森ふれ

体験を通して、森にふれあい、親しみます。
そんな楽しい内容を紹介します。

霊山たけやま(嵩山)

2013年10月26日 | 日記
嵩山は死者の霊が集まる神聖な「霊山」として信仰を集めています。


嵩山合戦
永禄六(1563)年、真田幸隆率いる武田軍により岩櫃城が落城。
城主の斎藤憲広、憲宗父子は越後の上杉謙信を頼って落ち延びたが、
末子の18歳の城虎丸(じょうこまる)は嵩山城に立て籠りました。
その後越後から戻った兄憲宗と、岩櫃城の真田幸隆を攻撃。
一旦は和議となるが戦闘は嵩山城に移り激戦の末、憲宗は自刃、
城虎丸は「大天狗岩」から身を投げ、一族は滅び落城。
それから140年後、犠牲者の供養のため坂東三十三番の観音像が建立されたそうです。


三十三体の観音様は、表登山口の第1番から、大天狗岩の先の烏帽子岩、五郎岩まで点在しています。
胎内めぐりや一升水あたりは落石等で立ち入り禁止区間があり、現在は全部にお参りすることはできません。


小天狗から見た霧の不動岩です。今回は雨のためクサリ場は危険なので登りませんでした。


大天狗のクサリ場です。


何本も続きます。けっこうスリリング。


嵩山最高峰789m 女岩にも短いクサリがあります。


女岩山頂から見た烏帽子岩も霧の中でした。


観音様や城址を巡りながら、歴史に触れる事の出来る山です。
今回は雨で景色を楽しむことはできませんでしたが、
眺望もよく植物も豊富で、標高差も少ないので簡単に登れますが、
岩場クサリ場もあり、色々な楽しみ方のできる嵩山です。

登山マップでは、所要時間2時間30分とありますが、
今回は観察が目的でもあったので、5時間のんびりと楽しんできました。

              なでしこ
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