打つ手がない
読み方 うつてが―ない
意味 どうすることも出来ない状況
用例- 我々は蟻の這い出る隙もない包囲網に捉えられた。
もはや打つ手はなく、降伏か自害かのなんとも不愉快な二者択一を迫られた。
類義語・関連語 付ける薬が無い 進退窮まる 切羽詰まる 瀬戸際に立たされる 抜き差しならない
尻に火が付く 風前の灯 屋台骨が揺らぐ . . . 本文を読む
骨肉相食む
読み方 こつにく―あいはむ
意味 肉親が遺産などを巡って激しく対立すること
用例- 艱難辛苦は共にできても富貴は共にできないとはよく言ったもので、
かれらも外敵を失った途端に骨肉相食む争いへと雪崩れ込んでいった。
類義語・関連語 血で血を洗う 獅子身中の虫
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比類なき
値千金
破格の
更迭
読み方 更迭=こうてつ
意味 比類なき 他に類例がないほど優れている
値千金 価値が尋常に高いもの
破格の 一般の相場からかけ離れて高いこと
更迭 要職から解任すること
用例- 比類なき戦術手腕を惜しむ声もあったが上層部は更迭に踏み切った。
だが、失脚したヴァレンシュタイン当人は至って平然としていた。
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目下のところ
読み方 もっか のところ
意味 しばらくの間 今のところは 現在
用例- 目下のところ更迭されるまでには至っていない。
類義語・関連語 差し当たり 当面の間 喫緊の
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差し当たり
読み方 さし あたり
意味 しばらくの間 今のところは 現在の
用例- 差し当たっての課題は道徳心の退廃した産業競争力会議のメンバーの刷新だ。
類義語・関連語 目下のところ 当分の間 当面の 喫緊の
当たり障りのない 差し障りが無ければ
当面の間、列車車両の運行を見合わす。
目下のところ戦闘員以外に被害は及んでいない。しかし、早晩民間人を当た . . . 本文を読む
抜き差しならない
読み方 ぬきさし ならない
意味 状況が困難な様相を呈している有様
用例- 抜き差しならない局面においてこそ彼の真骨頂が発揮される。
類義語・関連語 のっぴきならない 切迫 切羽詰まる 瀬戸際に追い込まれる 屋台骨が揺らぐ
風前の灯 進退窮まる 尻に火が付く にっちもさっちも . . . 本文を読む
業を煮やす
読み方 ごうを にやす
意味 思い通りに事が運ばず苛立つさま
用例- 助手の手際の悪さに「業を煮やして」作業を一手に引き受ける。
類義語・関連語 しびれを切らして、不承不承と、満を持して、 . . . 本文を読む
機先を制す
読み方 きせんを せいす
意味 相手よりも一歩先んじること
用例- 情報技術の粋を糾合しこの戦いの機先を制するのが至上命題だ。
類義語・関連語 一歩先んじる、先手を取る、後れを取る 職に貴賎なし . . . 本文を読む
群を抜く
読み方 ぐんを ぬく
意味 多くの中で際立って優れている様
用例- 機先を制す一撃がレフトスタンド上段に突き刺さる。
名だたる面子の中にあってもバレンティンの長打力は群を抜いている。
類義語・関連語 突出、傑出、白眉、出色、秀逸、一枚上、抜群、当代随一、異彩を放つ、異色、異例
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酸いも甘いも嚙み分ける
読み方 すいも あまいも かみわける
意味 人生の様々なことに精通していること、人の心の機微に造詣が深い事
用例- 彼の悟りを開いたような寛容さは、「酸いも甘いも噛み分けている」人生経験の分厚さからきている。
類義語・関連語 心の機微を知る . . . 本文を読む