WINK-SHOT

ハワイと日本で撮った写真で感じた処を綴っています。愛機はCanonEos5DMarkIIIです

大刀洗平和記念館・2

2010年05月13日 | 日本の風景写真


ゼロ戦の続き。

機体のデコボコ具合に驚きます。

しかし、沈頭鋲は見事な出来具合だと思います。

これで空気抵抗と乱気流を低減させていたそうです。




作り手も乗り手も命がけで戦った結晶のゼロ戦。

やはり、華やかなデビューからどんどん時代遅れになり悲惨な運命を辿った

機体をよく目に焼き付けます・・・




かっこいいけど、考えてみれば空飛ぶ機関銃な訳で

空をぐるぐる飛び回りながら撃ち合いをしてたなんて色んな意味ですごいです・・・




で、挙句の果てには20歳前後の未熟な少年兵たちを

特攻へ乗せていった訳です。

当時の軍の上層部には反吐が出ます。

坂井三郎氏の「大空のサムライ」の中でも

特攻のシーンがありますが、心の中では犬死には嫌だという気持ちと

生きたいという本能に逆らって出撃する時は、やはり相当の迷いとモチベーションの低下は

どうしてもあったと書いてありました。

実際、頭部に被弾して片目の視力を失い、意識もほとんど失いながらも

奇跡の帰還を果たしたシーンは感動的だったし

特攻の時より坂井氏の気持ちの違いが伝わって来ました。





こんな狭苦しい、鉄剥き出しの冷たい空間の中で過酷な操縦と任務についていた

パイロット達に思いを馳せると胸が詰まりました・・・


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2 コメント

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ぉおw (むぎ)
2010-05-13 23:41:27
プラモデルでみるとめっちゃでっかいイメージだったんですけど二枚目の写真をみると想像以上に小さく思えるんですけど・・w

これって元々ぼこぼこしているんですかぁ~w
プラモデルしか見たこと無い私には・・・Usedにみえまする・・w
(ーー;)
でも渋いですw
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むぎさんへ (Hiroshi883)
2010-05-15 00:40:33
そうですね~
確かに大きい飛行機とは感じませんね。
ほんと単発エンジンの小型戦闘機です。
軽さと旋回性を第一に設計してとにかく格闘戦に勝つために作られてます。
格闘戦時代はめちゃ強い機体だったのが
一撃離脱のスピード時代に入ってから落ち目になったそうです(;_:)
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