森ふれ

体験を通して、森にふれあい、親しみます。
そんな楽しい内容を紹介します。

虫こぶ・五倍子染め

2013年04月29日 | 日記
ヌルデの木に寄生するヌルデシロアブラムシの虫こぶの事を
五倍子(ごばいし)と言います。
タンニンを多く含みインクの原料や染料として用いられ、
昔は女性のお歯黒や、生薬としても使われたそうです。

染料液は虫こぶを乾燥させ、砕いて、鍋に水を入れ煮出し、
錆びた釘と酢で作った酢酸第一鉄の媒染液と合わせて使います。

今回は煮出したフシ液で、紙に好きな絵や文字を書きます。


よく乾いてから媒染液をスプレーで


吹きつけると~


虫が苦手であまり触れなかった虫こぶですが、
今回の体験で、染物との関係に興味が涌きます。
       
                    なでしこ
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セラピーロードのチップ敷き

2013年04月28日 | 日記
草津森林療法協議会のセラピーロードチップ敷きに参加しました。
作業は4/26(金)に行われたくさんの人が参加していました。
長野原町産のアカマツのチップを軽トラで運びます。


軽トラから下ろし、人力でナラします。


アカマツのチップの臭いが一日香っていました。
私は充分過ぎるほど満ち足りた気分になりました。
(投稿:ワイルド三太)
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冠毛(くわんもう)の質直(しつぢき) ~オキナグサ~

2013年04月25日 | 日記
春の暖かい日、少年は畑に行くのが気乗りしなかった。
道ばたに咲く花がそんな気持ちをぬぐい去った。
「ちんころばん」と言っていた。

少年は、勉学のため、一五歳で郷里を離れ都会に出た。
長じて、ビジネスの世界に入り、工場地帯やビジネス街、はたまた地方での生活も
体験した。
とある地方の風景から触発され、宮沢賢治の世界に入っていった。
文庫版の全集も揃え読んでいったが、童話はともかく詩の世界は馴染めなかった。
"良く判らない。"

ほぼ全ての著作を読んだ大好きなライターもまた賢治を深く読み込んでいた。
法華経に対する深い信仰が根底にあることも判ってきた。

歳月が流れ、少年はいつしかおじいさんになった。
郷里に戻り、アウトドアーの世界に入っていった。
この花がオキナグサということも初めて知ることとなった。


賢治の詩集「春と修羅」におきなぐさがあるのを知った。

   風はそらを吹き

   そのなごりは草をふく

   おきなぐさ冠毛(くわんもう)の質直(しつぢき)

   松とくるみは宙に立ち

     (どこのくるみの木にも

      いまみな金(きん)のあかごがぶらさがる)

   ああ黒のしやつぽのかなしさ

   おきなぐさのはなをのせれば

   幾きれうかぶ光酸(くわうさん)の雲

まったく寄りつくことも出来なかった世界をいくらか理解できたようだ。
体験や出会いが一本の糸でつながる。
オキナグサ・・・これから先どんな出会いが待っているのだろう。
(投稿:ワイルド三太)

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一人静

2013年04月23日 | 日記
名前の由来は、静御前が舞っている姿に見立てたことから。
やわらかな木漏れ日を受け咲く姿はとっても清楚です。


静御前は、源義経の恋人。
義経と別れ、敵対した頼朝に鶴岡八幡宮で
舞を命じられ義経を慕う唄を歌いました。
そんな静の気持ちなのでしょうか、
“一人”と付くけど、ひとりぼっちが嫌いなさみしがりや。
だって必ずみんなと一緒。群生して咲きます。
                 なでしこ
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季節外れの黒斑スノーシューイング

2013年04月22日 | 日記
4/20の雪で季節外れのスノーシューイングになりました。
通常は、この時期であれば、スノーシューもアイゼンも要らず登れます。
新雪ラッセルは大変でしたが、思いがけず、真冬の光景に出くわしました。

こんな光景も二~三日で変わってしまうでしょう、桜が咲くか咲き終わった時期ですから。
5/11(土)は、夏山シーズンを告げる浅間山山開きです。
(投稿:ワイルド三太)
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