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TREK 4300 で行く

2012年4月、TREK 2.5 が仲間入り。
マウンテンとロード、2台のTREKを駆って北の大地を疾走します。

下ごしらえ

2019年09月18日 | メンテナンス

新しいホイールが到着したらすぐに走りたい。
今のうちに壊れたホイールを分解しておこう。
工具は、いつもイベントに誘ってくれる先輩からお借りした。
いつも嫌な顔一つせず貸してくださり、ありがとうございます。

分解といっても、スプロケットを外すだけ。
清掃時間を含めても10分で終了だ。
それだけでは詰まらないので、ハブの分解にチャレンジしよう。
専用工具なしでどこまでいけるだろうか。

17mmのスパナと15mmのハブコーンレンチ(自前)を用意。
厚手の手袋に履き替えて、フルパワーでトルクをかける。
丸12年の固着は生半可ではない。
手のひらの肉が抉れるかと思うほどの痛みが走った。
工具の柄がもっと長ければなぁ…。

グリスは真っ黒になっていたが、乳化することなく粘性を保っていた。
しっかり密封されていたことの証だ。
ベアリングボール(9個×2組)と玉受けはピカピカ。
一方、玉押しナットには、右は180度、左は240度にわたって傷が刻まれていた。
評価の別れどころではあるが、12年もノーメンテでこの程度のダメージなら不満は何もない。
そもそもがエントリーモデル『TREK 4300』のデフォルト装備ということを、今一度思い起こすべし。

玉受けの先に、フリーボディの心臓部へつながる扉があった。
これを突破しないことには、主役のラチェットには辿り着けない。
そのためには専用工具『TL-FW03』が必要なのだが、悲しいかな絶版とのこと。
オークションで入手しようにもお宝価格であり、新品のフリーのほうが安いという…。
ばらしたところで修復できる当てもなく、単なる興味本位で終わるのだ。
ふむ、分解は諦めよう。

フリーの分解は諦めても、まだ作業は残っている。
フリーとホイールの分離だ。
10mmの六角レンチ(これも借り物)を手に、フリーの中心を貫通しているナットにチャレンジ。
ホイールを立ててレンチに体重をかけると、ガクッとネジが緩んだ。
これにて、フリーホイールは融合解除され、単体のフリーとホイールに戻った。
新しいフリーボディを用意すれば、このホイールはまだまだ使える。
再び活躍する日が来ることを信じて、大事にしまっておこう。

分解作業はこれにて終了。
さあさあ、準備は整った。
新しいホールよ、早く来い。

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平成最後のパンク

2019年04月29日 | メンテナンス

一仕事終えてから、気晴らしにといつもの砂川遊水池へ向かう。
世間は超大型連休で賑わっているというのに、こちらは精一杯背伸びして遊水池。
何たる格差社会であろうか。(←些細な格差)

遊水池外周にたどり着いた。
普段は時計回りだが、今日は気まぐれで反時計回りと行こう。
越流堤に架かる橋を渡り、車止めの柵を通過。
その数秒後、異音を察知した。
停車して原因を探ると、後輪に立派な異物が突き刺さっていた。
おおぉぉ…。

空気の漏れ方は緩やかだった。
咄嗟の判断で来た道を全力で引き返す。
火事場の馬鹿力で砂川大橋まで1.7kmを稼いだところで、ついにタイヤの圧が尽きた。
さて、どうしたものか…。

  • 橋上にて応急処置に着手する。
    まずは異物の除去から。
    モノははっきりと見えているのに、深手なのかなかなか抜けてこない。
    こねくり回してようやく出てきたのは、全長21mm、幅5mmの金属片であった。
    遺跡から出土する刀剣のミニチュア版のような、彫刻刀の先端のような、そんな形状である。

引っこ抜く作業中にタイヤの中に緑色のものが見えた。
アンチパンク機構のグリーンガードだ。
できればガード層で食い止めてほしかったが、鋭利な金属ではどうしようもなかったようだ。
絶対の信頼を寄せる最強シャワルベでも、無敵ではない。
逆の見方をすれば、異物が簡単に抜けなかったのも、漏出から1.7kmも走れたのも、ガード層が強力に異物を締め付けていたから。
この際、そのように理解したい。

異物が取れたら、長距離転送に備えてチューブも外すべし。
だが、タイヤレバーなしでの作業には骨が折れた。
タイヤだけにした後輪をフレームに戻したころには、額からの汗が地面に滴り落ちていた。(←さっき全力疾走したから)

そこから6km強はステムを握ってひたすら歩き、夕闇の迫る午後7時10分に無事帰宅した。
その時の心境は、何故かとてもハイだった。
普通ならゲッソリしていても良さそうなものだが…。
原因はまったく不明である。

パンク修理はお手の物。
傷口が大きかろうが関係ない。
ホイールに戻して空気を入れて、よし完璧だ。
作業時間はものの10分である。

しかし、最後にリムナットを締めていくところでエア漏れが再発してしまう。
慌ててチューブを引き出すと、バルブの付け根に亀裂が生じていた。
丸12年使い込んだチューブもそろそろ限界らしい。
緊急の措置として『シューズドクターN』で亀裂周辺をこってり塗り固め、粘着テープで保護。
とりあえず乗れるレベルに仕上げる。

シューズドクターを取り出したので、タイヤに貫通した穴を隠蔽(笑)。
穴なんてなかったと言わんばかりに…。
気になるタイヤの内側はというと、金属片の錆びが少し残っていただけで、特別な痛み方はしていなかった。
鋭利な刃で一撃でやられたのが、逆に良かったのかもしれない。
厚手の粘着テープで補強しておけば十分だろう。

応急処置では心もとないので、ネットでチューブを注文した。
しかし、不幸にもGWのど真ん中である。
いつ届くのやら…。

タイヤ交換後、パンクは2回目。
平成最後に記憶に残る思い出ができたということで、前向きに捉えよう。
平成はまだ1日残っているけれども…。
大丈夫、2日連続パンクなんて、最強シュワルベでは有り得ないから。

日付 前後 原因
H30.08.06 虫ピン状の金属
H31.04.29 金属片

【本日走行距離】19.10km(パンク中の歩行距離を含む)
【積算走行距離】257.9km

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サドルにペダル

2019年04月23日 | メンテナンス

本日から新駐輪場がオープンした。
今までの駐輪場よりも100mくらい遠い。
でも、距離が稼げるので結果オーライである。

昼休みに駐輪場へ向かう。
と、強風に煽られたのだろう、ほぼすべての自転車がなぎ倒されていた。
愛車も例外ではなく、ドミノ倒しに巻き込まれている。
場所が変わり、横風をもろに受けるようになってしまったらしい。
出勤時は静穏だったからそこまで気が回らなかったぞ。

ドミノ倒しから愛車を救出しにかかる。
って、ゲゲッ!
目に飛び込んできたのは悲惨な光景。
スポークに隣車のハンドルが絡まっているとかそういう次元ではなかった。
サドルに隣りの自転車のペダルが突き刺さっていたのである。

サドルは中央に穴が開いているタイプだ。
不運にもそこを目がけてペダルが直撃したらしい。
被覆を突き破り、本当に刺さっていたのだった。
ああ、どうしてこんな…。
あまりのショックに、昼食はクリームパン1個しか喉を通らなかった。

水が入る前に手を打たねば。
上からカバーをかけるのは格好悪いので、恒久的措置としては却下。
新品を買うのはもったいない。
となれば、接着剤とパテで補修するしかない。

そんな都合のいいものが…あるではないか。
靴底の肉盛り補修材『シューズドクターN』。
どうせダメ元、上手くいったら儲けもの。
被覆の裏も表もコテコテに塗り固め、その上から養生テープをグルグル巻にして、さらにレジ袋で包含。
この状態で48時間待ってみることにした。
さて、結果はどうなりますやら。

今回の事故は、ほんの少し考えを巡らせるだけで簡単に気付けるレベルの見落としが原因だった。
そういえば、以前も駐輪場が一時移動した際、強風に煽られてフレームに深い爪痕を残したことがあったではないか。
反省が活かされていない。
今回のことは授業料として胸に刻もう。

【本日走行距離】16.44km
【積算走行距離】196.9km

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リアディレイラー調整

2018年07月12日 | メンテナンス

リアディレイラーが不調と書きながら2か月半
放置に放置を重ねてきたが、さすがに限界だ。
スパッと決まらない変速なんて、変速とは言わない。
直すべし。

アーレンキー1本で調整は完了。
間違いなく改善はした。
しかし、何だろう。
素人直営作業に独特の微妙さが漂う。
要再調整ということで…。

【本日走行距離】3.09km
【積算走行距離】1456.1km(1406.5+49.6)

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シフトケーブル交換

2018年05月26日 | メンテナンス

アウターケーブルの破裂から1週間。
部品も届いたところで交換に取り掛かる。

アウターを交換するには、当然のことながら一度インナーを取り外さなければならない。
このインナー、購入時にはリアで活躍していたものをフロントに移植したものだ。
すっかり錆びており、耐用年数を超えていることは明らか。
今ここでケチったところで、そう遠くない未来に断裂する定めよ。
ならば遠慮は無用。
ワイヤーカッターでバッツリ切り落とす。

続いて折れたアウターを取り外す。
新品のアウター『OT-SP41』を同じ長さにカット。
潰れた切り口を丸く整えて、両端にキャップを被せる。
折角なのでこちらも新品を使う。

交換すべきパーツはこれだけなので、早速取り付けにかかろう。
と思ったのだが、トップチューブからシートチューブに誘導するアウターも退色している。
今ここでケチったところで、そう遠くない未来に破裂する定め。
この機に交換すべし。

結局、アウターもインナーも全交換となった。
前工程の部分洗車から仕上げのディレイラー調整まで、一連の作業で1時間少々。
思っていたよりも短時間で片付いた。
下手に中古パーツを再利用しなかったことも、手戻りを防げた一因だろう。

記録を残しておこう。
アウターの長さはハンドル側が395mm、シートポスト側が235mmだった。
同じ長さに切っているのだから、次の交換のときも現物と比べれば済むのでは?
一理あるが、誤差の累積が気になる。
誤差を最小限にとどめるためにはオリジナルの寸法を控えておくのが一番であろう。

ところで、古いアウターにはかすれた文字で「SP-40」とあった。
11年前の型番は分からないが、仮に『OT-SIS40』と同等品ならば、恐らくインナーにはスチールケーブルが使われていよう。
どおりで錆びるわけよ。(←納得)

【本日走行距離】20.82km
【積算走行距離】652.7km(644.2+8.5)

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ギプス

2018年05月21日 | メンテナンス

走れるには走れるが、やはりチェーンリングの1速固定は不便だ。
しかし、部品到着はまだ先。
応急処置だけでもと思案し、閃く。
要は、アウターケーブルが折れているから問題なのでは、と。

用意したのは割箸1本と黒のビニールテープ。
割箸はあらかじめ3等分しておく。
ワイヤーを緩めたら、ここからが本番。
折れているアウターを腕力で引き伸ばし、割箸を添えて、ビニールテープでぐるぐる巻きに。
再び割箸を添えて、ビニールテープで…という作業をあと2回繰り返す。
このとき、割箸でアウターを3方向から包み込むようにするのがミソだ。

作業完了。
3本の割箸で支持されたアウターは、ワイヤーにテンションがかかってもその形を保てるようになった。
スムーズな変速ができるわけではないが、3速に固定しておく分には問題なし。
見栄えの悪さは我慢する。

作業の途中から薄々気付いてはいたが、割箸が副木なら、ビニールテープは包帯。
すなわち、ギプスを施したも同然の処置である。
そんな疲労骨折するほどに酷使していたのか。
愛車よ、済まない。

【本日走行距離】17.16km
【積算走行距離】579.0km(570.5+8.5)

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電池交換

2017年09月27日 | メンテナンス

サイコン『CC-ED300』の電池を交換した。
文字がかすかにしか見えないくらいに消耗していたもので。
購入時から入っていた電池は、4年6か月で寿命を迎えたわけだ。
これほどまでに電池が長持ちするのは、有線モデルなればこそだろう。

【本日走行距離】7.01km
【積算走行距離】5236.7km(4901.1+299.3+36.3)

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計測-2348km

2017年08月12日 | メンテナンス

3連休中日は終日雨。
やることがないのでチェーンを計測しよう。

5月19日にチェーンを交換し、それから2348.8km走った。
随分とあちこち行ったからなぁ。
まあ、それは置いとくとして…。

CC-2』をチェーンにセットし、ゲージを押し込む。
ググッと回って、窓に0.25%が示された。
うむ、当然の結果だな。

折角なので、今回もまたデジタルノギスで『CC-2』を計測してみる。

  • 0.00% 119.61mm
  • 今回  119.89mm

計算すると、(119.89-119.61)÷119.61=0.234%
なるほど、なるほど。
チェーンチェッカーは合っているようだ。

なお、古くなったチェーンオイルを落とさないで計測している。
ちゃんと洗ってから測れば、結果はもっと大きく出るはずである。
洗う機会があれば比較してみるのも面白い。

【本日走行距離】13.08km
【積算走行距離】3662.5km(3626.2+36.3)

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タイヤ補修

2017年07月24日 | メンテナンス

昨日の一件でリアタイヤにできた深い傷。
放置すればそこから砂礫が浸入し、やがてはパンクに陥るだろう。
人体もそうだが、早期治療に限る。

取り出しましたるは『シューズドクターN』。
久々の登場である。(←2年ぶり)
口の部分こそ固くなっていたが、そこを取り除けば現役バリバリ。
買い直さなくてよいのは助かる。

傷口周辺の汚れをウェットティッシュで取り除き、シューズドクターをたっぷり盛る。
そしてヘラで均す。
作業はこれだけ。
乾くまで半日待てばメンテナンス終了。
いつもどおり走れまする。

ときに、タイヤの内側はどうなっているのだろう。
楽しみはリアがパンクするまで取っておくことにしよう。

【本日走行距離】16.70km
【積算走行距離】3087.2km(3050.9+36.3)

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明日に向けて

2017年06月10日 | メンテナンス

予報どおり今日も雨。
伸び悩む走行距離に一大決心をした。
それについては明日の記事に譲るとして、準備をしなければ。

かなり擦り減っていたリアブレーキを交換する。
シューは先日のいろいろ発注したときに購入済み。
ブレーキシューチューナーを使えば、何の苦労もなく交換完了である。
本当に簡単。

続いて、洗車に注油、その他もろもろの整備を終える。
ああ、まだ荷造りが終わっていなかった。
明日は早い。
睡眠時間が削られていく…。

【本日走行距離】1.82km
【積算走行距離】1742.2km

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計測

2017年05月26日 | メンテナンス

チェーンを交換してから273.2km走った。
どれくらい伸びたのか測ってみよう。

CC-2』をチェーンにセットし、ゲージを押し込む。
新品のときは微動だにしなかったゲージが、わずかに回転する。
しかし、結果は0.25%よりもずっと下だった。

これを以って、0.25%未満だけど摩耗した、と判断するのは早計である。
取扱説明書にはこうある。

Notes:
Because a chain must have a small amout of play in the links to run smoothly, the CC-2 will show a reading of .25% (or more) on new chains.
This does not mean that the chain is .25% worn.
It only means there is .25% play built into the links of the chain before it starts to wear.
No matter what the reading of a new chain, it should be replaced when the CC-2 shows a reading of .75% (for 5,6,7,8,9-speed chains) or .50% (for 10,11,12-speed chains).

要するに、新品のチェーンでも0.25%くらいの遊びがあると。
理由はなんであれ、伸びが0.75%になったら交換時期だと。
まあ、そういうことである。

ちなみに、デジタルノギスで『CC-2』を計測すると次のようになった。

  • 0.00% 119.66mm
  • 今回  119.80mm
  • 1.00% 120.73mm

計算すると、(119.80-119.66)÷119.66=0.117%
なるほど、なるほど。
0.25%の半分にも達していないと。

119.66mmから1.00%伸びたら120.86mmのはずだが、誤差の範囲として許してあげてほしい。
そもそも、シビアな数値が必要なら、最初からデジノギで測れよということなる。
『CC-2』のメリットは、手軽に、手早く、ある程度の精度で計測できること。
それを忘れてはいけない。

【本日走行距離】18.07km
【積算走行距離】1550.6km

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チェーン交換

2017年05月19日 | メンテナンス

チェーンを交換した。
『CN-HG71』から『CN-HG71』への単純更新。
コマ数も108のまま変更せず。
何故に煩悩の数と同じ…。

作業は2年半ぶりだが、特に難しいことはない。
注意すべきはつなぎ目の向きくらいだろう。
進行方向に対して、アウターリンク、アンプルピン、インナーリンクにする。
どうだ、前回よりも分かりやすい表現で書けたぞ。(←写真載せろよ)

と思っていたら、メーカー推奨はその逆であるらしい。
えーっ、そうなの?
今まで逆だったけど切れなかったし、8速チェーンだから大丈夫でしょ。
まあ、敢えてメーカーに背く必要もないけど。

早速、試運転。
うーん、なんかシャリシャリする。
注油してないからなのか、ディレイラーが合っていないのか。
まあいい、とりあえず油を注そう。
あっ…。

このとき初めてミスに気付いた。
ガイドプーリーのケージに通し忘れていた。
アンプルピンを折る前に確認しないからこういうことになる。
初歩的ミスに反省。

さてどうしたものか。
アンプルピンの予備はない。
そのとき、最後までピンを抜かずにチェーンを切る方法を思い出した。
ピンを皮一枚で残す必要があるため、慎重に作業する。
矢をねじ込んでは確認。
これを繰り返し、思う形で無事切断。
よかった、ふう…。

今度こそ正しくチェーンを通し、さて接続はどうするか。
ここで登場するのが、先ほど折ったアンプルピンの先端部分。
折れていても仮止めには使えるはず。
試しにピン穴に差し込んでみると、ビンゴ!
よしよし、後は最初と同じようにピンを打てばよいぞ。

不注意のリカバーで30分以上を要してしまったが、大事には至らず。
正しく取り付けられたチェーンは、注油前でも静かで快調だった。
そのことを確認し、今度こそ本当に注油。
これにて作業は完了である。

早速、滝川へ試運転。
シフトチェンジの緩慢さが解消された気がする。
5速と8速のゴリゴリ感も消えた。
劇的に改善されたのは、踏み始めの感覚。
力がダイレクトにスプロケットに伝達されているのが分かる。
言葉では上手く伝えられないのが残念でならない。

チェーン交換で走りが復活した愛車。
でも、まだ他にも修理しないといけない箇所がたくさんある。
10年の歳月で満身創痍なのだ。
常々、新車を買ったほうが安上がりで確実とは思えども、愛着はお金では買えないわけで…。
メンテ技術向上のためと思って、コツコツ作業していくさね。

【本日走行距離】18.76km
【積算走行距離】1296.2km

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チェーン計測

2017年05月15日 | メンテナンス

注文していたものが届いた。
遅れると聞いていたのに、かなり早いんじゃないかい。
不思議なものでむしろ好印象だぞ。
事前の一言って大事だよなぁ。(←何に感心しているのだ)

本当にいろいろ買ったが、メインはチェーンチェッカー『CC-2』(ParkTool)だ。
チェーンの長さを測って、交換時期を確認する道具である。
レビューは後回しにして、とにかく使ってみた。

むっ、これは…。
ゲージが降り切りおったぞ(笑)。
それ即ち1.00%以上の伸びを意味する。
チェーン交換確定である。

前回のチェーン交換は2014年11月9日
そこから本日終了時点までを足し合わせると10,175km。
知らないうちに大台に乗っていた。
それなら交換も納得。
スプロケットが手裏剣になる前に作業しましょ。

【本日走行距離】12.46km
【積算走行距離】1225.8km

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タイヤ交換完了

2016年10月02日 | メンテナンス

リアタイアのパンク修理に取り掛かる。
傷は針で突いたような極小のもので、補修はすぐに終わった。
タイヤに異物は残っておらず、明確な原因は不明である。

ただ、トレッドを摘んでみると、小さな傷の隙間から黄色いものが見え隠れする。
アンチパンク機構が露出寸前ということ。
通常、トルクのかかるリアのほうが消耗は激しいため、タイヤ交換のたびに前後を入れ替える。
しかし、昨シーズンは冬タイヤに履き替えることなくオフに突入したため、今のリアタイヤは1年半以上リアのまま。
よって、先日引退したフロント以上に摩耗が進んでいたのだ。

9年半でパンク歴7回という最強シュワルベ。
それが、4日という超短期間に前後揃ってパンクするとは。
早くリアタイヤも交換せよという、神のお告げと受け止めたい。
神無月だけど…。

タイヤを履きかえたところで試運転。
気分よく滝川市内を走っていると、警邏中のパトカーに呼び止められる。
何も悪いことをしていないはずなので素直に応対すると、斯々然々で交通違反だという。(←肝心なところがさっぱり分からん)
パンク修理とタイヤ交換に気を取られ、すっかり油断していた。
今回は口頭注意で済まされたが、違反は違反なので深く反省する。

斯様なことは世界に発信すべきではないのかもしれない。
しかし、自らを辱めるために記事に残すことにした。
ニュータイヤのデビュー戦はほろ苦いものとなった。
この悔しさ、生涯忘れまい。

【本日走行距離】29.16km
【積算走行距離】4530.6km(3933.1+536.9+62.6)

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パンク&タイヤ交換

2016年09月28日 | メンテナンス

仕事を終えて愛車にまたがると、何かがおかしい。
ハンドルが重たいような…。
ああ、この感覚はスローパンクだ。
今朝、雨の中を強行突破したのが災いしたようだ。

犯人は4mmの石片。
鏃のように鋭く尖っている。
しかし、最強シュワルベが万全の状態であったならば、この程度の小物に負けるはずがなかった。
9年半の歳月のうちに、摩耗はそれほどまでに進行していた。

それにしても、替えのタイヤは購入済みなのだから、さっさと交換しておけばよかったのだ。
だが、タイミングを逸してしまい、気付けば9月も終わろうという…。
起こるべくして起こったパンクであった。

日付 前後 原因
H20.10.15
H23.5.6 画鋲
H25.7.16 釘状の金属
H25.11.26 不明(スローパンク)
H26.8.5 ガラス
H27.4.25 石片(スローパンク)
H27.9.30 小石
H28.9.28 石片(スローパンク)

パンク修理を契機に、9年半の長きに亘って足元を支え続けた初代シュワルベは引退。
果たして2代目は、初代が確立した「最強」の名を守ることができるのか。
期待しておるぞよ。

【本日走行距離】1.60km
【積算走行距離】4457.5km(3858.0+536.9+62.6)

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