それでも前へ進む... But I must go on...

劇症肝炎からの奇跡の復活を遂げた主による、闘病と趣味のブログ。

連休取らないといけない(なお生活)

2020年06月29日 | ◎通院・劇症肝炎【肝移植後】◎
※スルー推奨

先週、仕事を午前で切り上げ、造影CTを受けに病院へ。
造影CTを初めて受けた時、ただでさえ肝炎で吐き気が強かった所へ造影剤を使ったものだから、気持ち悪すぎて吐き気どめの点滴を打ってもらわないといられない状態になり、それ以来この検査は避けられる限り避けてきた。
しかし、今回は胆石を取り除くために胆道のルートを確認する必要があったため、先生の付き添いで撮影することになった(当日、居たことに気づかなかったけど)。
幸い、今回は初回よりも副作用は軽症で済み、検査室のNsに「水分沢山摂ってね」と言われたから意識して摂るようにはしたけれど、軽い怠さは一晩経っても残っていたし、食欲も落ちた。
必要だと分かっていても、薬を使う度に気持ち悪くなって身体が怠くなるのは辛いし、薬を体内に流し入れた時に身体が火照る感覚がとても苦手で私にとってはストレスでしかないから、避けられるなら避けたい検査ではある。

この検査の結果を聞くため、今日は有休を使って診察を受けた。
場所によっては胆石のある部分を肝臓ごと取り除くこともあるらしいのだが、移植肝であるためそれは出来ないと言われた。
そのため、内視鏡を使って十二指腸から胆管を逆行して取り除くとの説明を受けた。まぁ、きっと鎮静剤を打たれて眠っている間に施術されるのだろうが、胃の内視鏡の検査をやったときに鎮静剤が効かなかった経験があるため不安しかない。

この施術を受けるために、最低2泊3日の入院期間が必要だと言われた。
しかし、来月から引き継ぎを行うことになっている上、家業は決算期。
9月までは難しいと伝えたが、それでは遅いとDrは言った。この石が悪さをする前に取り除きたいというのは分かるけど、今すぐにというのはなかなかに厳しい。
2泊3日で帰れたとしても、その期間は業務に余裕のある期間が望ましいようで、仕事のサイクルを考えると月の中旬しか選択肢がなさそうである。

職場に理解を求めてとDrは言うけど、必要最小限しか人員の居ないのにどうしろというのだ…。
異動先の上長は、私が肝臓移植を受けていることも、その経過観察のために通院していることも、課長が話していない限り知らないから、そこから説明しなければならない。

明日、異動先での引き継ぎがあるからその時に話してみようとは思うが、誰かの居る前で話すには抵抗がある(プライベートのしかもデリケートな内容だから)。
仕事を休むことに抵抗はないけど、その仕事をする人が私ししか居らず、私が出来ないとなると多忙な上長にやってもらうことになってしまうのかと思うと相談すらし辛い…。

胆石がある事が分かってから、いずれこうなる事は朧気ながら思っていた事だけど、こんなにも早く対処する必要性が出てくると、不安と上長他職場の方へ迷惑をかけることにはることへの申し訳なさでいっぱいになり、心に余裕がない。

この体になって、楽しいことが出来るようになったと思ったところへ、この仕打ちともとれる状況…泣きたいわ…もう。
何も症状がないところで判明したものだから、運は良かったのかもしれない(今は、“かもしれない”としか思えない)が、久しぶりに奈落の底へ突き落とされた感が強くて、いつもなら「どうにかなるさ!」と思うのに思えない…。

とにかく、無事に色々な事が済むように1つずつ解決していくしかないのかな…?
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2 コメント

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Unknown (かんぞう)
2020-07-01 18:01:26
Yukariさん、こんにちは。

通院が常の生活になってくると、仕事との兼ね合いが本当に大変ですよね。
わたしなんかは一人で勝手に仕事しているので、病院の都合は自己判断でできるのでまだ恵まれているんだと思います。
その代わり、収入もストップしてしまうんですけどね。

自分の身体で他者を巻込む、って考えると確かに精神的には辛いですよね。
自分だけで完結できることならどうってことない、とさえ考えてしまうこともあります。

わたしは、自分が置かれている状況について、どっちかっていうと何でもかんでも話してしまう方なのですが、それがいいのかどうなのか、未だにわかりません。
もちろん正解などあるはずもないんでしょうが...

何年経っても、考え、悩み、勝手に結論出し、の繰り返しのような気がします。

わたしは造影剤も鎮静剤も大丈夫な方です。
ところが、薬にはどうもダメみたいです。
やっぱり人それぞれなんですね。
それにしても無事施術が終わるといいですね。
今やSNS等、吐出し口がたくさん有るので、ため込まずに、ストレス溜まらないよう過ごしてくださいね。

前向きに、って自分自身も思い難いところではありますが、楽しいこと、たくさん見つけて頑張りましょう。
かんぞうさんへ (Yukari)
2020-09-10 16:26:53
ご無沙汰しております。
返信が遅くなってしまいすみません。

会社の上司には身体の状況を説明していなかったので(別の事業所から異動したため)、そこから始めてお休みをいただけることになりました。

今の会社に入る前は10年間、家業に従事に専念しており誰に縛られるわけでもなく自由に仕事をしていました。入院している期間にやらなければならな作業も税理士さんに相談して退院してから提出する等融通をきかせてくださっていました。
しかし今回は入職して以来初めてこういう事態になり、周りへかける迷惑が自分をこんなにも苦しめるのかと、とても辛くなりました。

鎮静剤に関しては、どうも肝臓がアルコールに強いことが原因のようです(今回入院して知りました)。
こればかりはどうしようもないので、薬が効いていないアピールをするしかないのかな~と思っています。

大病をしてから、入院する度、通院を繰り返す度に健康な体を取り戻したいと考えてしまいます。
今を受け入れていても、やはり落ち込むときは落ち込むものですね。
知らない間に生き永らえてから15年が経とうとしています。この先死ぬまで、別の病気を発症する度に肝移植をしたことやそれまでの既往がネックになって治療が難しくなっていくのかと思うと、不安しかありません。良き医師に巡り合ったとしてもそこは自分の中で付きまとうのかなと思っています。
でも、それを前向きに捉えられるようにこのブログのタイトルを決めたので、好きなことを精一杯楽しんで日々を過ごしたいと思います。

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