9月25日
午前7時
朝日を浴びながら緩やかな登山道を行く。
火山灰の地に花の名残は少ない
あっけなく山頂。
今回の山旅の無事を祈願する。
ザレ場を降りトラバースすると
次の山が迫り興奮する。
岩場を楽しんで山頂。
稜線を行き
湿原を超え
三座目
そこから峠を越え
三本の沢を超える予定だったが
長雨の影響で渡渉は無理だろうと判断し分岐まで戻り
森へ分け入って行く。
小さなピークを超え
痩せ尾根を歩き
さらに森深く分け入って行く。
そしてたどり着いた宿は
裸電球と
ランプと
温泉
素朴な夕食が体にやさしい。
それ以上何もない。 何もする事のない贅沢さ。
聞こえるのは沢の音だけ。
やがて雨音とともに闇黒の夜となった。
つづく
なでしこ
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