなゴミだけ濾した原油を供給するのです。その結果は…
  

またまた低画質の御見苦しい動画を(;´Д`)ノ
この画像↓をクリックして頂きますと、動画が御覧いただけます。

見事に走りましたヽ(´ー`)ノ見た感じノッキングも不整爆発もしていないようでした。
本来の性能は難しいと思いますが排気量50ccのエンジンで人一人を乗せて走る力は
出るようです、凄く驚くと共に感動しましたヽ(´ー`)ノ