今月の一枚(緒方幸樹) 2007年02月03日 | 建築作家 焼き芋 焚き火をしていると芋を入れて食べたくなる。 芋の好き嫌いはあっても体を温めて食べることは 本能なんでしょうね。 棲家を見つけるこれも本能だと思います。 自分にとって家族にとって心地よい 棲家を生み出したいですね。 写真にある銀色の包がこれから焼き芋になります。 先月の13日にWORKS STUDIOのイベントと同時開催した 薪ストーブを楽しむ会でのストーブを利用した薪焼き芋。 これもまた美味です。
今月の一枚(井上昌彦) 2007年02月02日 | 建築作家 「謙虚な空間」 年始に大徳寺の高桐院に行ってきました。 門前から散策路へ、手入れの行き届いた空間が緩やかに流れるように繋がっていきます。 丁寧でつつましやかで静かな佇まいです。 この塔頭の一番の見どころである庭園も灯籠が一つとまばらに配置された樹木だけで極めて質素な空間です。 それが季節ごとに変容し、特に紅葉の華麗さは見事だそうです。 何かを一方的に表現するのではなく、何かを待つような、何かを受け入れようとする謙虚でつつましやかな空間がそこにはありました。