整列機とは?

部品供給方法、部品供給装置のいろいろ

インターネプコン(展示会)の準備

2018-01-17 14:41:08 | 効率アップ
今日から現在東京ビッグサイトで、
インターネプコンが開催中です。

インターネプコンの準備に、昨日と一昨日、
ビッグサイトの方へ行って来ていました。

そのせいもあって、ブログの投稿はどうしても
頻度が落ちてしまいます。申し訳ありません。

本題に戻りまして、ブースの場所(コマ)を
確保していますから、そこにデザイン業者が
展示スペースを組み立てます。

とは言え、金曜日のインターネプコン終了後、
すぐに壊し始める事になりますので、
ほとんどが張りぼてですけどね。

しかし、展示品を動かすための電気配線やエア配管、
さらには電話線や、場合によってはLANの配線なども
必要です。

展示場がほぼ出来上がって来たら、展示品の搬入に
なりますが、大きな装置を展示する会社だと、
大型のトラックで運び入れます。

ウエステックの場合は、一番大きな整列機でも、
手で押して移動できる大きさ・重さですので、
それほど大変ではありません。

ただ、組立作業中のブースが多いため、
広大な展示場内は、その通路に資材やら台車やら
展示品やら破材やらが所狭しと置いてありますので、
移動は大変です。下手をすると、人が手ぶらで
間を通り抜ける事すら難しくなっている通路もあり、
回り道したり、ちょっと失礼して他社のブースの中を
横切ったりしないと、目的地までたどり着けない
事すらあります。

産業機械系の展示会ですので、展示品がそれなりに
大きい会社が多いです。大企業ですと、
その大きな展示品を何台も展示しますので、
結構大変です。障害物が点在している
通路を通るのは至難の業です。

場合によっては、朝4時くらいから搬入作業を
始めるようです。通路が狭くても、それなりに
搬入作業ができる会社は、朝8時くらいから
始めます。

ちなみに、インターネプコンは毎年1月の
中旬~下旬が開催期間です。つまり真冬で、
一年で一番寒い時期です。しかも海の近く
ですから、風通しが良く、寒いのなんの。

インターネプコンの会期中は、巨大な展示会場も
お客様(来場者)のために暖房が効かせてありますが、
前日や前々日の準備作業中は、出展企業の社員や
運送業者,デザイン業者,大工さんや電気屋さん
とかしかいないので、暖房はかなり緩めです。
じっとしていると寒いですが、作業をしていると
(身体を動かしていると)、何とか寒くない、
というレベルです。

インターネプコンは、併設展も合わせると、
東京ビックサイトのほぼ全館を使い切ります。
かなり広大です。しかし、準備期間中は
出展者や業者しかいないため、動く歩道は動いて
いませんし、下りのエスカレータも止まっています。

食堂も用意してある食事の量が少ないため、
早く昼食を取らないと、人気のメニューの食事は
すぐ売り切れてしまいます。

展示機械数台の動作確認や、その他の展示品の配置、
ビデオを流すための大型モニタを高い位置に固定し、
カタログなどの資料を所定の場所に置いたり、
販促グッズなども用意します。

商談コーナーに来るお客様のために、
お茶や暖かい飲み物なども用意します。

デザイン業者も、複数の出展企業のブース製作を
かけ持ちしている場合が多いですから、
大工さんがLEDパネルをブースの壁に
掛けてくれないと、電気屋さんが配線できないけど、
大工さんが今他のブースの作業で手が離せないので、
30分ほど待たなければならない、ですとか、
商品陳列棚が組立られておらず、設置場所と
設置寸法をその都度指示しなから、大工さんに
組み立ててもらって設置する、といった事が
一日中続きます。

早く終わらせて、電車が通勤ラッシュになる前に
帰りたい、と思っていても、なかなか思い通りに
行かないのが普通です。作業の合間に無駄な
待ち時間が発生します。

ウエステックのブースの広さは2コマだけなので、
約6m四方です。決して広くはないのですが、
それでも準備はやはり2日間は必要です。

インターネプコン開催前日は、会場の放送用の
マイクのテストのために、「アーハハッツ、
オーホホッ」というアナウンスがほぼ一日中
流れています。「只今マイクのテスト中」では
ないんですよね。

インターネプコン最終日に、終わった後、
出展企業のほとんどが、東京ビッグサイトの
近くにある飲食店で、打ち上げを行います。
どこもメチャクチャ混んでいます。

そして、展示会場で使うために購入した食券が、
打ち上げの支払い時にも使えます。
1枚千円のプリペイドカードになっており、
それをお得意様に渡したりするのですが、
展示会で余った食券を、契約している店であれば、
お金と同じように使えるのです。

展示期間中の様子は、皆さん来場すれば雰囲気を
感じられると思いますが、準備する様子などは、
それこそ出展担当者でないと知る事は滅多にない
かと思いますので、今回は出展の内情を
投稿してみました。


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