珊瑚の島へ

結婚記念旅行は沖縄へ。
それはね、結婚35年目は「珊瑚婚」だからなのよ。

「ハルサー生活」始めました。

3-1 今朝は和食に・・・

2007-11-20 08:30:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

  3日目(1/20 日)

 最初の日はあまりよく眠れなかったんだけど、今朝はぐっすり熟睡できていい目覚め。
 きのう、おとといが早起きだったから、のんびりでOKだったのに6時ごろ起きちゃって、
 さっそく、カーテン越しにお天気のチェック・・・。
 外はまだ薄暗くて、空一面に灰色の雲。遠くの街の灯りがまだ点いているんだよね。
 今いる宜野湾市は西海岸だから、朝日より夕日のビューポイントなのよね。

 夕日で思い出したんだけど、ウチナーグチ(沖縄語)におもしろいのがあるのよ。
 「アコークロー」っていうんだけど、「明るい」と「暗い」をつないで、
 その中間のイメージを誘い出して「夕暮れ」を意味した言葉なんだってさ。※
 ウチナーグチっていいよね。ヤマトグチ(日本語)よりほっこりあったかい感じがするよ。
 
 さ~て8時・・・セブンが朝湯から戻ってきたから、朝食に行こう! 
 昨日は洋食だったから、今朝は和食ね。
 写真の上の右から2番目が海草の「海ぶどう」。プチプチした食感でおいしいのよ。
 今朝の私の一番は、お皿の右隅の「オクラの胡麻あえ」。

 ※「オキナワなんでも辞典(池澤夏樹・編)」から引用させていただきました。
 
 
  

3-2 朝の散歩はトロピカルビーチ

2007-11-19 10:20:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

 10時ごろにホテルをチェックアウト。
 荷物を車に移動させてから、駐車場に車を置かせてもらったまま朝の散歩に・・・。
 行き先は、ゆっくり歩いて10分くらいのトロピカルビーチ。
 お天気、良くなってきたわよ~。やっぱりでしょ~!
 
 このホテルのロケーションは宜野湾海浜公園の中にあって、
 前に話した市立野球場のほかに市立体育館、野外劇場が広い敷地内に点在していて、
 さらには沖縄コンベンションセンター、沖縄県民会館と続いている市民の憩いの場所。

 広~い広場では、どこかの町内の運動会みたいなのが開かれているんだけど、
 私たちの知っている運動会とは景色が違う・・・だれも「頑張ってる」感じがしないのよ。
 それぞれが自分のペースで「楽しんでいる」って感じなのよね~。それ、いいじゃん!

 トロピカルビーチは、よく整備されてるからたぶん人工のビーチね。
 高校生くらいの男の子と女の子たち数人がビーチバレーの準備中・・・。
 見るからに「青春!」っていう感じの光景で、私の耳が彼らの会話を聞きたがってるよ。

 ビーチ前の芝生広場では、フリーマーケットが開催中。
 若いママさんたちが子ども服やおもちゃのお古を売ってるのよ。
 私はね、琉球のやさしい音が聴こえる竹製の風鈴(?)を買っちゃった。150円!

 フリマ主催者と思われる青年(32歳くらい)の流している音楽のセンスが Very nice!
 やっぱりここは沖縄! 音楽の島!

 セブンは彼に話しかけてCDジャケットを見せてもらったんだよ。
 ハワイイっぽいと思ったんだけど、イギリスのクループでした。
 「ザ・ウクレレ・オーケストラ・オブ・グレート・ブリテン (The Ukulele Orchestra of
  Great Britain)」の「The secret of life」。
 彼は、レオン・ラッセル(Leon Russell)とかライ・クーダー(Ry Cooder)などの、
 60年代に活躍したミュージシャンの音楽が特に好きらしいです。
 セブンは、「若いのに渋いね~」って唸ってましたよ。うれしい出会いでした。

 さあ、次はまたまた基地内進入の予定。
 
 

3-3 基地フリマ比較検討

2007-11-18 12:20:00 | 珊瑚婚記念旅行日記
          この大きなブーツ! 私は23.5cmだから33cm以上ありそうよ。
        私が写真を撮ってたら、セブンがそばにあったベビー靴を並べたから、
               このタイトルにぴったりの写真になってるね。  

 
 トロピカルビーチから浦添市の「キャンプ・キンザー」までは車で数分の距離。
 今日のフリマはお昼の12時から3時まで。
 私たちがゲート前に着いた11時30ごろには、国道58号の道路脇にすでに十数台の列。
 レンタカーはほとんどなくて、みんな地元の人たちって感じ。
 せっかくの沖縄に来てまでフリマなんて、私たちみたいな「物好き」はいないのかもね。
 
 さあ、基地内フリマの比較検討を。
  *こちらの交通案内係りはアメリカの軍人さん。(知花はうちなーんちゅうのおじさん)
  *こちらは建物の近くの駐車場。(知花はレクリエーション施設内、広々いい気持ち)
  *出店数が少ない。(うるま市のキャンプ・コートニーが一番大きいフリマらしいよ)
  *那覇に近いからなのか、価段が高め。テンエンもフィフティも少ない感じ、
    さんびゃくえん、ごひゃくえん、せんえん・・・。会話もほとんど日本語。
    私の着ていた相撲Tシャツをほめてくれたのは英語だったけどね。「It's Cute!」

 私たちがほしいものは「島ぞうり(ビーチサンダル)」。
 はじめの予定を変更してこれから中部のビーチに行くことにしたので探すことに・・・。
 私のは「さんびゃくえん」を200円に、セブンのは少々難アリだけどいいものなので500円。
 
  

3-4 相撲Tシャツ

2007-11-17 14:20:00 | 珊瑚婚記念旅行日記
         え~と、これが「Cute!」ってほめられた相撲Tシャツで~す。
          去年、国技館となりの「江戸東京博物館」で買いました。

     ハワイイ旅行用にって買っておいたんだけど、やっぱり外国人に受けたね!
        いちおう、大相撲初場所開催中を意識して着ていたんだけどね。

   (セブンの「江戸意匠」のプリントTシャツも、オリジナルTシャツ屋さんで好評でした。)

        ここは万座ビーチホテルのビーチサイドのレストランのラナイ。
    バックに写った海がすごくきれいだから、きたない顔はカットしておきましたわ。


3-5 万座ビーチ

2007-11-16 15:00:00 | 珊瑚婚記念旅行日記
 
 急に万座ビーチに行くことにしたのはね、
 トロピカルビーチが人工のビーチだったから
 セブンに本当のビーチを見せたかったからなのよ。

 11月に行ったムーンビーチがすごくすてきで、
 そこのサンゴで結婚記念日のオブジェを作ったのはもう話したかしら?

 私ってすごく運がいいと思うのは、
 ANAのツアーに「マッタリーナ→ホッコリーナ」のプレゼントが付いていて、
 1日目のこともあるし無料券にはあまり期待してなかったんだけど、
 よ~く見たらね、ANAホテルのランチ券がついていたの。
 それで、ムーンビーチの先にある万座ビーチに行くことにしたのよ。

 最初の計画では記念旅行だからね、
 奮発して「万座ビーチホテル」の万座毛側(高め価格)指定で予約したんだけど、
 身分不相応に豪華リゾートホテルに泊まるのは、たぶん、落ち着かないだろうし、
 行動を南部と那覇近郊に絞ることに決めたからね、計画を変更したのよ。
 セブンなんて、雪のない「万座※」なんて考えられないだなんてね。

 そうね、計画変更は正解だったと思うわ。だって、館内が豪華すぎて趣味じゃない。
 ビーチもきれいなんだけど、宿泊棟からかなり離れているし、敷地が広いからね、
 わたし的には、ホテルはイマイチだったけどムーンビーチの方が自然で好きよ。

                     注・・・※群馬県のお気に入りスキー場 


3-6 メッセージ・・・

2007-11-15 15:32:00 | 珊瑚婚記念旅行日記
        
                        
                      この写真から
  
                私たちからのメッセージを感じてね。                                

          夫婦生活35年の間には、大きな波や台風が押し寄せもしたわ。

               押し寄せた波は必ず引いていくものよ。

            私はね、こうして波が引いていくときの感覚が好き!

              目の錯覚で一瞬めまいを感じるかもだけど、
 
          波に連れて行かれないように踏ん張っていなくちゃダメだからね。

                つぎにくる波はきっと楽しめる波よ・・・。    


 (08.03.02)
      タイトルを変更しました。
      面白半分につけた刺激的なタイトルのせいで
      「H」系の検索に引っかかってしまったみたいなんです。
      魔女はそういうことにまるっきり疎くて、ただいま反省中・・・。
      あのタイトルに反対していたセブンに怒られちゃいました。
      

3-7 ムーンビーチにも・・・

2007-11-14 16:08:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

 この写真が、結婚35周年記念日のオブジェ・・・。
 去年の11月に友人と「初・沖縄」した時にムーンビーチで拾ってきた
 「珊瑚の破片」と「(珊瑚の)砂」と「海草」をお皿に並べただけだけどね。

 帰宅した翌々日が記念日だったから、セブンへのタダのお土産のつもりだったのに、  
 キャンドルをおいて灯りを点したら記念日のすてきな飾りができて、厳粛な感じが・・・

 それでね、ほんとに偶然なんだけど、
 その日は結婚記念日だったから、それも35年目だからさ、いつもは興味がないんだけどさ、
 世間では何婚式と呼ぶのかなっと思って調べてみたら、35年は「珊瑚婚式」だったの!
 あまりにもタイムリーで不思議な偶然でうれしくなっちゃった!
 だからなのよ、すぐに今回のこの旅行の計画を始めたってことなのよ。

 もちろん、帰り道にムーンビーチにも寄ってきたわよ。
 ここのホテルはレストランからすぐにビーチの降りられるロケーションが最高!
 万座ビーチは何故なの分からないけど珊瑚がほとんど打ち上げられてないんだたけど、
 ここにはいっぱいあって珊瑚拾いが楽しい・・・フリマで買った島ぞうりが大活躍。
 セブンは「散骨を練習しているみたいだ~」なんていいながらも楽しそう・・・。
 でもさ、私のしてほしいのは「散骨」なんだから、拾うんじゃないのよ!
 


3-8 那覇へもどろう!

2007-11-13 16:46:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

 時計は午後4時をすぎている。
 今夜の宿泊は那覇のホテルだから道路が渋滞する前にホテルに着かなくっちゃだ。
 ムーンビーチから石川I.Cに向って沖縄自動車道(高速)を利用することに・・・。
 三女から「安いし、すいてるから運転し易いわよ」の情報アリ。(那覇まで600円)
 
 この写真の「中城村」って「なかぐすく-そん」って読むのよ。
 沖縄の地名は本土と違う読み方をするからちゃんと勉強しておかないと恥ずかしい。

 1日目に通った「豊見城市」は「とみぐすく-し」、「玉城」は「たまぐすく」。
 だからといって「城」を「ぐすく」と覚えるのは間違いで、
 2日目に通った「与那城」は「しろ」と読んで「よなしろ」なのよね~。ややこしい。

 そこで問題! 「南風原」「与那原」「読谷」「北谷」は読める?

 え~と、写真が小さいけど、道路の両脇の家が見えるかなぁ~?
 沖縄の家ってコンクリート造り多くて、ほとんどが白っぽい色で塗装してあるの。
 だからだと思うんだけど、日本の田舎の風景とぜんぜん違って外国みたいに見える。
 
 4時30分、那覇I.Cに到着・・・。いよいよです。あの方が・・・!

 
   クイズの答え・・・はえばる、よなばる、よみたん、ちゃたん


3-9 えっ? そうよ! 福田さんよ! 

2007-11-12 17:21:00 | 珊瑚婚記念旅行日記
 
 もうほんとに信じられない出会いです!
 われらが愛する「浦和レッズ」の福田正博さんと偶然にお会いできたのです。
 この偶然、ほんとうに神さまからの「結婚記念日のプレゼント」としか考えられません!

                                          

 カーナビにインプットした「沖縄ハーバービュー・クラウンプラザホテル」までは、
 那覇I.Cからだとたぶん10分かからないくらいはずなんだけど、
 このホテル、超有名&超名門ホテルなんだけど立地がすごく悪いみたいで、
 カーナビが案内する道は「ここなの~?」って思うくらいの路地ばかり。
 どうやら、大通りに面してないから一方通行やらの交通規制がある地域みたいなんです。
 
 やっと、たどり着いたと思ったら、宿泊者用じゃない駐車場に案内されたりで、
 ちょっと時間のロスをしたんだけど、このロスが神さまが作ったロスタイムだったのよね。

 正面玄関に戻って係り員に車を預けてからフロントへ・・・。
 この旅行は私の名前で予約を入れてるから、チェックインするのはいつも私の役目。
 書類を書きながらも、後方左手からの人の流れを背中で感じている私・・・、
 左斜め後ろにいたセブンが「福田じゃないか?」って小声で私に耳打ちして・・・、
 わぁ~、そうよ!と思った瞬間、私、書類をほったらかして彼の近くに進み、
 「失礼ですが、福田さんですか?」って声をかけていました。
 「はい、福田です!」とはっきりとした明るい声。
 透かさず私、「私たち、レッズが大好きなんです。握手してください。」 

 福田さんは最初に私と、次にセブンと、とても力強く握手してくださって、も~感激!
 私は「写真」ってひらめいて、「写真もお願いしてもいいですか?」とお聞きして、
 最初は私、次にセブンと記念撮影・・・これがこの写真です。

 写真を撮った後もしばらく立ち止まってお話もしていただきました。
 私たちは息子が三人いて小学校からずっとサッカーをしていたこと、
 家族揃ってスタジアムにも応援に出かけていること、
 福田さんが指導者に就任されたことを喜んでいること・・・。

 福田さんは私たちが矢継ぎ早に話しかけても嫌な顔ひとつされずに、
 ずっと笑顔で私たちの目を見ながらていねいにまじめに対応してくださいました。
 「じゃあ、息子さんたちはみなさんご結婚されて?」とまで・・・!

 ばんざ~い!
 みんなが結婚していてほんとうに良かったって思った瞬間でした。
 息子たち、新娘たち、みんなにもサンキュ~!
 

 
 翌朝の「琉球新報」によると、20日に糸満市の陸上競技場でイベントがあったらしいです。
 サッカー元日本代表とともにサッカーを楽しむ宝くじスポーツフェア「ドリームサッカー」。
 私たちがホテルで見かけたのは福田さん、本田さん、澤登さん、永島さんで、(すごい!)
 ほかにも前園さん、北澤さん、相馬さんら22人が子どもたち244人にサッカーを指導とある。
 さらに市一般選抜チームとの親善試合があった模様で、2-0で選抜の勝利。
 たぶん、ここのホテルで試合後の懇親会があったのではないかと推察・・・。
 「V.I.P」の対応には、沖縄ではやはりこのホテルなんでしょうね。

3-10 家族もびっくり!

2007-11-11 17:50:00 | 珊瑚婚記念旅行日記
                    Can you see the harbor?

 部屋に案内される途中も、私、あの方との衝撃的な出会いの興奮で舞い上がってて、
 客室案内係の人に福田さんの偉大さを伝えるんだけど、ここは沖縄、
 Jリーグのことはあまり関心がないみたいね。福田さんなのに・・・もったいな~い。

 部屋に入ってすぐにカーテンの向こうをのぞく・・・。(コレ、お決まりの行動)
 ふ~ん、ここ、「ハーバー・ビュー(港が見える)」という名前のホテルのはずよね。
 ちょっと不当表示?・・・でも、そんなに小さいことはいいんです! 
 今は、一刻も早くこの喜びを息子たちに電話して知らせなくっちゃです。

 まず、我が家一番のレッズ・サポの三男。・・・出ない。
 次に長男。レッズの地元・浦和在住。・・・出ない。
 次に三男同様の強力サポの三女。・・・出ない。
 今日は日曜日だから、どこかの遊び場で夢中になってるのかもだけど・・・出ろよ~!

 二女なら子守の最中だからいるはず・・・。やっと出てくれた、ほっ。
 二男のところは「清水エスパルス派」(息子たちは埼玉と静岡のハーフだからね)、
 「浦和」に関しては多少の温度差があるんだけど、サッカー好きはおんなじ。
 二女は私の幸運にびっくりした声をあげて、電波から私の興奮を吸い取ってくれたよ。

 次に打つ手はメール攻撃しかない・・・。

  witch めちゃすごいニュースがあります! 
        私の神さまは、なんとおつな計らいをなさいますこと・・・。 
        わぁ~、キャ~、聞きたい?
  長女 パチンコで大当たり?
        77歳のおじいちゃんと友だちになった? 777円拾った?

  witch ば~か!ぶー!
        今もまだ興奮状態なのよ~。30分くらい前にね、
        那覇のホテルにチェックインしている時にね、すごい人に遭遇・・・。     
        誰かって? その人の名はMr.REDS・・・そう!福田さん! (中略)るんるん。
  長女 すげ~!すげ~! 恐ろしい魔力だ!
        あとで(写真)おっきくしよう!
  二女・・・(夕食中に返信アリ)
        電話に出られなくて、スミマセンでした~
        家の模様替えに真剣でした。
        福田に会ったんですね! すっご~い!!   
        珊瑚のお祝い旅行にふさわしい出会いですね
        ふたりの沖縄旅行がうらやましくて、
        私たちは近所の沖縄料理屋さんに来ました。(沖縄そばの写真付き)

 私たちの興奮の実況中継でした、伝わりましたか~? (無断掲載ゴメン!

                       
 え~と、説明しなくっちゃです。長女というのは長男の、二女は二男の、三女は三男の妻。
 私、どうも、長い間夫の親と同居してきたせいで「嫁」という言葉に抵抗感アリなんです。


3-11 夜の国際通りへ

2007-11-10 19:30:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

 国際通りまではもちろん徒歩よ。
 沖縄の人は歩くのがあんまり好きじゃないらしいんだけど、
 国際通りの端まで行っても2km圏内だから私たちにはちょうど距離よね。
 暑くも寒くもないし、お散歩に気持ちのいい夜よ。
 二女からのメールだと、関東地方は明日、雪が降る予報なんだってさ・・・。

 ここ、国際通りは那覇のメインストリートで、
 1.6kmにわたってあらゆるジャンルの店が並んでいるというんだけど、土産物店が目立つ。
 そんなところも、夜の気温もハワイイのワイキキとよく似ている感じがするね。

 私たちは1日目のカメラに記録した写真を手がかりにCDを探すことに・・・。(1-9参照)
 最初に入った「沖縄音楽館・ちくてん(高良レコード店)」で写真を見せるとすぐに、
 本店には在庫があることを確認してくれたのよ。対応が親切ですごく気持ちがいい。

 沖縄は失業率が「ワースト1」の県なのよね、だからよね、
 ホテルで働く人もお店で働く人も、就業できていることを真摯に受け止めていると感じるの。
 こういうまじめな若い人たちを見るにつけ、
 テレビ報道される沖縄の成人式騒動の根本にあるものっていったい何なんだろうと思う。

 「高良(たから)レコード本店」までの1km余りの道すがら、
 旅行前に読んだ下川裕二さんや仲村清司さんのディープな沖縄関連の著書にあった
 「桜坂通り」に回り道したものの、日曜日のため休業のお店がほとんど・・・。
 その時の写真がコレです。決してコワイ商売をしている場所ではないそうですよ。
 沖縄のオバアのお店が多くて、若い女性を好まれる方には不向きかもしれませんけどね。

 私たちの年齢だと、映画「東京タワー」より以前の日本をしみじみと思い出す風景でした。
  

3-12 お目当ての居酒屋へ

2007-11-09 20:25:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

 次に、私たちは那覇の国際通り裏通りの居酒屋「まんまる商店」へ・・・。
 11月に友人と一緒に沖縄に行く前に三男夫婦から教えてもらったところなんだけど、
 お店の雰囲気も、お料理も、マスター(子どもと同じくらいの年)の人柄も、
 私、すごく気に入っちゃってセブンをどうしても連れて行きたかった居酒屋さんなのよね。

 「まんまる商店」ってね、外装も内装もいい感じなのよ。
 昭和30年時代を思わせのよ。
 (現実のあの当時はこんなにカッコよくなかったよ。もっと、ぼろっちいの。

 特に私の好きなのは入り口の、わざと低い昔風のガラス戸。
 頭を下げながら引き戸を開けるとね、
 お店に足を踏み入れる前に、奥から店員さんの声がかかるのよ。
 「あたまに、気をつけてくださ~い」ってね。コミュニケーションの始まりよ。
 心がほっこりして、笑顔になって、カウンター席に着くわけよ。いいでしょう?


3-13 「まんまる」メニュー(1)

2007-11-08 20:34:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

  (2/10)

 「まんまる」の看板メニューは「炭火焼き」で、
 30種類以上の串焼きがあるんだとか。(参照↓)
  http://www.okinawakuukan.com/index/shop/food/naha/manmaru/

 まず最初はお通し。「キャベツの油みそ添え」(写真・上)
 すぐ出てくる早さもいいし、味も「おっ!うま!」 油みそと野菜の相性は感激ものよ!
 お店の手作りだからだけど、前回のと油みその味がちがったのよね~。
 今度のは、ゆるめ、薄味。わたし的には、前回の方が好きだったなぁ。
 「まんまる」の味を求めて何軒も味見をしながら「油みそ」を買ったくらいなんだからね。
 次回の時は、そこんとこよろしく!

 下は「島豆腐の塩辛のせ」・・・正式名は不明。
 島豆腐に、鰹の塩辛・スクガラスの塩漬け・イカの塩辛をトッピングしてあります。
 島豆腐の濃い大豆の風味と三種の塩辛が微妙なバランスでおいしいんです。
 塩辛の強い味に豆腐の味がぜんぜん負けていないんだから、沖縄の豆腐はスゴイ! 

 どちらも、オリオンビールにも泡盛にも相性抜群! よって結論、酒が旨い!


 
  油みそ・・・「アンダンスー」といい沖縄のソウルフードと言うべきものです。
        豚肉を味噌で炒めたお袋の味の代表選手。各家庭の常備采。
        おにぎりの具の定番だし、お茶うけにも、こうして野菜に添えても Good!、
        炊きたてご飯に載せるのも Good! 野菜炒めの調味料にもいいらしい。

  島豆腐・・・味の違いは、製法が違うからです。生絞り法といいます。
        本土の煮取り法の豆腐が「絹子ちゃん」なら島豆腐は「野武士」。
        訳あって本土豆腐に仕官できないが豆腐の正統派武士道をわきまえている、
        そんな感じの味・・・早い話、大豆の味わいが深いのよ、わかる~?
        ちょっと塩味がついています。(古式正統派は海水を「にがり」に・・)
        温かい状態で売っています。水に漬かっていません。ビニール袋に入り。
        
  スクガラス・・・アイゴの稚魚の塩漬け。
          うちなーぐちでスクは稚魚、ガラスは塩漬けのこと。
          アイゴの漁期は7~8月。この漁が沖縄の夏の年中行事だとか。
          この時季の新鮮なものは生で食べる楽しみがあるらしい。

      =参考書籍= 「沖縄の美味(うまい)のナ・ン・ダ」
                     沖縄ナンデモ調査隊・著(双葉文庫)  
 

3-14 「まんまる」メニュー(2)

2007-11-07 20:47:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

   (2/11・セブンの誕生日)

 まずは写真手前の「そーみんちゃんぷるー」から・・・。
 私ね、これを三男から「うまい!」って聞いていたのよね。
 夏の冷やし素麺が大好きな私だけど、野菜と炒めるなんてことしたことがなかったから、
 「麺がくたくたになっちゃてるんじゃないのかなぁ?」って思っていたんだけどね、
 それがね、ちがうのよね~。麺は固茹で、それも茹で立てをさっと炒めてあるから、
 こんなに細い麺なわけなんだけど、すごいの、しゃっきりしてて、おいしいのよ! 
 
 私、味に感激しちゃって、マスターに作り方を聞いちゃったくらい。
 「すみませ~ん。質問してもいいですかぁ~?」
 今回もまた質問・・・味の決め手のポイントを2回も伝授していただきました。

 ねえ、写真の「もやし」をよ~く見てくださ~い。
 根をきれいにとってあるでしょう~? この下ごしらえが味には重要なのよ。
 私ももやしを使う時は必ず「根っこ取る派」だからね、その違いが分かるんさ~。
 昼間行った牧志公設市場の店頭でも、オジイとオバアがもやしの根取りをしていたし、
 沖縄ではごく当たり前のことなのかしらね~? だったら、これは、うれしいさ~。
         (2/19) 最新(?)もやし情報あります。コメントを読んでね!  

 写真の上は、「まんまる」イチオシの炭火焼き・・・。
 豚肉のアスパラガス巻きとえのき巻きです。
 写真には見えないけど、ほかにレバーとタマネギ焼き。いずれも「塩」で注文。
 (レバーのちょいレアな焼き加減の絶妙さは、レバー好きには特におすすめ!)
 
 この豚肉がめちゃくちゃおいしいんです! 炭火の効果だけではないはずよ。
 ふだん食べている本土の豚とは全くの別物の味わいで、格段に風味が違うんですよ。
 えのき茸との意外な組み合わせがこれまたファンタスティックで、星みっつ!

 次は定番の「ラフティー」。
 今回のは、目で見ても食べても濃い目の味つけでした。
 前回の時は、たぶん女三人組だったからなのかなぁ~、
 きれいに、そう、フレンチみたいにデコレーションして出してくれたんだけど、
 今度は、ど~んとそのまま飾りなし。べつに~、飾りなんてどうでもいいんだけど、
 もうちょっと薄めの味、煮汁の色も、前回くらいの方がよかったなぁ~。

 え~と、マスター
 「濃いのがいい」って言ったり、「薄いのがいい」って言ったりで、すみません。
 だってさ、せっかくおいしい豚肉なんだもん、濃くしちゃったらもったいない・・・。
 参考までに、前回のラフティーの写真を次に載せておきますよ~。
 
 

3-番外 「まんまる」メニュー (3)

2007-11-07 20:34:00 | 珊瑚婚記念旅行日記

                           

                    これが11月の時の「ラフティー」。

                  むさくるしい男どもには可愛すぎだけど、

                    やっぱり私は、こっちがいいな。

                     温泉たまご付きも魅力的よ。

                    でもマヨネーズはいらないかも。

                        私って、うるさいね。

                          ゴメン!