浅間山の周りに暮らす群馬・長野の住人にとって山から煙を
出すのは見慣れた風景であり、何ら不思議なものではない。
(11/28 東方 二度上峠(にどあげとうげ)から)
あるとき、「煙を出す山を見たのは初めてだ」と言われた。
・・・あーそうか、煙を常時出している火山は、桜島や阿蘇など
いくつもない。火山大国ニッポンといえども火山は偏在している。
赤城、榛名、武尊、子持、小野子、鼻曲、御飯(おめし)、白根、
四阿(あずまや)などわが群馬はたくさんあるけど、火山のないところだってもちろんある。
ましてや噴煙(けむり)を出す山(火山)は少ない。
煙の正体はほとんどは水H2Oと二酸化炭素CO2であると言われてる。
煙の量が多いのは活動が少し活発化している証拠らしい。
噴煙に含まれる成分量の測定や地震計、傾斜計などに加え目視(監視カメラ)も
作動している。
噴煙の量は少し多いけれど観測体制が整い、火山の性質も比較的よく分かっている浅間山だ。
今、ジオパーク構想が進められている。
(投稿:ワイルド三太)