「庭の千草」が聞こえて来る!
「野菊の墓」(伊藤左千夫)を思い起こす!
「庭の千草」歌詞
(一)
庭の千草も 虫の音も
枯れて淋しく なりにけり
ああ白菊 ああ白菊
一人遅れて咲きにけり
(二)
露にたわむや 菊の花
霜におごるや 菊の花
ああ あわれあわれ ああ白菊
人のみさおも かくてこそ
(アイルランド民謡「The Last Rose of Summer」(夏の名残のバラ)
明治17年 里見義:訳詞)
注)霜におごるや:傲霜(ごうそう) 霜をしのぐ
漢詩 菊残猶霜傲枝有 読み下し:菊残(そこなわれて)猶(なお)霜に傲(おごる)枝有り
「野菊の墓」(伊藤左千夫)
野菊のイメージは野紺菊。
花言葉:「忘れられない想い」
「長寿と幸福」
バラを菊とイメージした里見義、野菊をモチーフにした伊藤左千夫、
我が家の雑草・野紺菊ノコンギク、「詩」を奏でる!
(投稿:ワイルド三太)