『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

中京、貧打病ナルモ辛勝ス

2008年04月27日 | 趣味(高校野球観戦)

 中京000000010 1
 土商000000000 0
 中京は10安打を放ちながらわずかに1得点。
 今春季大会二度目の1-0完封勝ちと書けば何か渋い勝ち方のやうですが、内容的にはウルトラ貧打戦なのでした。
小生がいう貧打は勿論安打数も関係しますが、今日のやうに適時打が出ずに得点につなげられないやうな試合のことも含みます。
 毎年見てきて言えることは中京の負けパターンはだいたい決まっているということです。それは具体的には以下のやうな状況をいいます。
打てないなら打てないなりにセフティバントをして活路を開くなどの攻撃の工夫がない。また好球を打たずに難しい球に手を出し凡フライかひっかけたやうなゴロを繰り返す。簡単に打ちにいき、へたをすると数球でチェンジなんてときもあります。いやらしさ、粘りがなく、相手が「なにかやってくるんじゃないか」と警戒心をいだくこともないやうな淡泊な打撃。そして内野の失策。(過去4年、夏の大会はすべて失策が失点につながっています。)
以上のやうなときはまず負けなのです。したがって今日も攻撃だけを見れば負け試合の部類に入ります。
 それがぶっ倒れなかった(コールドで大敗すること)のは、ひとえに投手陣のがんばりのおかげなのです。
この春季大会の最大の収穫は加藤が3つ目の柱として成長しそうだということです。市岐阜商、土岐商相手にあれだけ投げることが出来れば”合格”でしょう。
そして滝川が地味ながら今大会はいい投球をしました。とくに今日は巧さがありました。ピンチで出てきても動じない精神力はやはり昨年からの経験によって自信がついているからでしょう。

 さて春季大会で中京の”病状”が明らかになりました。適切な”処方箋”はスタッフの方々におまかせして、小生達のやうな私設応援隊はひとえに回復を祈るばかりであります。夏は打てなければ勝てません。


 


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