早朝6時、ふるさと公園へ。
ラジオ体操の公開生放送に参加する。
ラジオ体操イベントに参加するのは人生3度目、新十津川では8年ぶり2回目である。
本番前のリハーサルで準備運動は万端。
普通、ラジオ体操前に体をほぐすことはない。
それ以前に、ふるさと公園まで自転車で向かっている時点で、リハ前にアップは終わっていたりする。
ある意味でレアな体験と言える。
ラジオ体操なんて何年ぶりだろう。
子どものころの感覚でフルパワーで体を動かしたら、ふらつくは、息が上がるはで散々だった。
継続している人ならば、いくつになっても呼吸が乱れるような運動ではないはず。
本当に体力が落ちていると痛感させられた、新しい朝であった。
ちなみに、参加記念品はラタ坊の100cm巻尺だった。
愛車からロードに乗り換えたら、目指すは滝里ダムだ。
三度目の正直。
今日こそはノートラブルであってほしい。
そんな願いを胸に熱風を切っていく。
出発は9時50分のこと。
11時58分、人生初ダムカードの地、滝里ダム管理支所に到着した。
最後の激坂のせいか、玉のような汗が噴き出る。
建物内で体を冷やし、帰路に備えよう。
そう目論んでいたのだが…。
入口には、土日祝は展示スペースの開放をやめたとの張り紙が。
なぬおー!?
啓発施設が休祝日クローズではまずかろう。
てなわけで、滝里ダムVer1.2をゲットだぜ。
裏面にQRコードが追加された、この4月からの新バージョンである。
新バージョン1枚目も滝里ダムとは、運命的なものを感じずにはいられない。(←家から近いだけでは)
帰り道、国道38号へ向かっていると、茂みから大きな影が飛び出してきた。
正体はヒグマ、…ではなくてオジロワシ。(←クマだったら洒落にならん)
翼長2mはあろうかという勇姿は壮観だった。
鳴き声も聞くことができ、思わぬ巡り合わせに感動しっ放し。
知らずとペダリングも力強くなるというものだ。
13時30分、常盤ふるさと公園で昼食とシエスタ。
東屋の日陰を選んだはずなのに、目が覚めたら右半身に思いっきり直射日光が当たっていた。
しまった、太陽の動きを計算していなかった。
わずかな判断ミスのせいで、肌が露出していた右手首だけが真っ赤に…。
それ自体は構わないのだけれども、痛くなるのは勘弁してほしい。
締めくくりは茂尻から歌志内へ。
道道114号赤平奈井江線の坂道を一気に駆け上がり、新歌志内トンネルの入口で一休み。
呼吸を整えて水分を摂ろうとした瞬間、立ちくらみ付きの吐き気に襲われる。
酸欠なのか、軽い熱中症なのか、確たることは不明。
無理をしたつもりはなかったのだが…。
道の駅うたしないチロルの湯で目に入った温度計には「29.1℃」の文字が。
時刻は15時30分。
すでにピークを過ぎている時間帯でありながら、殺人的な暑さと知る。
どうしてこんな日に遠征してしまったのか。
ちょっとだけ後悔したのであった。
16時、帰宅。
行きが2時間で、帰りは4時間。バランスが悪いこと。
今回もブラックボックスなサイコンを開けると、上手い具合に100kmと出た。
85kmくらいかと思っていたが、意外と遠いのだな、滝里ダムは。
酷暑に打ち勝ち、110kmを獲得。
これにて7月の月間目標はクリアした。
残り3日は返済専用期間だ。
頑張るぜ、こんちくしょう。
【本日走行距離】10.66km
【本日走行距離R】100.08km
【積算走行距離】1900.7km(1751.1+149.6)