新種牡馬考察 カリフォルニアクローム

2022-02-28 21:22:00 | 血統
カリフォルニアクローム
2020年度種付け料:400万円
2020年度種付頭数:143頭

カリフォルニアクロームは2014年と2016年の全米年度代表馬。27戦16勝。G1 7勝。圧倒的な競走成績です。

血統は、A.P.Indy系Lucky Pulpit × ミスプロ系Not for Love × Polish Numbers × Sir Ivor × Vaguely Noble。母がNumbered Account 3×3、もっといえばDance Nmber≒Polish Numbers 2×2というすごいニアリークロスを持ちます。ただ、近親に活躍馬はおらず、まったく良血ではないです。雑草血統と言ってよいと思います。アメリカに残した産駒もあまり走っていないようで、こういう血統背景から日本に売られたのでしょう。

配合については、明確にダートを狙った配合のほうがいいと思います。たぶん、日本の芝では厳しいと思うので。

1 緊張→緩和の流れなので、次は緊張のほうがいいのかもしれません。クロスをつくるか、母が強いクロスをもっててもよいのかなと思います。

2 Woodmanの母プレイメイトはNumbered Accountの全きょうだいなので、Woodman持ちは面白いかも。もちろんPrivate Account持ちも注目。

3 父のLucky PulpitはUnbridled’s Songの近親にあたります。祖母が同じ、母同士は3/4同血。その意味では、Unbridledの血を入れるのは面白いかも。エンパイアメーカー持ちに注目。

個人的な好配合馬

デイジーメーカーの21
カリフォルニアクローム×エンパイアメーカー×クロフネ×サンデー×Woodman。Woodmanの母プレイメイトはNumbered Accountの全きょうだいなので、Numbered Account=プレイメイト 5×5×6。これだけでなく、エンパイアメーカーが持つMagicとSex AppealはいずれもNumbered Accountと同じくBuckpasserとWar AdmiralとLa Troienneの組み合わせなので、Numbered Account=プレイメイト≒Magic≒Sex Appeal 5×5×6×5×6。

ジャジャマーチャンの21
カリフォルニアクローム×アドマイヤコジーン×Woodman。Numbered Account=プレイメイト 5×5×4。これに加えて、Cozzene 3×4。兄に出資してますが、この馬も面白いです。

コメント
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