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TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

留萌ダム

2015年10月17日 | 中距離

久々に雨の心配が一切ない週末。
先週の滝里ダムに味を占め、今週は留萌ダムを目指す。
こちらもカードがあるダムなのだ。
成果が形に残るという点で気合が入る。
小三角形のリトライとかすでに忘れた。(←おい)

寝坊したので、出発は11時20分と出遅れた。
すでに太陽は高いところに。
むむむ、これは暑いぞ。
美瑛センチュリー以来マイブームとなっているウインドブレーカー2枚重ねは、出発15分でヒップバッグへ引っ込んだ。
後で分かったことだが、この日の最高気温は19.1℃(滝川アメダス)であった。
9月下旬並みだってさ。

留萌ダムは片道43kmと近い。
無補給でも往復可能と思われるが、念のため、通りすがりで食料を調達することにした。
12時40分、碧水のセイコーマートでレーズンパン(6個入り)を購入。
ハンガーになってからでは遅いので、まずはここで2個消費した。

国道233号を留萌方面へ進む。
この道を走るのは6年ぶり
野宿で天塩まで行くとか、今となっては無謀としか言いようがないことをやらかした。
あのころは若かった。
いや、本当に。

6年ぶりではあるが、記憶は意外と鮮明。
美葉牛峠の看板も峠下の立体交差もちゃんと覚えている。
そうこうするうちに、左手前方に石を積み上げた構造物が見えてきた。
今回のお目当て、留萌ダムの堤体である。
この堤体も記憶にあった。
当時は全然興味がなかったので素通りしたのだが…。


13時30分、管理棟に到着。
ぬお~、壁も路面もカメムシだらけ。
タイヤで足でプチプチと潰れていく。
無益な殺生はしたくないのだが、どうにもならず罪悪感だけが増していった。

管理棟に入ると、管理人と思しき男性が開口一番「ダムカード?」と聞いてきた。
なんか先週も同じようなセリフを聞いたんだけど…。
コレクターしか立ち寄らない施設という仮定が、現実味を帯びてきたぞ。
ともあれ、人生2枚目のダムカードをゲット。

誰もいない(カメムシもいない)堤体上で、穏やかな日差しを受けながら残りのレーズンパンを食す。
そして記念撮影。
ああ、なんて長閑なんだろう。
許されるならこのまま昼寝したくなるような、そんな空気が流れていた。


堤体をバックに1枚欲しいと思い立ち、湖岸の道道を少し上る。
このあたりがよかろうと橋の上で停車、左足を縁石に着こうとした。
その刹那、縁石を踏み外し、左足がフレームの下へ。
重心を崩しては成す術もなく、そのまま左へ倒れこむ。
しまっ…、ガゴーン。(←欄干が響く音)
左腕を強打しながらも右腕で欄干にしがみつき、何とか踏みとどまった。
真下はダム湖。
落ちていたら命があったかどうか…。
何でもないところに危険は潜んでいるものなのだなぁ。

14時5分、留萌ダムを後にする。
来た道をたどって帰るのみ。
ちょっと心配だった美葉牛峠は全然大したことはなく、すんなりと攻略。
距離も短ければ、勾配も緩々だった。
似たような経験は、朝里方面からの張碓峠でもあったか。
小生は坂バカではないので、緩い坂はむしろ歓迎でありますぞ。

自宅到着は16時。
片道2時間、現地滞在30分と、非常にお手軽なサイクリングであった。
来年は往復ではなく、留萌経由でぐるりというのも面白そう。
野望がまた一つ増えましたな。

【本日走行距離】104.61km
【積算走行距離】2972.9km(2650.6+322.3)

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