デイゴの花
「沖縄発!役に立たない写真集」さんから
昨日までの5日連続出勤の後遺症で、
今朝はストレスがたまってるのがよく分かる。
足もつってるし、やる気が何にもおこらない・・・。
それに今日は暑いのよね。31度を超えてるんだもんね。
昨日(5/22)梅雨入りした沖縄より気温が高いのよね。
こんな日はのんびりオキナワン・ミュージックに浸るのがいいよね。
そこで「島歌」の話。
当然この歌も私のPCに入ってるんだけど、
私ね、以前から、THE BOOM の歌うこの歌だけは心の琴線に触れなくって、
いい歌なんだけど、なんとなくわざとらしさが気にかかるっていうか・・・、
たぶん、彼らの歌のスタイルからは私には真意が伝わってこないのよね~。
それって、私の年齢的なことや感性の違いが原因だと思うんだけどさ・・・。
でも今日ね、「トールバズさん」の
ブログで
彼の沖縄出身の前の彼女さんが訳した歌詞に出会ってふしぎに納得!
私には半分も伝わらなかったけど、深い意味をもった歌詞だったんですね。
THE BOOM のリーダーが作った歌だからそんなの無理だけどさ、
きっと BEGIN が歌っていれば伝わったのになぁ~と思ってる・・・すみません。
では、「島歌」を聴きながら歌詞の意味を読み取ってください。(掲載申請済み)
「島唄」 作詞作曲・宮沢和史 編曲・THE BOOM
(そん時の彼女訳)
デイゴの花が咲いたから不吉な起きるかもしれないと思ったら
暴風のように飛行機の轟音が聞こえ、
戦艦から発射された砲撃は嵐のように振り注ぐ
デイゴの花が満開になると災害が来ると言い伝えられてるけど
咲き乱れた年に、飛行機の轟音が暴風のように聞こえ、
戦艦から発射された砲撃は嵐のように振り注ぐ
日本軍と連合艦隊との戦争の惨劇は、いつまでも続き、繰り返すさざ波が
島の周りに終わらぬように、いつまでも激しい戦闘が続く
島民に甚大な被害が及び、私達2人も運命に晒される。
森のように、高く生い茂ったサトウキビ畑の下で、めぐり合った2人が
森のように、高く生い茂ったサトウキビ畑の下で、死に別れてしまった・・・・
沖縄の民謡よ 風に乗って死者の魂と共に、世界中に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、一緒に世界中に届けて欲しい・・・
愛する人を失う、この深い悲しみを
デイゴの花が散ると、災害も収まると言うけれど
島も畑も壊され、静かなさざ波の様に日本軍はもう戦えなくなっていた。
俺達のささやかな幸せが、波の花のように泡になって消えていってしまった・・・・
森のように、高く生い茂ったサトウキビ畑の下で、沖縄民謡を歌っていた友が
森のように、高く生い茂ったサトウキビ畑の下で、戦いの内に倒れてしまった・・・
沖縄の民謡よ 風に乗って死者の魂と共に、本土の人達に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、一緒に世界中に届けて欲しい・・・この悲しき友情を
海よ、宇宙よ、神よ、・・・・・・・夕凪の様な安らぎと平和を
どうかこのまま永遠に続くことを、祈らせて欲しい
沖縄の民謡よ 風に乗って死者の魂と共に、世界中に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、一緒に世界中に届けて欲しい・・・
愛する人を失う、この深い悲しみを
沖縄の民謡よ 風に乗って死者の魂と共に、本土の人達に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、一緒に世界中に届けて欲しい・・・この悲しき友情を
沖縄の民謡よ 風に乗って死者の魂と共に、天国に届けて欲しい。
沖縄の悲劇よ 風に乗って、一緒に天国に届けて欲しい・・・
私の愛を・・・・・
デイゴの花・・・沖縄の県花。美しい花で4~6月にかけて咲く。
沖縄上陸戦の開始は4月1日。デイゴの花が咲く頃と重なる。
古来沖縄では、デイゴの花が咲き乱れる年は、南風が強く吹き、
作物が荒らされるためデイゴの花が多く咲く年は不吉な年とされている。
沖縄戦が終わった6月23日は沖縄慰霊の日。
デイゴの花が咲き終わるのもこの頃。
ウージの森・・・サトウキビ畑の事。サトウキビは背が高いためサトウキビの下で
しゃがむと、森のようになるため、このような歌詞となる。
ウージの下とは、サトウキビ畑の下に隠れるという意味もあるが、
BOOMの宮本氏に言わせれば、サトウキビ畑の下に作られた防空壕のこと。
この防空壕で、多数自決した、看護生や負傷兵、島民がいた。
千代に~八千代に~・・・千年間(ミレニアム)の事。八千代は8千年。つまり永遠の意味。
本当の意味は当時日本軍が崇拝した、君が代や天皇崇拝と
戦争への批判をこめてこの言葉を使う。
鳥と共に・・・・沖縄では、風に乗った鳥は天国と島を往来できる動物とされている。
トールバズさん、どうもありがとうございました。
もうひとつお礼と音楽の話題
オリオンビールHPの
「オリオンCM集」楽しかったですよ。
好きなのは大地康雄さんのお歳暮篇。心がほっこりいい気分になりました!
息子のだれかさ~ん、いえいえ、みんなで共同でいいんですぅ~。
ウチにオリオンビールのお中元くださ~い! セブンが喜ぶわよ~。