シルクざっと見 その８

71 トレジャーステイトの19
配合 A・父母のポテンシャル C
スクリーンヒーロー産駒。意外に面白い配合。スクリーンヒーローにはサドラーズウェルズ、ニジンスキー、Danzigあたりが合うと思ってますが、母トレジャーステイトはサドラーズウェルズとDanzigを持ち、ニジンスキーと3/4同血のFar Northを持ってます。さらにいえば、父のOasis DreamがNever Bendの4×4のクロスをもつので、トレジャーステイトとしてはLalun 6・6×5。サドラーズウェルズのLalunやSpecial（の中のNantallah）、Far NorthのFlaming Page、DanzigのCrafty Admiralなどはすべてスクリーンヒーローの母系の奥のモデルスポートと脈絡するもので、ぎっしり詰まってるかんじがします。

72 バシマーの19
配合 B・父母のポテンシャル E
個人的に好きなトーセンラー産駒。Burghclere 4×3がとにかく光る。

73 ジュピターズジャズの19
配合 B・父母のポテンシャル E
父オウケンブルースリ。オウケンブルースリ×サンデー×アンバーシャダイ。坂東牧場生産。ジャンポケ好きなので期待したいところ。とにかくノーザンテーストと米血を入れたいので、アンバーシャダイは結構良いのでは。ただ、母高齢で父と母のポテンシャルが低いので、高い評価はもちろんできません。

74 リプリートⅡの19
配合 D・父母のポテンシャル B
ガリレオ×マクフィ×Banks Hil（Dansiliの全妹）というすごい配合。日本では走らなそうですけど。

75 （外）アイムユアーズⅡの19
配合 E・父母のポテンシャル D
牝馬ですし、血統的にはどう見ても重いです。矢作厩舎なので、何か光るものがあるのかもしれませんが・・。

以上でざっと見終了です。キャロットも今年の募集予定馬発表しましたけど、シルクに比べるとちょっと見劣りするラインナップでした。おそらくですが、全体としては2019年産はシルクのほうが活躍する気がします。キャロットだけの会員なんで、残念な話ですが・・。それにしても、ディープ・キンカメが逝ってしまったいま、カナロア１強になるとも思えず、またサンデーサイレンス亡きあとのような、毎年リーディングが変わるような激しい競争の時代になるのかもしれないですね。