「ハイチ」はカリブ海に浮かぶ風光明媚で山紫水明な島である。
■フランス植民地「ハイチ」
1700年代にフランス植民地となり、
アフリカ大陸から黒人が奴隷として大量に送り込まれてきた。
地平まで続いているかのようなサトウキビの大農園で、黒人たちは過酷な労働を強いられていた。
だが、転機は早々に訪れた。
1789年にフランス革命が勃発。
宗主国の騒乱を尻目に、
虐げられていた黒人たちは独立の機運 . . . 本文を読む
1852年、浦賀水道にペリーがやってきた。
彼はアメリカが捕鯨を行うための補給港として、日本の港をひらいてほしいと要求したのだ。
なぜ、アメリカはクジラの油をそれほどまでに欲したのだろうか?
■①フランス革命(1789~)でアメリカ西海岸に道が開ける
フランス革命の後、政権を掌握したナポレオンは、
対外戦争の軍費調達のため、アメリカにルイジアナを売却した。
これにより、アメリカは西進するた . . . 本文を読む
フランスは、
「世界の隠れ家」の異名をとる。
これは、
フランスに、
「他国で政治犯扱い」になった人々が多数亡命してくることを揶揄した表現だ。
■何故、フランスは亡命者をうけいれるのか?
フランス革命初期に、
ラ・ファイエットが「人権宣言」を起草し国民議会で採択された。
これにより、
世界に先駆けて自由、平等、私有財産の不可侵といった「基本的人権」が保障されたのだ。
人権擁護の先駆国とし . . . 本文を読む
ドイツでは第二次世界大戦中から、
「宗教税」というものが徴税されている。
この宗教税とは、キリスト教を信仰する者に対して割り増しで課される所得税である。
■宗教税の発端
この宗教税が始まったきっかけは、
ヒトラーが戦況を優位に推移するため、
バチカンとの協調を強くしようと画策したためだといわれている。
■役所で信仰宗教を申告
戦後もドイツではなし崩し的に「宗教税」は生き残り、
現在でも、
役 . . . 本文を読む
中国は、
インド、ソ連、フィリピン、台湾などなど、
周辺国の至る所といさかいが絶えない。
特に1962年に始まった中印紛争 <中国とインドがカシミール高原で睨みあった> は、
両国併せて20億人に達する超大国同志の衝突だった。
こういったシナが絡んだ紛争の中において、
現代のシナに最も大きな影響を与えたのがベトナムとの確執である「中越戦争」だ。
■中越戦争
1979年、
シナはベトナムに進攻 . . . 本文を読む
日本で猛威を振るったこととなっている韓流時代劇だが、
一体どのようにして制作されることとなったのだろうか?
今日はその経緯について語ってみたい。
■冷戦期に時代劇はご法度
冷戦時代、
韓国は国策として、
「反共産圏・反北朝鮮」でナショナルビルディングに邁進していた。
そのため、
かつての朝鮮、具体的には「李氏朝鮮」の時代を彷彿させるドラマは放送が自粛されていた。
■自由放任経済に飲み込ま . . . 本文を読む
日本では古代から津々浦々の人に愛されてきた「魚」だが、
欧州大陸では一部を除いて「魚」は好まれなかった。
欧州人が「魚食」に目覚めなかった理由は、
欧州大陸は内陸に深く広がっており、運送している間に傷んだり腐ったりしてしまうことがあげられる。
どれ程までに「魚」が欧州人に嫌われていたか、
その名残が英語に垣間見られる。
「魚」は英語で「fish」だが、
その形容詞形は「fishy」な . . . 本文を読む
フランス人を指して、
「頭は左で財布は右」と揶揄することがある。
どうゆうことであろうか?
フランス人は画期的な事や革新的な事を「頭の中で」考える創造性に秀でていた。
「楽に殺してくれるなら、金の隠し場所を教える。頼むから八つ裂きだけは勘弁してくれ」
安楽死をせがむルイ16世から金をむしり取るために、
「ギロチン刑」を考案した辺りが、「頭は左」たる革命的フランス人の全盛期だった。
そ . . . 本文を読む
戦後、
GHQの間接統治下においてパチンコ屋は勃興し隆盛を極めた。
このパチンコ屋繁栄の背景には、
「日本人の軍艦マーチ好き」があった。
■軍艦マーチ演奏禁止
戦後の日本では、
ナショナリズムが復活するのを忌避するGHQの意向によって、
軍艦マーチが演奏禁止・鑑賞禁止とされたのだ。
だが、例外措置として、
たった一か所だけ軍艦マーチが鑑賞できる場所が用意された。
それが「パチンコ屋」だっ . . . 本文を読む
ブラジル出身・魁聖「W杯見てない」サッカー嫌い(yahoo記事)
上記記事を要約すると―
幕内・魁聖関はブラジル・サンパウロ生まれでありながらサッカーへの興味が希薄であり、
巷間で話題のサッカー・ワールドカップも歯牙にもかけず相撲道の研鑽を積む日々。
このような異端児の存在を紹介しながら、
「ブラジル生まれ = サッカー好き」
だとタカをくくる世相に警鐘をならしている記事です。
この「 ~ . . . 本文を読む