第77回
最近は「ご当地物」が流行っています。地方の特産を利用した新商品が次々と出て、地域限定販売するものも少なくありません。
ワーク衡業の事務所で話題になったのはグリコのプリッツ。「東・西日本エリア限定発売」のシリーズがあって、二つ、三つと集まってくるうちに、いつの間にか全部集めようという話に。
グリコの販売員さんにも協力して頂き、シリーズ六種類、全て揃えてみました(何やってるんだか)ので、小ネタと共に紹介します。
まずは西日本編三種の一で「九州辛味ゆずこしょう味」。
ゆずこしょうは九州では定番の調味料。煮物や焼き鳥にピリッと絞まった薬味としても使われます。最近では関東でも簡単に手に入るようになりました。
このゆずこしょうの「こしょう」は、実は胡椒ではなく「とうがらし」のこと。九州でも一部地域の表現なんだそうです。
西日本編二つ目は「甘だれ仕立て焼あなご味」。
関西のあなごは瀬戸内で満遍なく捕れますが、料理は兵庫県明石が有名です。定番の甘だれ蒲焼や白焼き、お茶漬けなども絶品な食材です。
関東では、以前紹介したように千葉県富津の「はかりめ丼」などがあります。
西日本編の三番目は「関西粉もんねぎ焼味」。
ご存知大阪お好み焼きの一種ですが、最近とみに人気が出ています。キャベツの代わりにネギ(万能ネギ?)がてんこ盛り! ソースではなく醤油ベースのたれで頂きます。
この「ねぎ焼」は淀川区のお好み焼屋「やまもと」さんが商標登録をお持ちだそうです。
東日本編に入ります。一つ目は「名古屋スイーツ小倉トースト味」。
名古屋が東日本というのも少々抵抗がありますが、この辺は大目にみましょう。食の冒険者の異名を持つ名古屋、その名古屋の喫茶店文化が産んだ申し子が小倉トーストでしょう。トーストしたパンに小倉あんを乗せたり挟んだり。一見ミスマッチに見えるこの食べ物が意外と美味しい。喫茶店で産まれただけあってコーヒーとピッタリあいます。
この小倉トーストを作ったのは栄の喫茶店「満つ葉」さんだということ。ですがこのお店はもうないそうです。
東日本編の二つ目は「旨味ピリ辛餃子味」。
餃子といえば栃木県宇都宮の名物。駅前には餃子の像も立っています。ですがその歴史は意外と新しく、1990年に市が行った町興しが成功した結果だそうです。そういえば茨城県水戸市の納豆もピーアールの成功が生んだ名物ですね。現在一世帯当たりの餃子消費量№1は静岡県浜松市だそうです。
シリーズ最後は東日本編「北の漁師ホタテバター味」。
ホタテもバターも北海道の特産品。海の幸と山(陸)の幸が見事にマッチした料理法です。
ホタテの美味しさは何も人間に限らないようで、タコやらヒトデやら天敵が多い。意外ですがホタテはこれら天敵から逃げるのに泳いで逃げます。
ご当地物は面白い。企業が競って企画しているようで、探すと意外なものが沢山ありそうです。機会がありましたらまたやりたいですね。 <影>
グリコ地域限定ネットショップのホームページはこちら http://shop.glico.co.jp/products/c7.html
ワーク衡業のホームページはこちら http://www.work-scale.jp
最近は「ご当地物」が流行っています。地方の特産を利用した新商品が次々と出て、地域限定販売するものも少なくありません。
ワーク衡業の事務所で話題になったのはグリコのプリッツ。「東・西日本エリア限定発売」のシリーズがあって、二つ、三つと集まってくるうちに、いつの間にか全部集めようという話に。
グリコの販売員さんにも協力して頂き、シリーズ六種類、全て揃えてみました(何やってるんだか)ので、小ネタと共に紹介します。
まずは西日本編三種の一で「九州辛味ゆずこしょう味」。
ゆずこしょうは九州では定番の調味料。煮物や焼き鳥にピリッと絞まった薬味としても使われます。最近では関東でも簡単に手に入るようになりました。
このゆずこしょうの「こしょう」は、実は胡椒ではなく「とうがらし」のこと。九州でも一部地域の表現なんだそうです。
西日本編二つ目は「甘だれ仕立て焼あなご味」。
関西のあなごは瀬戸内で満遍なく捕れますが、料理は兵庫県明石が有名です。定番の甘だれ蒲焼や白焼き、お茶漬けなども絶品な食材です。
関東では、以前紹介したように千葉県富津の「はかりめ丼」などがあります。
西日本編の三番目は「関西粉もんねぎ焼味」。
ご存知大阪お好み焼きの一種ですが、最近とみに人気が出ています。キャベツの代わりにネギ(万能ネギ?)がてんこ盛り! ソースではなく醤油ベースのたれで頂きます。
この「ねぎ焼」は淀川区のお好み焼屋「やまもと」さんが商標登録をお持ちだそうです。
東日本編に入ります。一つ目は「名古屋スイーツ小倉トースト味」。
名古屋が東日本というのも少々抵抗がありますが、この辺は大目にみましょう。食の冒険者の異名を持つ名古屋、その名古屋の喫茶店文化が産んだ申し子が小倉トーストでしょう。トーストしたパンに小倉あんを乗せたり挟んだり。一見ミスマッチに見えるこの食べ物が意外と美味しい。喫茶店で産まれただけあってコーヒーとピッタリあいます。
この小倉トーストを作ったのは栄の喫茶店「満つ葉」さんだということ。ですがこのお店はもうないそうです。
東日本編の二つ目は「旨味ピリ辛餃子味」。
餃子といえば栃木県宇都宮の名物。駅前には餃子の像も立っています。ですがその歴史は意外と新しく、1990年に市が行った町興しが成功した結果だそうです。そういえば茨城県水戸市の納豆もピーアールの成功が生んだ名物ですね。現在一世帯当たりの餃子消費量№1は静岡県浜松市だそうです。
シリーズ最後は東日本編「北の漁師ホタテバター味」。
ホタテもバターも北海道の特産品。海の幸と山(陸)の幸が見事にマッチした料理法です。
ホタテの美味しさは何も人間に限らないようで、タコやらヒトデやら天敵が多い。意外ですがホタテはこれら天敵から逃げるのに泳いで逃げます。
ご当地物は面白い。企業が競って企画しているようで、探すと意外なものが沢山ありそうです。機会がありましたらまたやりたいですね。 <影>
グリコ地域限定ネットショップのホームページはこちら http://shop.glico.co.jp/products/c7.html
ワーク衡業のホームページはこちら http://www.work-scale.jp