それでも前へ進む... But I must go on...

劇症肝炎からの奇跡の復活を遂げた主による、闘病と趣味のブログ。

白衣のなみだ(ひとりごと・・・)

2013年04月25日 | §日常§
4月から始まったフジテレビの昼ドラ「白衣のなみだ」。

明日で終わる気がする第1部『余命』は、念願の子供を授かるも、乳がんが再発してしまった女性医師の話です。

家に居るときは、必ず見てるのですが、話の中に出てくる主人公の心の葛藤や、夫との喧嘩、喫茶店のご夫婦や同僚のお医者さん、入院している患者さんの言葉が、「あと何年生きれるか」、「再生不良性貧血は再発しないか」、「ヘルニアがこのまま良くならないんじゃないか」と色々な不安を抱く毎日を送っている中で、「自分と同じだ」と感じ、涙を流さずにはいられませんでした。


8年前の秋、意識を失ってから訳も分からぬ間に移植手術を受け、その半年ほど後に再生不良性貧血になり、命に関わる病気じゃないけど腰椎椎間板ヘルニアも罹患。
こんな短期間にこんなに病気を繰り返す人がいないとは言わないけれど、そうそういるものだとも思えません。

自分のやり方次第なのだろうけれど、いつ肝臓が暴れだすかも分からない中で(肝炎に関しては再発の可能性は低いので)、自分の病状や現状を伝えて他人に理解してもらえるなんて8年経とうとしている今でもなかなか思えない。

ましてや私はまだ学生だったわけで、大学に行きだした途端に休学、復学してもまた別の病気で休学、他の理由もあったけれど勉強する気がなくなってしまったので結局退学してしまった。
それが、再生不良性貧血の治療をした1年程後。

それからは診察の間隔が狭かったことや貧血が良くなったばかりで、遊んではいないけど、何をやりたいのか、これからどうしたいのかが全く見えず、とりあえず気晴らしに楽器をやりに高校や誘っていただいた楽団へ行っていました。

それから更に1年後の春、私は地元のプロサッカーチームのボランティアと医療事務の講座通いをほぼ同時に始めました。
どちらも楽しく、とても充実した心から楽しいと久々に思えた毎日を送っていました。
そんな生活が数ケ月、講座受講も終わりの頃に脚の付け根に違和感を感じ整形外科へ行き、レントゲンと撮っていただいたら白い影が。
どうやら、石灰が溜まっていたらしく、自然に治癒するとのことで痛み止めだけをもらいました。
それから少しして腰に違和感があり、再び受診。その段階では「ぎっくり腰のようなものでしょう」と言われ痛み止めを処方されました。
それからまたしばらくして脚に電気が走ったようなビリビリとした痛みがあり、MRIを撮ることに。
そしたらなんと、「腰椎の4番と5番の間の椎間板が出ています。これは、ヘルニアです」と。
この前年に父がヘルニアになり、しんどそうな姿を見ていて自分はなりたくないと強く願っていたのですが叶わず、自分もヘルニアになってしまいました…orz

再生不良性貧血になった時もそうでしたが、しんどい時は常に自分を責めました。
昏睡状態から目が覚めなければこんなに辛い思いをしなくてすんだのではないかと。

今生きているのは家族が肝臓を分けてくれたおかげであり、今の生活・日々が楽しくないと言ったら嘘になります。
でも、こうなるならあのまま永遠に眠りたかったというのも、正直な気持ちです。


こんな日々を送っていても、家族はただ無関心なのか、言いたいことをあえて言わずにいてくれているのか、家族だからか、何も言いません。
自分のペースでいけるのでホント、ありがたいです。

やりたいことを見つけた途端に別の病気にこれまでなってきたので、これからもそうなるかもしれません。
命に関わる病気になるかもしれない。
でも、やっぱり前に進むしかないし、やりたいと思ったことは、不安を抱えつつも楽しく思いっきりやってやろうと、最近ようやく思えるようになりました。


来月から、お世話になった(なっている)方々が会員や役員として働いているNPO法人で会計の仕事をさせていただくことになりました。
日商簿記3級を取ってから4ヶ月、NPO法人なので会計の科目は似ていても違う部分が色々あるので、勉強しつつ精一杯やろうと思います。
このNPO法人についても、後々ご紹介できればと思っています。


この先、後々は何か起業できるような資格を取って生計を立てられるようになりたいですが、今は1日でも早く痛みの出にくい脚腰を手に入れるために、運動をし、息抜きもして、長い目で3つの病気と付き合っていこうと思います。


p.s.
久々にこんなに長い文章を打ちましたw
コメント
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